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リアルワールド、AI(人工知能)の画像認識分野の教師データ収集を本格始動

2017.01.26

~クラウドソーシングで教師データを収集。ビッグデータ活用に向けて~

 

 株式会社リアルワールド(代表取締役社長:菊池 誠晃、本社:東京都港区、東証マザーズ:証券コード3691、以下「当社」)は、AI(人工知能)へ学習させるための、画像教師データ※1収集サービスの提供を本格始動いたしました。従来提供してきた音声教師データに続き、画像教師データを提供し、さらに精度の高いAI(人工知能)の開発に寄与してまいります。

 

 

■急速に発展するAI(人工知能)市場と開発競争の激化

 AI(人工知能)市場全体の市場規模は、2020年には23兆638億円、2030年には86兆9,600億円と、非常に高い成長が予想されています。※2

 近年、ディープラーニング(深層学習)と呼ばれる分野の研究が急速に進んだ結果、AI(人工知能)の音声認識や画像認識など、学習能力が飛躍的に向上しており、より賢いAI(人工知能)の開発を目指し、開発競争は激しさを増しています。

 

■クラウドソーシングを活用したAI(人工知能)の画像教師データを収集

 

 当社は、人や物などの被写体を指定した情報を提供しています。クライアントが従来使用しているシステムを変更することなく、当社約1,000万人の会員への繋ぎ込みを行い、短期間で大量のデータを収集することが可能です。

 人の画像認識については、人だけではなく、顔、身体、手、足など、人体のさまざまなパーツの指定が可能となっており、同時に性別、年代、動作などのタグ付けを行うことができます。

 物の画像認識についても同様に、パーツの指定やタグ付けを行うことができ、よりAI(人工知能)の学習の幅を広げることが可能です。

 このような画像教師データは人や物の最適配置の分析、車の自動運転性能の向上など、日常のさまざまな場面で活用するAI(人工知能)エンジンへの応用が可能です。

 

■今後の展望とAI(人工知能)産業の成長

 AI(人工知能)の活用分野は、ECサイトなどのIT領域から普及が始まり、今後はIoT(Internet of Things)との連携により、運輸・製造・生活分野など、さまざまな産業分野で成長していくと考えられています。

 そのような中、約1,000万人の会員数を保有する当社は、AI(人工知能)分野では音声・画像教師データの提供が可能であり、大量の教師データを短期間で収集することが可能です。

 今後、さらなるAI(人工知能分野)でのビッグデータの活用と、人工知能関連産業の技術的な発展に寄与し、事業展開してまいります。

 

■クラウドソーシングサービス「CROWD(クラウド)」

https://www.realworld.jp/crowd/client/

 

 ※1 教師データとは、AI(人工知能)へ学習させる際に用いるデータのこと

 ※2 EY総合研究所「人工知能が経営にもたらす「創造」と「破壊」2015」より

 

以上

 

株式会社リアルワールド AI商品担当:上田

TEL:03-5114-3580 Email:ueda_appointment@realworld.jp

 

株式会社リアルワールド IR/PR担当:廣永

TEL:03-5114-3580 Email:pr@realworld.jp

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