がん保険の5つの選び方!年代別のポイントとおすすめがん保険3選

日本人の2人に1人がかかる「がん」のリスクに備えられるがん保険。万が一のために加入しておきたいけど、保障内容が複雑でどう選べば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。

もしもの時に役立つよう、慎重に選びたいですよね。そこで今回は、がん保険を選ぶ際に大切な5つのポイントを紹介します。

20~60代の年代別の選び方や、がん保険の必要性についても解説していますので、保険選びの参考にしてみてくださいね。

がん保険の5つの選び方

がん保険の5つの選び方

がん保険を選ぶ際には、以下5つのポイントに着目すると失敗しにくいです。

  1. 診断一時金タイプを選ぶ
  2. 三大治療に備えられる保障内容にする
  3. 上皮内新生物も保障に入れる
  4. 保険期間は終身型を選ぶ
  5. 先進医療特約の付帯を検討する

1診断一時金タイプを選ぶ

がん保険の保障内容には、主に以下の2種類があります。

診断一時金と入院給付金の違い
診断一時金がんと診断されたときに支給
入院給付金:がんで入院した場合に支給

保険商品のなかには、どちらも保障されるものもありますが、基本的にはどちらか一方を選ぶ必要があります。どちらかひとつに絞るのなら、診断一時金タイプがおすすめです。

入院給付金は、入院しなければ保障を受けられないというデメリットがあります。しかし、診断一時金タイプは、がんと診断されれば支給されます。
MM10年前までは入院治療が一般的でしたが、最近は通院治療も多いです。

厚生労働省の調査によるとがんによる平均入院日数は約17日となっています。20年前の平均入院日数は40日程度でした。それに比べると、現在は入院がかなり短期的になっています。

入院日数が減少した代わりに、通院患者は20年前と比較すると1.5倍程度増えており、通院治療のみの場合も少なくありません。

現在では入院給付金タイプでは保障が不足する可能性が高いです。診断一時金タイプで備えるとよいでしょう。

診断一時金の支給回数は無制限にする

がん保険の5つの選び方

診断一時金の受け取り方には、初回のみ無制限の2つのパターンがあります。

MMがんは転移・再発リスクが高い疾患です。「初回のみ」では保障が不足する可能性があります。

しかし、無制限にすると月々の保険料の支払いが高くなるのがデメリットです。保険料の負担も考慮しつつ、可能な場合には無制限に設定しましょう。

2三大治療に備えられる保障内容にする

がんの基本的な治療法は、手術・放射線・化学療法の3つです。化学療法とは、抗がん剤治療やホルモン剤療法のことを指します。どの治療法を用いるかは、がんの部位などによって異なります。

注意!
どの治療法も1回あたり数万~数十万かかるのが一般的です。さらに治療回数によって金額は大きく変動します。

がんの部位や状態によっては、治療が複数回になる可能性も十分にあります。そのため、診断一時金だけでは保障が不足するケースも多いです。

基本的な三大治療はカバーできるものを選びましょう。

3上皮内新生物も保障に入れる

がん保険の5つの選び方

がんは、悪性新生物」「上皮内新生物」の2つに分かれます。「上皮内新生物」は簡単にいうと軽度ながんです。他の臓器への転移などはなく、治療をすれば完治する可能性が高いとされています。

一方で、「悪性新生物」は体内に広がっているがんのことです。他の臓器への転移もみられます。

注意!
がん保険では、「悪性新生物」に対しては保障されるものの、「上皮内新生物」は対象外な場合があります。

「上皮内新生物」が保障内容に含まれていないと、がんと診断されても保険金を受け取れない可能性があるのです。保険を選ぶ際には、上皮内新生物もカバーされるか確認しましょう

上皮内新生物は女性特有の病気(乳がんや子宮頸がんなど)に多いとされています。女性はとくに確認が大切です。

4保険期間は終身型を選ぶ

がん保険の5つの選び方

がん保険には定期型と終身型の2種類があります。定期型は10年・20年など、一定期間で保障期間が区切られているもので、終身型は一生涯保障されるものです。

がん保険では終身型を選ぶのがおすすめ。定期型は終身型に比べて保険料は安いのがメリットですが、その代わり更新が必要になるのが大きなデメリットです。

注意!
もしも契約期間中にがんになった場合、更新はもちろん他の保険への加入もできなくなる可能性があります。

終身型であれば一生涯保障してくれるうえに保険料も上がらないため、安心してがんに備えられます。しかし、がん治療は日々進歩しているため、終身型では将来の治療法に対応できない可能性がデメリットです。

特約を付帯するなどして上手に備えましょう。

5先進医療特約の付帯を検討する

がん保険の5つの選び方

がん保険を選ぶときには、先進医療特約の付帯も検討しましょう。がん治療では基本的な三大治療のほかに先進医療をすすめられる場合があります。

先進医療とは?
厚生労働省が定めた高度な医療技術を用いる治療法。例)重粒子線治療・陽子線治療など。

この先進医療費用は公的医療保険制度の対象外。かかる費用は全額自己負担となります。たとえば重粒子線治療を受けた場合、1回あたりの治療費は300万円以上です。

先進医療による治療は、がんになったからといって必ず受けるものではありません。
注意!
もしも先進医療による治療が必要になった場合には、生活が困窮したり、治療を諦めざるを得なかったりする可能性があります。
先進医療特約を付帯すれば、高額な費用が予想される先進医療も保障されます。特約を付帯した場合にプラスでかかる料金は100円程度です。

大きな負担にはならないため、特別な理由がない限りは付帯するとよいでしょう。

年代別がん保険の選び方(20~60代)

20代の選び方

年代別がん保険の選び方(20~60代)

選び方のポイント
  • 保険料が安いものを選ぶ
  • ライフステージに合った保障内容にする

20代は、収入・貯蓄ともに上の世代に比べて少ない世代。そのため、保険料の支払いが大きな負担になるのは避けたいものです。

20代のがんリスクは低めのため、保険料の安い保険商品をピックアップして、その中から一番手厚い保障内容のものを選ぶのがおすすめです。しかし、独身・既婚・子持ちといったライフステージによっても選び方は異なります。

独身ならがんで働けなくなったときの費用をカバーできるように、既婚・子持ちなら家族の生活に支障が出ない範囲でなるべく手厚い保障を確保しましょう。

30代・40代の選び方

30~40代は子供の教育費や住宅ローンの支払いで、家計のやりくりが大変な時期。そのため、保険料が家計を圧迫しないように考えるのが大切です。しかし、男女ともに30代からがんのリスクは上昇するので注意が必要です。

注意!
万が一、一家の大黒柱ががんになった場合、生活が破綻する可能性も考えられます。

保障内容はできる限り手厚く確保すると安心です。三大治療はもちろん、通院治療や先進医療、上皮内新生物もカバーするとよいでしょう。

保障を手厚くする代わりに掛け捨て型で保険料を抑えるのもよい方法です。

50代・60代の選び方

年代別がん保険の選び方(20~60代)

がんは50歳を超えると急増するため、老後の生活に支障をきたさないように備える必要があります。50代は子供が独立したり、住宅ローンの支払いが終了したりして、資金には余裕が出てくる頃です。

がんに備えて診断一時金は高めに設定し、三大治療や入院~通院・先進医療まで幅広く対応できるようにしましょう。診断一時金の受け取り回数は無制限にすると安心です。

60代以降もがんのリスクは高いままなので、定期型ではなく終身型に加入するのがおすすめです。

がん保険は必要?不要?

がん保険の必要性

12人に1人はがんになる可能性がある

がん保険は必要?不要?

国立研究開発法人国立がん研究センターの調査によると、男女問わず生涯でがんにかかる確率は2人に1人とされています。

注意!
年齢が上がるにつれて罹患率はぐんぐん上昇しています。

がんはいつなってもおかしくない病気です。そのため、健康なうちにがん保険で備えるのは大切なことといえます。

25年後の生存率は9割を超えるケースも

がんの治療方法は日々進歩しています。そのため、すぐに亡くなる人は少なくなりました。前立腺がん・皮膚がん・甲状腺がんなどでは、がんと診断されてからの5年後の生存率が9割を超えています。

死亡率が減少したのは嬉しいことですが、完治せずに入院や通院による治療が長引く可能性もあります。

治療費がかさむケースに備えてがん保険に加入しておくとよいでしょう。

3治療費が高額になる可能性

厚生労働省の調査によると、がんで入院治療した場合、1回あたりの自己負担額は約23万円になるとされています。これだけでも大きな出費ですが、がん治療は1度では終わらない可能性もあるのです。

治療が繰り返されることで費用がどんどんかさんでいくケースも少なくありません。とくに30~50代は子供の教育費や住宅ローンの支払いなどで、出費が増える時期でもあります。

注意!
がんになった場合、治療費で子供のための貯蓄を切り崩すことになったり、生活が成り立たなくなったりするリスクについても考えておかなければなりません。

また、がん治療では先進医療をすすめられることもあります。先進医療でかかる費用は1回あたり数百万円するものが多いです。そのうえ公的医療保険制度の保障対象外であるため、費用は全額自己負担となります。

高額な費用を前に治療を諦めてしまうことのないよう、早いうちからがん保険で備えておくのが大切です。

がん保険が必要な人

がん保険は必要?不要?

2貯蓄が少ない人

がんになった場合、基本的な治療でも入院代を含めて20万円程度は自己負担となります。通院治療は1回あたり1.6万円程度です。この治療費をすぐに支払えるほどの貯蓄がないなら、がん保険で備えておきましょう。

また、がん治療は一回で終わらないこともあります。

注意!
先進医療が必要になり数百万円という高額な費用がかかることも少なくありません。

これらの費用をまかなえる自信がない人も、がん保険に加入しておくと安心です。

1がん治療の選択肢を広げておきたい人

治療の選択肢を広げておきたい人も、がん保険の加入がおすすめです。がん治療には基本的な治療法のほかに、高度な医療技術を用いる先進医療や、国に認可されていない治療法などさまざまなものがあります。

これらにかかる費用は、数百万円を超えるのが一般的です。

がんになった場合に費用面で治療を諦めたくないと思ったら、元気なうちにがん保険に加入しておくと良いでしょう。

がん保険が不要な人

がん保険は必要?不要?

十分な資産を持っている人

がん保険が不要な人は、がんになった後にかかる治療費・生活費をまかなえるだけの十分な資産がある人です。がんになって働けなくなった場合も、治療費や生活費を支払い続けられる資産がある人には不要となります。

注意!
治療の期間や治療方法は、実際にがんになるまで分かりません。

何年も治療に費やすことになったり先進医療をすすめられたりして、高額な費用がかかるケースも予想されます。

資産だけでまかなうのが不安な場合には、がん保険の加入を検討しましょう。

おすすめがん保険3選

【チューリッヒ生命】終身ガン治療保険プレミアムZ

【チューリッヒ生命】終身ガン治療保険プレミアムZ

終身ガン治療保険プレミアムZの特徴
  • 抗がん剤治療期間中は一時金を支給
  • 自由診療も保障
  • 特約を付帯して幅広い治療に備えられる

「終身ガン治療保険プレミアムZ」は、がんによる抗がん剤治療期間中に一時金を受け取れるがん保険です

MM通院しなくても抗がん剤が処方されている月は給付金を支給。生活費など必要資金にも活用できます。

自由診療による抗がん剤治療も保障してくれます。費用面の心配が減るため、治療法の選択肢も広がるでしょう。

特約を付帯することで、ホルモン剤治療・先進医療・通院・手術・放射線治療など幅広い治療もカバーすることが可能です。
保障内容 抗がん剤治療給付金・自由診療抗がん剤治療給付金
保険金額
  • 抗がん剤治療給付金:10~30万円
  • 自由診療抗がん剤治療給付金:Ⅰ型 基準給付月額の2倍、Ⅱ型 基準給付月額の4倍
契約可能年齢 満6歳~満80歳
保険期間 終身
払込期間 55歳払済・60歳払済・65歳払済・70歳払済・75歳払済・80歳払済・10年払・終身払
払込方法 月払・年払
特約
  • 悪性新生物保険料払込免除
  • がん先進医療給付金
  • がん先進医療支援給付金
  • がん通院給付金
  • がん診断給付金
  • ホルモン剤治療給付金
  • 自由診療ホルモン剤治療給付金
  • がん緩和療養給付金
  • がん治療関連給付金
  • がん手術給付金
  • がん特定手術給付金
  • がん放射線治療給付金
  • がん入院給付金
  • がん診断後ストレス性疾病給付金
  • 指定代理請求特約

出典:https://www.zurichlife.co.jp/product/category_gan

【SBI損保】SBI損保のがん保険 自由診療タイプ

【SBI損保】SBI損保のがん保険 自由診療タイプ

SBI損保のがん保険 自由診療タイプの特徴
  • がん治療費の実費を全額補償
  • SBI損保が医療機関に治療費を直接お支払い
  • 保険料がお手頃

「SBI損保のがん保険 自由診療タイプ」は、がん治療にかかる費用を全額補償してくれるがん保険です。先進医療から自由診療費用まで補償してくれます。

MMオリコン顧客満足度®調査で定期型がん保険商品総合第一位※を獲得しているので、安心して加入できるでしょう。

ネット型の保険であるため、保険料もお手頃なのが特徴です。たとえば保険期間5年、がん診断保険金なしで契約した場合、保険料は月額923円(税込)です。

治療費をSBI損保から医療機関へ直接支払ってもらうこともできるため、治療費の立て替えをする必要なく、安心して治療に専念できるのも嬉しいポイントです。

※https://life.oricon.co.jp/rank-cancer-insurance/rankfp_regular-type/

保障内容 がん入院保険金・がん通院保険金
保険金額
  • がん入院保険金:無制限
  • がん通院保険金:最大1000万円まで
契約可能年齢 満20歳~満74歳まで
保険期間 5年(満90歳まで自動更新)
払込期間 5年更新
払込方法 月払・年払
特約 がん診断保険金

出典:https://www.sbisonpo.co.jp/gan/

【東京海上日動あんしん生命】がん診断保険R

【東京海上日動あんしん生命】がん診断保険R

特徴
  • 払込保険料で使わなかった分は戻ってくる
  • お手頃な保険料でがんのリスクを一生涯カバー
  • 特約を付帯して幅広いがんの治療に備えられる

「がん診断保険R」は、払込保険料のうち使わなかった分の保険料が戻ってくる珍しいタイプのがん保険です。70歳までに払い込んだ保険料から、がん診断給付金として受け取った金額の差額が返金されます。

MMがん診断給付金を一度も受け取らなかった場合、払込保険料は全額返金となります。

返金後もがんの保障は変わらず継続となるので、もしものときにもきちんとそなえられるので安心です。特約を付けることで、入院・通院・手術・放射線・薬物療法、先進医療にかかる費用のカバーもできます。

月々の保険料は診断給付金100万円で契約した場合、30歳男性で3,074円(税込)です。
保障内容 診断給付金・保険料払込免除・健康還付給付金
保険金額
  • 診断給付金100万円
  • 診断給付金200万円
  • 健康還付給付金:70歳までの払込保険料-診断給付金の合計
契約可能年齢 0~50歳まで
保険期間 終身
払込期間 終身
払込方法 月払
特約
  • がん入院特約
  • がん手術特約
  • 悪性新生物初回診断特約
  • 抗がん剤治療特約
  • がん先進医療特約
  • 指定代理請求特約

出典:https://www.tmn-anshin.co.jp/kojin/goods_cancer/cancer_r/

まとめ

今回は、がん保険を選ぶ際に大切な5つのポイントを紹介しました。がんは生涯で2人に1人はなる病気です。年齢を重ねるにつれて罹患率はどんどん上昇します。

がん治療では保険適用外の治療である先進医療による治療をすすめられる場合も多く、高額な費用がかかることも予想されます。

年代別に選び方のポイントが異なりますが、希望の保障内容を明確にし、ライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

自身の状況に合った適切ながん保険に加入して、万が一の際にも安心して治療に専念できるようにしておきましょう。
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