先進医療とはどんな病気に必要か?注意点も解説

「先進医療ってどんな治療なんだろう?」「費用はどのくらいかかるのかな?」と疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

とくにがん保険には先進医療特約を選べるものが多く、付帯すべきなのかどうか悩みますよね。そこで今回は、先進医療とはどのようなものか、適用となる病気や費用など解説していきます。

特約の必要性や付帯する際の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

先進医療とは|どんな病気に行われる?

先進医療とは何かスマホで調べる女性

先進医療とは、厚生労働省が認めた高度な医療技術を用いる治療方法です。大学病院で研究・開発された新しい治療法で、実績が認められたものが先進医療として扱われます。

MM令和3年11月時点で約83種類※1もの治療法が存在しています。

この先進医療は、どこの医療機関でも受けられるわけではありません。先進医療が受けられる医療機関は決まっています。現在実施が認められている医療機関は833施設※2です

先進医療を受けられる医療機関の詳しい情報は厚生労働省のHP※2で確認できるので、チェックしてみてくださいね。

先進医療が適用となる病気

先進医療は高度な医療技術を用いる治療方法のため、特殊な病気に用いられるものなのだろうと思う人もいるかもしれません。

しかし、先進医療は誰もが聞いたことのあるさまざまな病気に用いられています。

たとえば、子宮腺筋症・全身性エリテマトーデス・末期腎不全などは先進医療での治療を提案されることがあります。

先進医療特約を知りたいなら 無料保険相談窓口
おすすめ4選をチェック

子宮腺筋症

先進医療について調べる女性

子宮腺筋症とは、子宮内膜に似た組織が子宮平滑筋にできてしまうものです。発症の原因は不明ですが、出産や帝王切開などを経験した女性に多いといわれています。主な症状は月経過多や月経痛です。

MM女性ホルモンであるエストロゲンが悪影響となるため、閉経するまでは悪化の一途をたどるといわれています。基本的な治療は服薬です。

以前までは薬での治療で効果が出ない場合、子宮全摘術・子宮内膜焼却術といった選択肢をとるしかありませんでした。

現在は子宮腺筋症の先進治療では子宮全摘などをする必要なく、腺筋症の原因組織のみを切除できる優れものです。

出典:一般社団法人 日本内分泌学会「子宮腺筋症」より
出典:厚生労働省「先進医療の各技術の概要」より

全身性エリテマトーデス(SLE)

先進医療についてパソコンで調べる男性

本来なら細菌やウイルスから身体を守るために働く免疫が、自身の身体を攻撃してしまう病気。SLEとも呼ばれています。発熱関節炎発疹口内炎脱毛などが主な症状です。

注意!
心臓や肺に病変ができるなど、命の危険にさらされる場合もあります。

通常は副腎皮質ステロイドで自己免疫を抑える治療が行われます。

先進医療の場合、初回のステロイドの投薬開始と同時に、クロピドグレル硫酸塩、ピアバスタチンカルシウムおよびトコフェロール酢酸エステルを併用して投与されます。

先進医療を取り入れることにより、大腿骨頭壊死の発生抑制を図れます。

先進医療特約を知りたいなら 無料保険相談窓口
おすすめ4選をチェック

公益財団法人難病医学研究財団「全身性エリテマトーデス(SLE)」
厚生労働省「先進医療の各技術の概要」

末期腎不全

先進医療について調べる男性

末期腎不全とは、腎臓の機能が低下して血液透析腎移植をしなければならない状態を指します。先進医療は、がんの手術で摘出された腎臓を移植するものです。

腎臓がんの患者から摘出した腎臓に、修復術を施したものを腎不全患者に提供します。

社会福祉法人 恩賜財団 済生会「慢性腎不全」より
厚生労働省「先進医療の各技術の概要」より

先進医療にかかる費用

先進医療は、通常の治療法では太刀打ちできない病状にも対処できる可能性がある優れた治療法です。万一の際には受けてみようと思った人もいるのではないでしょうか。

注意!
先進医療にかかる費用は公的保険制度の対象外。かかる費用は全額自己負担となります。

ここで先進医療にかかる費用の例をみていきましょう。

先進医療にかかる技術料

先進医療にかかる費用のイメージ

先進医療治療にかかる費用は、高額になる場合がほとんどです。たとえば、子宮腺筋症の先進医療治療にかかる技術料は、1回あたり30万円程度となっています。

がんで陽子線治療を受けた場合にかかる費用は269万円程度、重粒子線治療の場合には1回あたり308万円程度かかるとされています。

公的な保険が適用されないので、これらはすべて自己負担です。

技術料だけでも大きな負担となることが予想されます。

入院1日あたりの自己負担額

先進医療を受ける際には、入院費用もかかります。入院1日あたりの自己負担額は、平均2万3,300円です。仮に10日程度入院した場合には23万3,000円かかることになります。

注意!
技術料のほかにこのような費用を負担するとなると、貯蓄が少ない人などは治療を諦めざるを得なくなる可能性も十分考えられます。
先進医療を提案された場合に、自分にとって必要な治療を選択できるようにするためには、先進医療特約でもしもの時に備えるのが大切です。

高額な医療費がかかることが予想される先進医療。保険商品のなかには、先進医療特約を付帯できるものもあります。

先進医療特約とは?
先進医療にかかる技術料にたいして保険金が支給されるもの。各保険商品ごとに上限額が設定されている。

上限額は「通算2,000万円まで」のものが多く見受けられます。通算2,000万円までカバーしてもらえるのであれば、陽子線治療8回程度、重粒子線治療も6回程度は受けることが可能です。

注意!
貯蓄が少ない人、出費がかさむ時期でお金のやりくりが大変な世代では、先進医療を受けることを諦めざるを得ない可能性が考えられます。

先進医療特約を付帯すれば、安心して治療に向き合えるでしょう。特約を付帯するのにかかる費用は数百円程度。先進医療特約を付けたからといって、保険料の負担が大幅に増えるわけではありません。

万一の際にも経済的な理由で治療を諦めることになりたくない人は、備えておくと良いでしょう。

先進医療特約の種類

先進医療について学んでいる様子

先進医療特約は以下の2種類に分かれています。

 更新型・終身型

  • 更新型:一定の期間で保障が終了するもの
  • 終身型:解約しない限り一生涯保障を受けられるもの

更新型は更新のたびに保険料が上がっていきますが、終身型であれば契約時から常に一定です。

その時々の状況に合わせて保障を備えたい人は更新型、保険料の上昇を避けたい人は終身型を選ぶと良いでしょう。

先進医療特約は必要か?

先進医療にかかる費用

厚生労働省の調査によると、平成29年10月時点のがんの入院患者数は142万2,000人※1。陽子線治療の実施件数は1,196件※2、重粒子線治療をした件数は703件※2となっています。

これをもとに先進医療を受けた人の割合を算出すると、0.1%にとどまります。がんで入院中の1,000人に1人が受けている程度です。

この数字を見ると、先進医療を受けることになる可能性はそこまで高くないと思う人も多いでしょう。

注意!
しかし、がんになった場合には先進医療を受けずに済むとも限りません。
もし、がんの治療で陽子線治療や重粒子線治療を受けることになった場合、数百万円と高額な費用がかかる可能性があります。かかる費用は全額自己負担です。
そのため、貯蓄が少ない人などは治療を諦めざるを得なくなることも考えられます。

万一のときに治療の選択肢を狭めたくない人にとって、先進医療費用をカバーできる先進医療特約は必要といえます。

先進医療特約を付ける際の注意点

注意点を指し棒で説明するイメージ

先進医療特約を、念のために付帯しておこうと思う人も多いのではないでしょうか。付帯するのに大きな負担にはならない先進医療特約ですが、注意してほしい点が5つあります。

先進医療特約の注意点5つ

  1. 保障を受けられない可能性がある
  2. 保障期間に注意する
  3. 先進医療にあたる治療法は定期的に変わる
  4. 立て替える必要があるのか確認する
  5. がん先進医療特約は免責期間がある場合がある

1保障を受けられない可能性がある

先進医療特約は、実額を保障してくれるものが多くなっています。保険会社によっては、治療を受ける前に連絡をして承諾を得なければならない場合があるので、要注意です。

自身の判断で先進医療を受け治療費を受け取るために保険会社へ連絡をしても、保障を受けられない可能性があります。

注意!
先進医療は、厚生労働省の認可を受けている医療機関でないと保障対象外になります。

もし、認可を受けていない医療機関で治療を受けた場合、先進医療とは認められないために保障を受けられず、全額自己負担になることも考えられます。

先進医療を受けるときには保険会社へ事前に確認をとる、厚生労働省の認可を受けている施設で治療を受けることが大切です。

2保障期間に注意する

先進医療について説明する男性

先進医療特約を付帯するときは保障期間に注意しましょう。

MM先進医療特約には、期間が決まっている更新型と、一生涯の保障が受けられる終身型があります。

更新型の場合は保障が一定期間で終了するため、一生涯の保障は受けられません。更新のたびに保険料は高くなってしまいます。その代わり、こまめな見直しが可能です。

一方、終身型は一生涯の保障を受けられ、保険料が加入時から上がらないメリットがある代わりに、保険料が更新型よりも割高になります。

一定の保険料で特約を備えたい人は終身型、こまめに見直したい人は更新型を選ぶのがおすすめです。

3先進医療にあたる治療法は定期的に変わる

現在は先進医療に入っている治療方法だとしても、この先も常に先進医療の対象になっているとは限りません。

注意!
保険診療に切り替わったり、実績が認められず先進医療から外されたりする可能性があります。

先進医療にあたる治療法が変われば、先進医療特約が無駄になってしまうことも考えられます。

必ずしも現状の先進医療に対しての保障を受けられるわけではないことを、覚えておきましょう。

4立て替える必要があるのか確認する

先進医療特約を確認する男性

先進医療特約の保険金の支払いについては、一度医療費を支払ってから請求するタイと、治療を受ける際に保険会社側が医療機関へ支払ってくれるタイプの2パターンがあります。

注意!
一度医療費を支払ってから請求するタイプの場合、自身で治療費を立て替える必要があります。

立て替える必要がある場合には治療費分の貯蓄を備えていなければ、結局のところ治療を諦めざるを得なくなる可能性があります。そのため、立て替えをしなくても済む保険に加入するのがおすすめです。

また、立て替えをしてくれる保険は、保険会社指定の医療機関であることを条件にしているケースもあります。

指定の医療機関がどこなのかも契約前に確認しておくと良いでしょう。

5がん先進医療特約は免責期間がある場合がある

がんの先進医療特約には免責期間が設けられている場合があります。

免責期間とは
先進医療を受けても保険会社は支払いの責任を負わない期間のこと。90日程度に設定してあるものが多い。

がん先進医療特約を付帯するときは免責期間があるか、あるのなら期間はどのくらいなのかを確認しておきましょう。

保険相談窓口おすすめ4選|先進医療特約を知りたいなら

ここまで保険について解説してきましたが、保険は人それぞれ・家庭によって、必要な保障や金額も異なります。もしも保険について迷っているなら、無料の保険相談窓口でプロに相談することをおすすめします。

生命保険は専門分野なので、用語も仕組みも難しいものが多いですよね。

一人で悩まず、今はどの窓口もはオンライン相談を実施していますので、自宅や職場から、空いた時間をみつけて保険や今後の資金、老後生活のことなどもFP資格を持ったプロに無料で相談してみましょう。

 おすすめの保険相談窓口の選び方
  • 相談員の質の高さ
  • 取り扱い保険会社数
  • 相談場所(オンライン、店舗、指定箇所など)
  • アフターフォローの有無

上記に挙げるおすすめの保険相談窓口の選び方から、弊サイトが自信を持っておすすめする保険相談窓口を厳選してご紹介します!

保険市場

保険市場

おすすめの無料保険相談窓口1つ目は「保険市場」です。

保険市場の無料相談おすすめポイント
  • 取扱保険会社数が業界最大級の84社!
  • 東証一部上場企業で、業界のなかでも特に老舗で安心できる
  • オンライン相談可能&人気コンサルタント指名予約可能!
  • 店舗は離島除く全国にあるからフォロー体制も抜群!

無料保険相談の受付はチャットで簡単予約のほか、電話での当日予約も可能。相談件数累計52,000件※1を突破する実績と97.9%※2を超えるお客様満足度が、保険市場の質の高さを物語っています。

出典:公式サイト
※1…2021年8月2日現在

※2…2019年11月~2020年1月の期間中に保険市場 コンサルティングプラザで保険のお申し込みをいただいたお客さまの中で店舗評価アンケートにて満足度を星3つ以上と答えた方の割合

ほけんのぜんぶ

おすすめの無料保険相談窓口2位:ほけんのぜんぶ

2つ目に紹介するおすすめの無料保険相談窓口は「ほけんのぜんぶ」です。

 ほけんのぜんぶの無料相談おすすめポイント
  • 保険の相談だけでなくお金の相談全てが1本化できる!
  • 相談員の100%※1がファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を所持
  • 取扱い保険会社数35社!
  • 保険相談で豪華プレゼントがもらえる!

FPは国家資格と民間資格に分かれていますが、いずれも保険以外にもさまざまな知識を保有するお金の専門家です。ざっと挙げただけでも、以下のような内容を学習します。

  • 保険
  • 税金
  • 相続
  • ライフプランニング
  • 資産運用 など

保険募集人資格だけを持つ相談員と比較して、アドバイスの引き出しが多いことが期待できます。

また、保険の相談をするだけでプレゼントをもらえるのも嬉しいポイントです。FP無料相談の実施後、もれなく以下のようなプレゼントがもらえます。(2021年8月現在)

もれなく選べるプレゼント
  • 新潟県産精米 新之助2kg
  • ウェルチ100%果汁ギフト(9本セット)
  • い・ろ・は・す天然水
  • 久原本家茅乃舎だし8g×12袋入り無添加
  • アンパンマン砂場セット
  • ごっつん防止リュック

出典:公式サイト
※1…入社1年以上のプランナーが対象

マネードクター

3つ目に紹介する無料保険相談窓口は「マネードクター」です。

 マネードクターの保険相談おすすめポイント
  • 完全予約制の訪問型の相談窓口で予約はネット・電話に加えてLINEでもOK!
  • 相談料はもちろん無料で、オンライン相談にも対応!
  • 人生に必要なお金について相談者とプランナーが一緒に考えることができる
  • 一定の基準を満たした経験豊富なファイナンシャルプランナー(FP)のみが在籍!

パソコンやスマートフォンとネット環境があれば、自宅にいながらオンライン相談が可能です。

また、マネードクターという名称でも分かるとおり、「お金かかりつけ医」としての機能も持っています。具体的には、以下のような相談に対応しています。

マネードクターのライフプランニング
  • 保険プランの提案

  • 保険の見直し

  • 家系の見直し

  • 将来のキャッシュフロー診断

  • 子どもの教育費準備

  • 住宅ローン相談

生活のさまざまなシーンについて何でも相談できる安心感が、マネードクターの強みですね。

※出典:公式サイト

保険無料相談ドットコム

保険無料相談ドットコム

4つ目に紹介するのは「保険無料相談ドットコム」の無料保険相談窓口です。

 保険無料相談ドットコムの保険相談おすすめポイント
  • 電話・オンラインでの保険相談が可能!
  • お客様満足度は驚異の97.6%!
  • 自宅以外の希望の場所を選択可能

無理な勧誘をされていると判断した場合、店舗に連絡することで案内の終了や担当の変更などの対応が即座にとられるのも安心ポイントです。

はじめての相談で「無理な相談をされたらどうしよう……」と感じている人にもおすすめできます。

面談後にもらえるプレゼントキャンペーンの商品が豊富なのも魅力です。面談後にアンケートを提出することで後日プレゼントを受け取ることができます。

 もらえる豊富なプレゼント(一部抜粋)
  • 新潟県産コシヒカリ2kg
  • 丸大ハム煌彩セット
  • 利久の牛たん真空パック110g
  • 仙台銘菓 萩の月(6個入り)
※出典:公式サイト

よくある質問

先進医療とは?
先進医療とは、厚生労働省が認めた高度な医療技術を用いる治療法。令和3年11月時点で約83個もの種類が存在しています。
先進医療が使われる病気にはどのようなものがある?
子宮腺筋症・全身性エリテマトーデス・末期腎不全などです。その他、がんの治療でも先進医療での治療を提案されることがあります。
先進医療にかかる技術料はどのくらい?
子宮腺筋症の場合は1回あたり30万円程度※1。がんで陽子線治療を受ける場合には269万円程度※2、重粒子線治療では1回あたり308万円※2程度かかるとされています。
先進医療特約とは?
先進医療の技術料の実額を保障してくれるものです。通算2,000万円まで保障されるものが多く見受けられます。
先進医療特約に種類はある?
先進医療特約には、一定の期間で保障が終了する更新型と、解約しない限り一生涯保障を受けられる終身型の2種類があります。
先進医療特約は必要?
先進医療を受ける確率はそこまで高くありません。しかし、受ける場合には高額な費用がかかる可能性があります。治療に専念するためにも特約は大切なものといえます。
先進医療特約を付帯する際の注意点は?
保障期間の種類や保険金が支払われる方法について注意が必要です。がん先進医療特約の場合は、免責期間が設けられている可能性もあるので注意しましょう。

まとめ

今回は、先進医療の概要から先進医療特約の種類や注意点まで解説しました。先進医療は高度な医療技術を用いた治療法のことです。現状83種類もの病気に適用されています。

がんで先進医療を受ける可能性は0.1%程度とそこまで高くないですが、受ける場合には数百万円と高額な費用がかかることもあります。

先進医療特約を付帯しておけば、万一の際にも安心して治療に専念できるでしょう。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
おすすめの記事