クレジットカードの手数料は店舗負担?加盟店の上乗せは規約違反

クレジットカードを初めて使う方の中には「手数料がかからないか気になる」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、クレジットカードで発生する手数料について解説します。クレジットカードの手数料の仕組みや、手数料がかかるパターンが分かる内容です。

クレジットカードの手数料について調べている方は、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード手数料は店舗負担!からくりを紹介

クレジットカードの手数料は店舗側が負担しています。

 クレジットカードの利用で消費者が加盟店に対し支払う手数料はありません。

クレジットカード決済を導入している店舗は、売り上げの一部を手数料としてカード会社に支払っています。加盟店から受け取る手数料がカード会社の利益です。

クレジットカードを使ったことで、商品代金に手数料が上乗せされることはありません。

そのため、基本的には「商品購入代金=クレジットカードの支払額」です。

クレジットカードは消費者側が加盟店に対する手数料の負担なく利用できる便利な決済手段です。現金払いと支払う金額は変わりませんので、安心して利用しましょう。

手数料を支払ってまで店舗がクレジットカードを導入する理由は?

ここまで紹介した通り、クレジットカードの手数料は店舗側が負担しています。

「なぜ手数料を支払ってまで店舗がクレジットカードを導入するのか気になる」という方も多いでしょう。

店舗がクレジットカードを導入する理由は、集客アップが期待できるからです。

JCBが行った調査によると、国内クレジットカードの保有率は84%。社会人のほとんどがクレジットカードを所有しています。

さらに、2019年10月1日の消費税引き上げに伴い、経済産業省は「キャッシュレス・ポイント還元事業」を実行。

2020年6月30日までクレジットカード決済すると、消費者に最大5%(上限額あり)が還元される同施策の影響もあり、よりキャッシュレス決済は一般化しています。

 店舗側は、クレジットカード決済に対応することで、カード払い希望の消費者を取り込めます。

また、クレジットカードは消費者にメリットが大きい決済手段です。

クレジットカードは後払いです。手元や口座に一時的に現金がなくても、カードを使えば買い物できます。

そのほか、クレジットカードには以下のようなメリットがあります。

クレジットカードのメリット
  • ポイント還元が受けられる
  • 現金を持ち歩かなくて済む
  • 支払い方法を自由に選べる

もし現金払いのみに対応する店舗の場合、これら多様なカード払いニーズに対応できません。

 カード会社に手数料を支払っても、そのぶん売上がUPすれば店舗側にとってプラスです。

売上UPが期待できることや集客メリットが大きいことから、店舗は手数料を負担してもクレジットカード決済を導入しているのです。

加盟店手数料はいくら?
クレジットカード決済各社の手数料比較表

クレジットカードの手数料について調べている方の中には「加盟店が支払う手数料がいくらか気になる」という方もいるのではないでしょうか。

そこで、経済産業省が公表している「キャシュレス決済事業者の中小向けプラン一覧」より、加盟店の手数料を表にまとめています。

カード決済事業者 加盟店手数料
株式会社京葉銀カード 3.25 %
大塚刷毛製造株式会社 3.80 %
株式会社日本決済情報センター 3.25 %
ペイパル (PayPal Pte. Ltd.) 4.00 %
株式会社リフレックス 3.80 %
株式会社シンプライズ 3.80 %
株式会社ジェーシービー 3.75 %
株式会社ジャックス 3.24 %
ユーシーカード株式会社 3.24 %
楽天カード株式会社 3.24 %
三菱UFJニコス株式会社 3.25 %
三井住友カード株式会社 3.25 %
株式会社クレディセゾン 3.24 %
株式会社オリエントコーポレーション 3.25 %
トヨタファイナンス株式会社 3.25 %
株式会社りそな銀行 2.95 %
イオンクレジットサービス株式会社 3.25 %
住信SBIネット銀行株式会社 3.24 %
Jペイメントサービス株式会社 3.25 %

※標準手数料を記載しています

※経済産業省公表「キャッシュレス 決済事業者の中小店舗向けプラン一覧」を参照

上乗せ行為は規約違反!手数料の客負担は通報可能?

ここまで紹介した通り、クレジットカードの手数料は店舗が負担しており、消費者が手数料を支払うことはありません。

 しかし、ごく一部の店舗では、クレジットカード払いを選択すると手数料を上乗せして請求されるケースがあります。

ここでは、加盟店の手数料上乗せの妥当性や、手数料を上乗せされた場合の対応を紹介します。安心してクレジットカードを使うためにも、ぜひ確認しみてください。

加盟店の手数料上乗せは規約違反

加盟店の手数料上乗せは、カード会社によって禁止されているケースがほとんどです。すなわち、カード会社の加盟店規約に違反します。

以下は、JCBが公表している加盟店規約です。

JCB加盟店規約 第11条(加盟店の義務、禁止行為など)

加盟店は、有効なカードを提示した会員に対し信用販売を拒絶し、または現金払いや他社の発行するクレジットカードその他の決済手段 の利用を求めてはならないものとします。また、加盟店は、会員に対し、現金払いその他の決済手段を利用する顧客と異なる金額を請求 したり、カードの取扱いに本規約に定める以外の制限を設ける等、会員に不利となる差別的取扱いを行わないものとします。

引用元:JCB加盟店規約(2020年6月1日改正版)

JCBでは、カード払いと現金払いで異なる金額の設定を禁止しています。

 もし、1万円で商品を販売するのであれば、現金払い・カード払いともに1万円での販売が条件です。

現金払い1万円・カード払い1万500円のように、カード払いに対して手数料を上乗せするのは規約違反に該当します。

手数料上乗せに遭遇した場合の対応

もし「カード払いのみ手数料が発生する」「カード払いだけ料金が高い」など、手数料上乗せに遭遇したらカード会社への連絡が有効です。

加盟店から手数料ぶん上乗せした金額を請求されたら、カード会社へ連絡を検討していることを伝えましょう。

加盟店は手数料上乗せが規約違反と自覚しているケースが大半です。

 そのため「カード会社へ連絡しますよ」と伝えるだけで、手数料上乗せを撤回する可能性が十分あります。

クレジットカード決済を選択したことによって、消費者が上乗せで加盟店に対し手数料を支払うことは決してありません。

店舗側の上乗せ手数料に応じる必要はありませんので、冷静に対応しましょう。

消費者にクレジットカード手数料が発生する3つのパターン

原則として、クレジットカードの利用で消費者が支払う手数料はありません。しかし、例外的にいくつかクレジットカードで手数料(名目上は手数料でなくとも、実質的に手数料と同じように徴収されるコストを含む)が発生する場合あります。

クレジットカードで消費者に手数料が発生するのは、主に以下3つに該当する場合です。

  1. 分割払い・リボ払いを選択した場合
  2. 支払いが遅れた場合
  3. キャッシング機能を使った場合

前もって手数料が発生するケースを知っておけば、より賢くクレジットカードを利用できます。ぜひ参考にしてみてください。

CASE 1分割払い・リボ払いを選択した場合

消費者にクレジットカード手数料が発生する1つめのケースは、分割払い・リボ払いを選択した場合です。

クレジットカードでは、支払い方法が選択できます。

クレジットカードの支払い方法
  • 一括払い(1回でまとめて支払い)
  • 分割払い(支払い回数を分割して支払い)
  • リボ払い(少額ずつ毎月返済)

一般的なクレジットカードの支払い方法は、一括払いです。1ヵ月のカード利用代金が翌月口座からまとめて引き落とされます。

一括払いの場合、手数料は発生しません。商品購入代金=口座引き落とし額です。また、分割払いでも2回払いは手数料無料です。

 しかし、3回以上の分割払い・リボ払いを選択すると、支払い手数料が発生します。商品購入代金に加えて、手数料をカード会社に支払わなければなりません。

支払う手数料はカード会社の金利に基づいて計算されます。基本的には、返済までの期間が長くなるほど、カード会社に支払う手数料も高額になります。

返済が長期化!手数料が高額になる支払い方法
  • 回数の多い分割払い
  • リボ払い

クレジットカードの支払い手数料を考える際、とくに注意したいのがリボ払いです。

 リボ払いは返済が長期化しやすく、より高額な手数料が発生します。

手数料無料でクレジットカードを利用するには、一括払いまたは分割2回払いを選択しましょう。

CASE 2支払いが遅れた場合

消費者にクレジットカード手数料が発生する2つめのケースは、支払いが遅れた場合です。

クレジットカード会社への支払いが遅れると「遅延損害金」が発生します。

遅延損害金とは
カード代金の引き落としができなかった場合に発生する延滞に対するペナルティのこと

遅延損害金の特徴は、日に日に加算されていくことです。遅延損害金は1日単位で計算されます。返済が遅れたぶんだけ、遅延損害金は高額になります。

不要な遅延損害金の支払を避けるには、期日通りに支払うことが大切です。もしカード代金の引き落としができなかった場合、1日でも早く支払いましょう。

POINT 3キャッシング機能を使った場合

消費者にクレジットカード手数料が発生する3つめのケースは、キャッシング機能を使った場合です。

クレジットカードの中には、キャッシング機能が付帯しているものがあります。キャッシング機能を使えば、クレジットカードを使って現金の借入が可能です。

いつでも即座に現金を引き出せるキャッシング機能。便利な一方でキャッシングは手数料がかかるので注意が必要です。

手数料無料でクレジットカードを利用するなら、ショッピング利用のみにしましょう。

手数料完全無料でクレジットカードを使うなら年会費無料を選ぼう

手数料を一切かけずクレジットカードを利用するには、主に以下3つのポイントを抑えることが重要です。

クレジットカード手数料をかけない3つのPOINT
  1. 一括払いor2回払いを選択する
  2. 期日通りに支払いを済ませる
  3. ショッピングのみ利用する

上記3つのポイントさえ守れば、クレジットカードで手数料が発生することはありません。

また、クレジットカードの手数料を完全無料にするには、年会費無料カードを選びましょう。

クレジットカードには、カード毎に年会費があります。年会費有料カードでは、毎年決まった額の支払いが必要です。

 しかし、幸いにもクレジットカードの中には、年会費無料でお得なカードが多数あります。

この記事では、年会費無料で発行できるおすすめのクレジットカードを紹介しています。ぜひそちらも参考にしてみてください。


【年会費無料】
クレジットカードおすすめ人気ランキング

JCB CARD W

JCB CARD Wが1番おすすめな理由

理由1ポイント還元率が常に2倍以上

理由2対象店舗利用でポイント大幅アップ

理由339歳以下・WEB入会限定カード

ブランド 年会費 ポイント
還元率
ポイント
有効期限
ポイント
の主な使い道
無料 通常1.00%
最大20%
2年間 ・キャッシュバック
・商品交換
・買い物利用
・他社ポイント、マイル移行
旅行保険 ショッピング保険 ETCカード 家族カード 審査可能年齢
海外2,000万円 海外100万円 無料 無料 18~39歳以下

※Oki Dokiランド利用時

\最大5000円キャッシュバック/

EPOSカード

EPOSカードがおすすめな理由

理由1マルイの割引・全国1万店舗での優待特典

理由2海外旅行保険が自動付帯

理由3年会費無料でゴールドカードが発行できる

ブランド 年会費 ポイント
還元率
ポイント
有効期限
ポイント
の使い道
無料 通常0.50%
最大15%
2年間 マルイ割引
・プリペイド移行
・ネット通販割引
・商品券、ギフト券
・他社ポイント移行
・グッズ交換
・寄付
・年会費支払い
旅行保険 ショッピング保険 ETCカード 家族カード 審査可能年齢
海外500万円 無料 18歳以上

※たまるマーケット利用時

楽天カード

楽天カードがおすすめな理由

理由1常にポイント還元率1.00%以上

理由2楽天市場でポイント3倍

理由3キャンペーンが豊富

ブランド 年会費 ポイント
還元率
ポイント
有効期限
ポイント
の主な使い道
無料 通常1.00%
最大16%※1
1年間※2 ・マイル移行
・楽天Edyチャージ
・楽天サービス
・楽天ポイント加盟店
・お買いものパンダグッズ交換
・クレジット代金
旅行保険 ショッピング保険 ETCカード 家族カード 審査可能年齢
海外2,000万円 年会費税込550円 無料 18歳以上

※1 SPU適用時
※2 1年以内にポイント獲得で有効期限延長

\年会費無料!!今なら5000pt貰える/

まとめ

ここまで、クレジットカードの手数料についてまとめてきました。

クレジットカードの支払い手数料は店舗が負担しています。手数料が上乗せされることはありませんので、安心してクレジットカードを利用しましょう。

ただし、主に以下4つのパターンに該当する場合は手数料等のコストが発生します。

  • リボ払い・分割払いを選択する
  • 支払いが遅れる
  • キャッシングを使う
  • 年会費有料カードを選ぶ

手数料無料でクレジットカードを使うには主に上記4つのポイントに気をつけることが重要です。

ぜひこの記事の内容を参考に、手数料をかけず賢くクレジットカードを使いましょう。

 

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