ネット証券の口座開設方法解説!必要なものは?最短即日で開設可能?

ネット証券を使った投資は、店舗証券よりも手軽にできることから投資初心者の方にも人気です。しかし初めての人の中には

  • 「ネット証券の口座開設ってどうすればいい?」
  • 「口座開設に必要なものって何?」
  • 「口座開設にはどれくらい時間がかかる?」

といった疑問をお持ちの人もいるかもしれません。ここではネット証券の口座開設について詳しく解説していきます。必要書類等の紹介もしてるので、事前準備の際に参考にしてみてください。

ネット証券初心者でも、これを読めば口座開設までの流れがわかります!ぜひお役立てください。

ネット証券の口座開設に必要なもの

ネット証券の口座開設に必要なものは主に以下の4つです。

  • マイナンバー確認書類
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 金融機関口座

口座開設をする上で基本的に上記のものが必要になってくるので、事前に用意しておくとスムーズに進められます。

1マイナンバー確認書類

マイナンバー確認書類と認められるものは主に以下のとおりです。

  • マイナンバー通知カード
  • 個人番号カード
  • マイナンバー記載済みの住民票コピー
  • マイナンバー記載済みの住民票記載事項証明書

次からは、マイナンバー確認書類が手元にある場合ない場合についての準備方法を紹介していきます。

個人番号カードが手元にある

マイナンバー確認書類では個人番号カードを提出するとスムーズにネット証券の口座開設が可能です。

個人番号カード表面の顔写真と裏面のマイナンバーをスマホなどで読み取り、ネット証券の口座開設ページでアップロードすることができるからです。

 多くのネット証券でマイナンバーカードがあれば本人確認書類としての役割も果たすのが特徴です。

個人番号カードがない・通知カードならある

マイナンバーカードがなく、通知カードならある場合は通知カードと本人確認書類も一緒に提出しなくてはなりません。

通知カードでアップロードする部分はカード表面のマイナンバーです。スマホなどで撮影をし、口座開設ページにアップロードをします。

 もし裏面にも記載情報があれば必ず裏面も撮影をしてアップロードしましょう。

個人番号カード・通知カードどちらもない

個人番号カードと通知カードどちらも手元にない場合は、ネット証券会社によって対応が異なります。大抵の場合は「口座開設申込書」と「マイナンバー確認書類」「本人確認書類」を「郵送」で求められることが多いです。

提出方法は各ネット証券会社の公式サイトを必ず参考にしましょう。

2本人確認書類

本人確認書類も個人番号カードと同じように提出が求められることが多いです。ネット証券口座開設に有効なものは主に以下のとおりです。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住証明書
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 印鑑登録証明書 など

この中でおすすめの本人確認書類は「運転免許証」です。顔写真がついているので、スムーズに契約が進むことが期待できます。

ただし必要な本人確認書類はネット証券会社によって異なるので、必ず公式サイトの申し込み必要事項を事前に確認しましょう。

3印鑑

印鑑はネット証券会社によっては、オンライン上で申し込みを行うので不要としているところもあります。必要なケースもあるので各証券会社の申し込みページ・申込み要項を確認してください。

4金融機関口座

金融機関口座

ネット証券口座を開設するためには金融機関口座も必要です。その際には主に3種類の口座から選びましょう。

  1. 特定口座(源泉徴収有り)
  2. 特定口座(源泉徴収なし)
  3. 一般口座

それぞれの口座は今後の資産運用や納税方法に関わってくるので、自分の投資スタイルによって選ぶ必要があります。

特定口座(源泉徴収有り)

源泉徴収ありの特定口座は、譲渡益などの利益が出るたびに源泉徴収される仕組みになっています。そのため毎年の確定申告を自分でする必要がありません。

なお配当金の受け取りもこの口座で指定しておくと、年間を通して「譲渡損失」が出た場合でも自動的に通算されます。毎年証券会社から1年間分の「年間取引報告書」が届けられるので、複数の証券会社を契約している人にも便利です。

忙しくてこまめに取引が出来ない人におすすめの口座です。

特定口座(源泉徴収なし)

特定口座 開設

源泉徴収なしの特定口座を選んだ場合は基本的に確定申告をしなければなりません。ただし証券会社から毎年「年間取引報告書」が送られてくるので、それを使って簡単に申告できます。

その他、この口座を選ぶ理由としては1年間で大きな譲渡損失や損益通算をしても翌年に損失が続いてしまう場合に「損失の繰り越し控除」が適用されます。

損失の繰り越し控除とは?
損失の繰り越し控除とは、本年分の損失を控除しきれない場合、翌年に繰り越して翌年以降の利益から控除させることができる制度のこと
 確定申告の必要がない基準である「年間給与所得が2000万円以下かつ給与所得や退職所得以外の年間所得が20万円以下」の場合も、譲渡益などが源泉徴収されない特定口座を選ぶのはメリットがあります。

一般口座

一般口座は、証券会社から「年間取引報告書」が届かないので、全ての売買損益・取引記録を自分で計算して確定申告しなくてはなりません。

ただし、一般口座でも「損失の繰越控除」は適用されるので譲渡損失が出た場合は所得税を免除されます。そのため必ず確定申告をした方がお得です。

「どれにするか良くわからない」という場合は特定口座・源泉徴収有りを選ぶと良いです。

基本的に年収2,000万円以下で、1年間に20万円以下の利益であれば確定申告が不要ですが、いくら利益が出るかは分からないからです。

ネット証券の口座開設方法と流れ

ネット証券の口座開設方法は会社によっていくつか異なりますが、基本的な手順は似ています。

  1. 口座開設申請ページに必要事項を記入
  2. 本人確認書類の提出
  3. 口座開設完了通知を受け取る
  4. ID・パスワードでログインをして取引開始

1口座開設申請ページに必要事項を記入

ネット証券サイトにある「口座開設」ページにアクセスをして、申し込みフォームに必要事項を入力していきます。名前・生年月日・電話番号などを記入していくだけなので、画面の説明通りに進めばOKです。

積み立てNISA口座は開設した方がいい??
NISA口座は株・投資信託で出た利益にかかる税金を非課税にすることができます。ただし、NISA口座は1人1口座しか持てないので、複数の証券会社で利用することができません。
 NISA口座は後からでもすぐに開設できるので、メイン口座が決まるまでは後回しでもOKです。

2本人確認書類の提出

申し込みフォームに必要事項が記入出来たら、次は本人確認書類の提出に移ります。ここでは本人確認書類をスマホやデジタルカメラなどで撮影をして、アップロードするだけで完了です。

ネット証券会社によっては、公式アプリを通しての申請であれば本人確認書類を撮影した時点で個人情報を読み込み、自動的に入力事項に反映されるものもあります。

3口座開設完了通知を受け取る

口座開設完了の通知は郵送・メールの2パターンがあります。

郵送による完了通知

本人確認書類を提出すると、ネット証券側で審査を行います。問題なく審査に通過していれば口座開設完了できるので、契約者に郵送で口座を開設完了通知とログインID・パスワードが送付されます。

メールによる完了通知

ネット証券会社によって通知内容は異なりますが、ログインIDとパスワードが記載されたメールが届きます。メールには有効期限付きのURLが記載されているので、期限内にログインをしましょう。

4ID・パスワードでログインをして取引開始

ネット証券会社からログインIDとパスワードを受け取ったら、公式サイトにログインをします。口座開設完了通知で受け取ったパスワードは、あくまで仮のものなので、ログインが完了したらパスワードを変更しましょう。

インターネット上の取引ではセキュリティ強化のために定期的なパスワードの変更を推奨しています。

【比較一覧】ネット証券の口座開設の最短時間は?

ネット証券での口座開設は基本的にインターネット上のみで可能ですが、会社によって口座までに必要な日数は異なります。以下は代表的なネット証券会社ごとの口座開設までの日数目安です。

ネット証券会社名 口座開設までの日数
SBI証券 最短翌営業日
マネックス証券 最短翌営業日
楽天証券 最短翌営業日
au カブコム証券 最短翌々営業日
松井証券 最短4営業日
GMOクリック証券 最短4営業日
ライブスター証券 約1週間
岡三オンライン証券  約1週間
DMM.com証券 最短当日

以上から分かる通り、ネット証券会社によって最短即日~1週間程度と開きがあります。

 ただし、どのネット証券会社でも最短で口座を開設するにはマイナンバー確認書類や本人確認書類をWeb上でアップロードできた場合のみとなっているので注意してください。

ネット証券の口座開設は複数できる?

結論からいうと、ネット証券の口座は複数開設可能です。しかもサービスによってはいくつかのメリットが存在します。

  • 証券会社ごとの独自分析情報・サービスが受けられる
  • IPOの当選確率が上がることが望める
  • システムエラーが起きた場合、他の証券会社で取引可能

証券会社ごとの独自分析情報・サービスが受けられる

ネット証券は口座を持っているだけで、様々な会員サービスが受けられることがあります。その中でも、各社が独自で分析している投資情報は重要です。

銘柄分析やおすすめの銘柄・キャンペーン情報なども豊富なのがネット証券の魅力です。

投資を始める前の勉強としても活用できるので、まずは口座だけ開設するというのも良い利用方法です。

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IPOの当選確率が上がることが望める

投資家の間でも特に人気の「IPO株(新規公開株)」は基本、抽選制で購入権を得ます。そのためたくさん口座を持っている人の方がたくさん抽選権があるのでそれだけ有利になることが期待できます。

IPO株は他の株よりも高い確率で利益が出る傾向にあるので大変な人気があります。

高い確率で利益が出やすいといわれている株なので、株投資にあまり慣れていない初心者の方にもおすすめの投資方法の1つです。

システムエラーが起きた場合、他の証券会社で取引可能

ネット証券は店舗を持たずWeb上での取引となるので、何らかの原因でシステム障害が起きた場合サイトにログインできない・取引ができないといったトラブルが起きる可能性があります。

1つしか口座を開設していない場合、取引はおろかログインもできないので、注文のタイミングを逃してしまうという事態に遭うことも。

リスク分散という目的でも、口座は複数持っておくと安心です。

ネット証券のリスク・デメリットを知って賢く投資しよう

手数料が店舗証券よりも格段に安く、取引が手軽にできることで投資初心者にもユーザーが多いネット証券ですが、いくつかの注意点やリスクが存在します。

ネット証券口座を開設する前に、いくつかの注意点を知っておくことで賢く・安全に投資をしましょう。

取引範囲が制限されている

ネット証券はパソコンやスマホを使ってインターネット上で取引を行いますが、使うツールによって取り扱っている金融商品に制限があります。

例えば、パソコンでは外国株・個人向け国債・オプション売買といった取引ができますが、スマホやタブレットではこれらの取引ができないことがある、といったことです。

その他にパソコンであってもさらに細かい取引はできず、店頭による対面・電話取引でしか扱っていないというケースもあります。

ネット証券での取引は非常に便利である反面、取引できる金融商品に制限があるのが通常なので、自分の投資スタイルに合わせてネット証券を利用するかを考えましょう。

アドバイスがもらえない

ネット証券は店舗証券と違って顧客に営業担当者が直接つきません。そのため、銘柄選びや投資方法の判断など全て自分で行わなければなりません。

そのため、投資初心者の方はプロからのアドバイスが直接もらえないことに不安を感じるかもしれません。

 ネット証券を始める場合は、市場調査・銘柄探しの方法などを勉強しつつ、少額投資から始めることをお勧めします。

情報漏洩のリスク

ネット証券での取引はいつでも・どこでもできるのがメリットの1つですが、情報漏洩のリスクが常に付きまといます。

パスワードや個人情報の漏洩がないように、各ネット証券会社は最善を尽くしていますが、顧客自身がウィルス感染などで情報を抜きとられてしまうケースがあります。

例えば、スパムメールやフィッシングサイトにうっかりアクセスしてしまったばかりに、個人情報が抜き取られてしまうという可能性です。

怪しいメールは開かない・不審なサイトにはアクセスしないといった個人でのリテラシーをしっかりと持つことが重要です。

まとめ

ネット証券の口座開設方法を紹介しました。ネット証券の口座開設には主に以下のものが必要です。

  • マイナンバー確認書類
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 金融機関口座

ネット証券の口座開設には最短即日で可能なところもあれば、1週間程度必要なところもあります。ほぼ全てのネット証券会社で、マイナンバー確認書類と本人確認書類がWeb上でアップロードできることが前提です。

事前準備をしておくことで、スムーズな口座開設に繋がるので、この記事を参考にぜひ証券口座を開設してみてはいかがでしょうか。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
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