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「生命保険を検討しているけれど、他の人はみんな保険に入っているのかな?」と気になる人も多いのではないでしょうか。保険は経済的な負担がかかるものであるため、慎重に検討したいですよね。
そこで今回は、生命保険の加入率を、世代やライフステージ別に詳しく解説していきます。

目 次
生命保険の加入率はどのくらい?
まずは全体を通しての生命保険の加入率をみていきましょう。公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、生命保険の加入率は88.7%※となっています。
現状の数値でも高いと感じるかもしれませんが、平成27年度の加入率は89.2%※です。そのため、以前よりも加入率は減少していることが分かります。
ここで、平成27年度と平成30年度の保険の種類ごとの加入率を比較してみていきましょう。
平成27年度 | 平成30年度 | |
---|---|---|
民間保険 | 78.6% | 79.1% |
簡易生命保険 | 13.4% | 11.5% |
JA | 8.5% | 9.8% |
県民共済・生協 | 28.8% | 28.4% |
※出典:公益財団法人生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査 世帯加入率」より
民間保険・JAの加入率は上昇していますが、簡易生命保険・県民共済・生協は減少しているのが分かります。とくに簡易生命保険は1.9%と大きく減少。これが加入率の低下の大きな要因であると考えられます。
簡易生命保険とは?
簡易生命保険とは以前、国によって運営されていた生命保険のことです。郵便局で販売されており、学資保険、養老保険、終身保険、年金保険などさまざまな保険商品が取り扱われていました。
※出典:独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構より
民間保険とは?
民間保険とは、任意で加入できる保険のことです。各保険会社が提供しているもので、医療保険・介護保険・就業不能保険・個人年金保険など、日常に潜むさまざまなリスクをカバーできる商品が販売されています。
簡易生命保険の加入率が大きく下がっているのは、新規加入の停止が原因だといえそうです。

【年代別】生命保険の加入率
生命保険の加入率は、全体を通して約9割となっています。しかし、全年代で9割の人が加入しているわけではありません。加入率は年齢によっても大きく異なっています。
年齢 | 加入率 |
---|---|
30歳未満 | 76.4% |
30~34歳 | 83.2% |
35~39歳 | 86.4% |
40~44歳 | 91.3% |
45~49歳 | 92.9% |
50~54歳 | 92.3% |
55~59歳 | 92.2% |
60~64歳 | 90.4% |
65~69歳 | 86.9% |
70~74歳 | 83.6% |
75~79歳 | 77.4% |
80~84歳 | 66.2% |
85~89歳 | 61.9% |
90歳以上 | 57.1% |
※出典:厚生労働省「生命保険(個人年金保険を含む)の加入状況 世帯主の加入率(世帯主年齢別)」より
30歳未満
30歳未満の加入率は70%台と平均にも達していません。
また、20代は結婚していない人も多く、自身に対する保障のみを備えればよかったり、独立や転職などによって収入が不安定になりやすかったりする時期でもあります。

30代
30歳を超えると、加入率は一気に80%台まで上昇しています。これは結婚・出産により家族が増え、万一の生活保障を考える人が多くなるからだと考えられます。
また、30代は20代と比べて職が安定しており、収入が増える人が多いです。
さらに、女性は30代から乳がんのリスクが急激に上昇するといわれています※。
がん治療では、1回あたりの治療費が数百万円に及ぶ先進医療での治療をすすめられることがあります。先進医療での治療は公的医療制度の対象外であり、費用は全額自己負担です。
がんは再発・転移のリスクも高い病気であるため、治療は複数回にわたって行われることも多く、治療費は高額になることが予想されます。

40~64歳では、生命保険の加入率が90%台と一番高い数値をマークしています。40~50代は、子どもが大学進学にあたる年代。大学にかかる費用は、教育費のなかで最も高額になります。
この教育資金の形成はもちろん、万一の際にも子どもの教育や生活に支障をきたさないよう、保障を確保する人が多いために加入率が高いのだと考えられます。

※2出典:文部科学省 私立大学等の平成30年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
※3出典:厚生労働省健康局がん・疾病対策課「全国がん登録・罹患数・率 報告 2018 年齢階級別罹患数および罹患率」より
65歳以降
65歳以降の加入率は、年齢を重ねるにつれて徐々に減少。80代では60%台、90歳以上では50%台とかなり低い数値となっています。
しかし、平成18年度のデータを見ると、80~84歳の加入率は50%、90歳以上では36.4%。過去と比べると現状の加入率は大幅に増加していることが分かります。
2001年の平均寿命は女性84.93歳、男性78.07歳※1であったのに対し、令和元年の段階では男性81.41歳、女性87.45歳※3と、どちらも3歳程度長くなっているのです。

加入率は世帯収入によっても大きな差があります。
年収 | 加入率 |
---|---|
200万円未満 | 74.2% |
200~300万円未満 | 81.1% |
300~400万円未満 | 86.3% |
400~500万円未満 | 89.5% |
500~600万円未満 | 91.5% |
600~700万円未満 | 95.7% |
700万円以上 | 94.7% |
年収が低ければ低いほど、加入率は低くなっています。加入率が一番高いのは600万~700万円の世帯で95.7%です。

【ライフステージ別】生命保険の加入率
個々のライフステージも加入率を左右する大きな要因のひとつです。ここで独身・子持ち・夫婦のみの世帯の加入率を比較してみていきましょう。
世帯構成 | 加入率 |
---|---|
夫婦のみ(40歳未満) | 73.3% |
夫婦のみ(40~59歳) | 91.7% |
子どものいる世帯(乳児) | 91.7% |
子どものいる世帯(保育園・幼稚園児) | 90.9% |
子どものいる世帯(小中学生) | 93.1% |
子どものいる世帯(高校・大学生) | 95.9% |
子どものいる世帯(大学卒業) | 90.8% |
高齢夫婦(就業中) | 89.1% |
高齢夫婦(無職) | 81.4% |
子どものいる世帯では、加入率が90%台となっています。高校生や大学生がいる家庭では、95%台とほとんどの世帯で加入しているデータです。
一方で、40代未満の夫婦のみの世帯の加入率は70%台と落ち着いた数値です。子どもに対する保障を確保しない分、保険への加入意識は低いことが考えられます。

生命保険の加入は本当に必要?
多くの人が加入している生命保険。しかし、本当に入る必要があるのかと疑問に感じている人もいるでしょう。ここでは生命保険の必要性を解説していきます。
万一の生活保障を確保できる
生命保険に加入すれば、生活上のリスクに備えられます。生命保険には病気やケガ、死亡、介護のリスクから働けなくなったときの収入保障など、さまざまなリスクをカバーできる商品がそろっています。
いくら現在健康であったとしても、事故によるケガや死亡のリスクや、病気で明日から入院する可能性も否定できません。
もしもの時にも、自分や家族が安心して生活を継続できるように、生命保険での保障の確保は大切といえます。扶養家族のいない独身の場合でも、病気やケガ、働けなくなったときの収入減少のリスクはあります。

将来の資金形成に活用できる
生命保険には、貯蓄に使えるものもあります。たとえば学資保険は教育費を貯めるための保険で、子どもの小学校、高校、大学にかかる費用に備えられます。
老後の生活資金の確保に利用できる、個人年金保険という保険商品もあります。老後は、公的年金だけでは生活資金が不足するといわれています。

生命保険の選び方4つ
自分にあった生命保険を選ぶためには、以下の4つの項目に着目すると無駄なく必要な保障を備えた保険に加入できるでしょう。
- 今後のライフプランを考える
- ライフプランを問題なく遂行できるか考える
- 不足する保障を補える保険を選ぶ
- 必要保障額を考える
1今後のライフプランを考える
自分にあった保険を探すために、まずは今後のライフプランを考えましょう。人生には就職、転職、独立、結婚、出産、マイホームの購入、退職などさまざまなイベントがあります。
ライフプランは、誰もが同じとは限りません。

2ライフプランを問題なく遂行できるか考える
ライフプランを書き出せたら、問題なく遂行できるかどうか考えます。例えば子供がいる家庭の場合を考えてみましょう。
もし心配な部分がある場合には、安心な生活を送れるようにするために必要な保障を書き出します。

3不足する保障を補える保険を選ぶ
安心な生活を送るために必要な保障を把握したら、それらをカバーできる保険を選びましょう。
治療費に備えるなら医療保険、死亡保障は死亡保険、働けないリスクには就業不能保険など、目的に合ったものを選ぶのが大切です。
4必要保障額を考える
最後に必要保障額を決めましょう。家族のために死亡保険を備える場合には、自身が死亡した後の家族の収入から出費を差し引き、不足する金額をしっかりカバーできる金額に設定すると良いです。
子どもの大学進学費用を確保したいのであれば、以下の金額を目安に設定しましょう。
-
国公立大学:80~90万円程度※1
-
私立大学:130万円程度※2
保険相談窓口おすすめ6選|生命保険の加入に迷ったら
ここまで保険について解説してきましたが、保険は人それぞれ・家庭によって、必要な保障や金額も異なります。もしも保険やお金のことに困ったり迷っているなら、無料の保険相談窓口でプロに相談することをおすすめします。

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※1:2019年6月みんなの生命保険アドバイザー調べ
※2:2018年12月みんなの生命保険アドバイザー調べ
よくある質問
29歳以下は76.4%、30代は84.8%、40~60代前半は90%台となっています。60代後半から加入率は減少しますが、それでも50%以上は何等かの保険に加入しています。
万一の保障を確保するため、また将来の資金形成をするために生命保険は重要なものです。
まとめ
今回は、生命保険の加入率について詳しく見ていきました。生命保険は全体人口の88.7%が加入しています。
年齢・世帯収入・ライフステージによっても加入率には差がありますが、生命保険で保障を確保している人は多いです。
