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クラウドソーシングのセキュリティと品質を大幅向上へ

2015.02.16

2015 年 2 月 16 日

<各位>

株式会社リアルワールド(コード番号:3691)

代表取締役社長 菊池誠晃

 

クラウドソーシングのセキュリティと品質を大幅向上へ

~専門性・機密性の高い業務の受託環境整備を促進~

 

 国内最大級のマイクロタスク型クラウドソーシングサービス「CROWD」を運営する株式会社 リアルワールド(代表取締役社長:菊池誠晃、本社:東京都港区、東証マザーズ:証券コード 3691 以下、リアルワールド)は、クラウドソーシングの利用を考える企業のニーズに応えら れるよう、作業を行う会員の本人特定および、機密保持確認と保有資格や経歴等の取得・可視 化の機能拡張を開始いたしました。これにより、マイクロタスク型クラウドソーシングのセキ ュリティと品質レベルの大幅向上が見込まれ、専門性の高い業務や機密性の高い業務でも受託 可能な環境の整備が進むことで、今後のさらなる受注拡大が想定されます。

 

背景

  昨今、クラウドソーシングの普及が進み、矢野経済研究所によるとその市場は 2012 年度か ら 2018 年度まで年平均成長率(CAGR)60.5%という高いペースで成長すると言われています。こ れにより、企業は外注業務のコストダウンや納期の短縮を見込むことができ、仕事を行う一般 の人々は企業に勤めることなく、時間や場所にとらわれない働き方をすることが可能となって きております。 しかし、インターネットを通じて業務を委託するということに懸念を抱く企業も少なくあり ません。個人が好きな場所で好きな時に仕事を行うため、「委託業務の情報が漏洩してしまう のではないか」「顔が見えない相手に業務を委託すること自体が不安」といった声も聞かれる 現状です。 これまでリアルワールドでは、受託業務を細分化して会員に委託する「マイクロタスク」と いう仕組みを採用することで、名刺の入力や申込書の処理といった業務であっても、その機密 性を担保して参りましたが、今後より一層マイクロタスク型クラウドソーシングの領域拡大を 推し進めていくにあたり、信頼性・機密性のさらなる向上が必要だと考え今回の機能拡張に至 りました。

本人特定・機密保持確認の方法
リアルワールドの会員は「CROWD」のサービス上で、本人特定を行うことが可能です。 まず会員は自身のプロフィール登録を行い、その内容が確認可能な免許証やパスポートとい った本人確認書類をアップロードします。その後、リアルワールドにて書類の確認を行います。 照合ができた会員は、さらに機密保持確認に同意をいただくことで、「本人特定済み会員」と して登録が完了となります。発注企業は一般の会員に加え、この「本人特定済み会員」を選ん で業務を委託することが可能となります。

 

効果
今回の機能拡張により、企業は信頼性の担保された会員に対して発注ができ、機密性の高い 仕事でもクローズドで委託することが可能となります。また、本人特定と同時に翻訳や医療従 事経験等などといったスキルや、性別・家族構成などといった属性データの登録も行っていく ため、セグメント情報を活用した業務の委託も可能となり、作業精度の向上が見込まれます。 一方、会員にとっても作業可能な仕事の幅が広がるため、報酬獲得機会の拡大も期待されてお ります。

 リアルワールドは、クラウドソーシング事業者として、2017 年には 3.7 兆円の規模と言われ る BPO 市場の開拓を進めておりますが、今後はこの機能拡張の改善と同時にシステム的なセキ ュリティ環境の整備も強化することで、事業規模の拡大を一層加速させて参ります。

 

 

 

以上

 

【当リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社リアルワールド IR/PR 担当:近藤

TEL:03-5114-3580 Email:pr@realworld.jp

 

▼PDFは下記より御覧いただけます。

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08876/2d64008b/181c/4e74/8912/175032598bea/140120150216026603.pdf

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