SBI証券と楽天証券のメリット・デメリット

国内ネット証券会社で人気なのが「SBI証券」「楽天証券」です。

「どちらの証券会社がおすすめなのかわからない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

SBI証券も楽天証券も取り扱う商品数や手数料の安さなどが魅力の証券会社であるため、どちらを選んでも後悔はしないですが、細かい特徴やメリットは異なります。

今回はSBI証券と楽天証券の特徴、手数料、メリットなどについて徹底比較していきます!

SBI証券と楽天証券の特徴について徹底比較

SBI証券と楽天証券の特徴

まずは、SBI証券と楽天証券のそれぞれの基本情報について確認していきましょう!

証券会社名 SBI証券 楽天証券
取り扱い商品 ・国内株式
・外国株式
・外国ETF
・投資信託
・外貨建てMMF
・債券投資
・FX
・先物、オプション
・CFD
・eワラント
・コモディティ(金・銀・プラチナ)
・NISA、つみたてNISA
・iDeCo

・国内株式
・外国株式
・外国ETF
・投資信託
・外貨建てMMF
・債券投資
・FX
・先物、オプション
・バイナリーオプション
・CFD
・コモディティ(金・銀・プラチナ)
・NISA、つみたてNISA
・iDeCo

最低投資金額 100円〜 100円〜
外国株式の対象国 米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア 米国、中国、ASEAN(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)
貯まるポイント Tポイント 楽天ポイント
その他サービス 三井住友カードで積立投資信託の購入が可能
ウェルスナビ(WealthNavi)の購入が可能
楽天銀行と口座連携可能(マネーブリッジ)
楽天カードで積立投資信託の購入が可能
楽天ポイント投資

SBI証券は、ネット証券会社の中でも口座開設がNo.1※、楽天証券はNo.2※の実績を誇り、どちらも人気の証券会社となっています。

取り扱う商品の種類や投資金額などにほとんど差はないため、独自のサービスの違いで自分に合った方を選択することがおすすめです。

※1…SBI証券調べ 2021年3月22日

※2…楽天証券調べ 2021年5月19日

SBI証券と楽天証券の手数料について徹底比較

SBI証券と楽天証券の手数料

証券会社の比較で最も気になる点といえるのが「手数料」でしょう。ここからは、2つの証券会社の手数料について、徹底比較していきます。

SBI証券と楽天証券のプランについて

SBI証券と楽天証券では、それぞれ2つずつ手数料プランが用意されています。1日の取引代金に応じて手数料が決まるプランと、取引ごとに手数料が発生するものがあります。

具体的には以下の通りです。

SBI証券 楽天証券
1日定額制のプラン アクティブプラン いちにち定額コース
注文ごとに手数料が発生するプラン スタンダードプラン 超割コース

それぞれのプランごとの手数料について、詳しくみていきましょう。

アクティブプランといちにち定額コースの手数料比較!

アクティブプランといちにち定額コースの手数料について、確認していきます。現物取引の手数料については以下の通りです。

SBI証券(アクティブプラン) 楽天証券(いちにち定額コース)
50万円まで 0円 0円
100万円まで 0円 0円
200万円まで 1,238円 2,200円
300万円まで 1,691円 3,300円
300万円以降

100万円ごとに+295円

100万円ごとに+1,100円

どちらの証券会社も100万円までは手数料がかかりません。しかし、100万円を超えてからは、SBI証券の方が楽天証券よりも手数料が抑えられることがわかります。

一方、信用取引の手数料については以下の通りです。

SBI証券(アクティブプラン) 楽天証券(いちにち定額コース)
50万円まで 0円 0円
100万円まで 0円 0円
200万円まで 880円 2,200円
200万円以降 100万円ごとに+440円 100万円ごとに+1,100円

信用取引についても100万円までは手数料がかかりません。しかし、100万円以降は100万円ごとに手数料が加算されます。100万円以降の手数料については、SBI証券の方が、楽天証券よりも660円安いです。

結論としては、1日定額制のプランだけで見れば、SBI証券の方が手数料を抑えることができます。

注意!
楽天証券のいちにち定額コースについては、現物取引、信用取引の合算した金額で手数料が計算されます。例えば、現物約定代金が60万円、信用約定代金が60万円の場合、合算して120万円の取引となり、2,200円の手数料がかかりますので注意が必要です。

スタンダードプランと超割コースの手数料比較!

SBI証券と楽天証券の手数料について徹底比較

次に、スタンダードプランと超割コースの手数料について、確認していきます。現物取引の手数料については次の通りです。

SBI証券(スタンダードプラン)

楽天証券(超割コース)
5万円まで 55円 55円
10万円まで 99円 99円
20万円まで 115円 115円
50万円まで 275円 275円
100万円まで 535円 535円
150万円まで 640円 640円
3,000万円まで 1,013円 1,013円
3,000万円以上 1,070円 1,070円

両プランとも、取引手数料が無料になるということはなく、最低でも55円の手数料がかかります。どちらの証券会社でも手数料は同じのため、こちらのプランを利用するのであれば、あまり違いはありません。

一方、信用取引の手数料については次の通りです。

SBI証券(スタンダードプラン) 楽天証券(超割コース)
10万円まで 99円 99円
20万円まで 148円 148円
50万円まで 198円 198円

50万円超

385円 385円

信用取引については、現物取引よりも手数料の分類が少なく、4種類の分類に応じて手数料が決定されます。しかし、どちらの手数料も同じであるため、SBI証券と楽天証券での差はないです。

一方、スタンダードプランと超割コースでは、手数料に対して次のようなポイント還元を受けられます。

 それぞれのポイントと還元率
  • SBI証券:手数料の1.1%分のTポイントがもらえる
  • 楽天証券:手数料の1%分の楽天ポイントがもらえる

単純なポイント還元率で見ると、SBI証券の方が若干高いです。しかし、手数料額はそこまで高額にならないことから、実際に受け取るポイント額は大きな差にはなりません。

ポイント還元率よりも、もらえるポイントの種類で証券会社を選ぶ方が良いでしょう。

SBI証券と楽天証券のメリットを徹底比較!

SBI証券と楽天証券のメリット

SBI証券と楽天証券のメリットを比較しましょう!

SBI証券 楽天証券
メリット ①25歳以下の現物株式手数料が実質無料
②外国株式の取り扱いが充実
③IPO銘柄の取り扱いが多い
④手数料が安い

①ツール・アプリが充実
②楽天市場のお買い物がお得に!
③マネーブリッジで楽天銀行金利が上がる!
④ポイント投資が使いやすい

SBI証券のメリット

SBI証券には、次の4つのメリットがあります。

  1. 25歳以下の現物株式手数料が全額キャッシュバックされる!
  2. 外国株式の取り扱いが充実!
  3. IPO銘柄の取り扱いが多い!
  4. 手数料が安い!

それぞれのメリットについて、詳しく確認していきましょう。

①25歳以下の現物株式手数料が全額キャッシュバックされる。

SBI証券では、2021年4月20日より、25歳以下の現物株式取引手数料が全額キャッシュバックされるようになりました。これにより、手数料が実質無料になります。

未成年口座であっても対象となり、取引回数に関わらず全額キャッシュバックを受けることができるため、25歳以下には嬉しいサービスとなっています。

注意!
キャッシュバックされる手数料については取引翌月に証券総合口座に戻ります。また、S株(単元未満株)の取引で発生した手数料についてはキャッシュバックの対象にはなりませんので注意が必要です。

②外国株式の取引が充実している

SBI証券では、9カ国の外国株式を購入することができます。

 SBI証券で取り扱う外国株の対象国
  • アメリカ
  • 中国
  • 韓国
  • ロシア
  • ベトナム
  • インドネシア
  • マレーシア
  • タイ
  • シンガポール

ネット証券会社の中でも取り扱う国の数が多いため、幅広い国に分散投資をしたい方にオススメの証券会社となっています。

③取り扱うIPO銘柄が多い

SBI証券と楽天証券のメリットを徹底比較!

SBI証券では、取り扱うIPO銘柄数が多く、IPO投資を行いたい人にオススメです。

 IPOとは?
  • 新規上場銘柄のこと
  • IPO銘柄は上場後出来高が高くなり、初値から大きく上昇しやすい傾向にある
  • 幹事を務める証券会社に株式が配分され、余った株数を残りの証券会社に配分される
  • 上場時にIPO銘柄を購入するためには応募して抽選しなければいけない

2020年のIPO銘柄は全102銘柄ありましたが、そのうち85銘柄をSBI証券では取り扱っていました。IPO銘柄は人気が高く、抽選に当たらなければ購入できませんので、たくさん応募する必要があります。

したがって、IPO投資をしたいのであれば、取り扱い銘柄数が多い証券会社を選ぶ必要があるでしょう。

④手数料が安い

SBI証券は取引手数料が安いため、どんな方でもメリットがあります。

アクティブプランもスタンダードプランも、業界の中で最低水準の手数料であり、手数料の安さで選ぶのであればオススメの証券会社です。アクティブプランは、国内株式の現物、信用取引それぞれ合計100万円以内の取引であれば手数料がかかりません。

たくさん取引する方はSBI証券のアクティブプランがおすすめです。

楽天証券のメリット

楽天証券のメリット

楽天証券には、次のようなメリットがあります。

  1. アプリ・ツールが使いやすい
  2. 楽天市場でのお買い物がおトクに
  3. マネーブリッジで楽天銀行の金利が上がる
  4. ポイント投資が充実

それぞれの詳しく確認していきましょう。

①ツール・アプリが充実している

楽天証券では、取引のためのツールが非常に充実しており、スマートフォン、パソコンのどちらからでも、安心して取引を行うことができます。具体的には、次のようなツール・アプリを提供しています。

スマートフォンアプリ パソコン
iSPEED ・MARKET SPEED(Mac)
・MARKET SPEEDⅡ(Windows)

「iSPEED」では、国内株式、外国株式、FX、先物オプション取引が利用でき、他社のアプリよりも利用できる取引の種類が多いです。また、ワンタップでの注文にも対応しているため、パソコンと同じようなスピーディーな取引を行うこともできます。

また、「MARKET SPEED」は、株取引で非常に評判の高いツールです。「MARKET SPEED」を目当てに楽天証券の口座開設をする人もいるぐらいツールとしての機能性は高いです。

MARKET SPEEDの魅力
  • 20種類以上のチャートをカスタマイズできる!
  • ドラッグ&ドロップで株の売買が可能!
  • 四季報、リアルタイムニュース、日経テレコンなど情報が充実している!

株取引ではリアルタイムでの売買や、様々なテクニカル分析を駆使して取引を行うため、ツールが優れていることは、大きなメリットといえます。

②楽天市場でのお買い物がお得に!(SPU+1倍)

楽天証券のメリット

楽天証券を利用することで、楽天市場のポイント倍率が高くなります(SPU+1倍)。SPUの達成条件については次の通りです。

楽天証券のSPU達成条件
  • 楽天証券で、1ポイント以上使用して、500円以上の投資信託を購入する

達成条件が難しくないため、ほぼ誰でも簡単に楽天市場のポイントがお得になります。積立投資信託の購入でポイント利用するだけで、毎月自動でSPU+1倍になります。普段楽天市場でお買い物をしているという方は楽天証券がオススメです!

③マネーブリッジで楽天銀行金利が上がる

マネーブリッジを設定することで、楽天銀行の普通預金金利が上がります

 マネーブリッジとは?
  • 楽天銀行と楽天証券の口座を連動させること
  • 連動すると普通預金金利が0.1%に

大手メガバンクなどの普通預金の金利は0.001%程度となっていますので0.1%はかなりの高利率といえます。マネーブリッジに設定するだけで、定期預金以上の金利になるのはお得なサービスです。

④楽天ポイント投資が充実

楽天証券のメリット

楽天証券では、ポイント投資が使いやすいです。具体的には、次の取引に利用できます。

楽天ポイント投資が利用できる取引
  • 投資信託
  • 国内株式
  • バイナリーオプション

SBI証券でもポイント投資は可能ですが、投資信託の購入しかできないため、楽天証券の方が使い道が豊富です。

SBI証券と楽天証券のデメリットを徹底比較

SBI証券と楽天証券のデメリット

一方、どちらの証券会社にもデメリットがあります。

SBI証券 楽天証券
デメリット ・スマホアプリが使いにくい(米国株と国内株が別アプリ) ・IPOに弱い
・外国株式の対象国が少ない

それぞれデメリットの方向性が違うため、人によっては気にならないという方もいるかもしれません。それぞれの証券会社ごとに詳しく確認していきましょう!

SBI証券のデメリット

SBI証券は手数料や取り扱う銘柄が充実している証券会社ですが、デメリットもあります。

デメリットの詳細について、見ていきましょう!

①米国株アプリと国内株式アプリが別々になっている

スマートフォンを利用して株式取引を行う人も多いと思いますが、SBI証券では米国株アプリと国内株式アプリが別々になっています。

そのため、取引を切り替える際には、他のアプリを起動しなければいけないため、スピーディーな取引を行うことができません。

楽天証券では、「iSPEED」というスマートフォンアプリを利用することで国内株式・米国株式どちらも取引ができるので使いやすいです。

楽天証券のデメリット

SBI証券と楽天証券のデメリットを徹底比較

楽天証券には、次の2つのデメリットがあります。

  1. IPO銘柄が少ない
  2. 外国株式の取り扱う国が少ない

それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。

①IPO銘柄が少ない

楽天証券では幹事を務めるIPO銘柄が、他の証券会社と比べて少ない傾向にあります。

IPO銘柄は幹事以外の証券会社は発行株式数が少なくなります。したがって、当選確率が減少してしまういので他の証券会社で応募する方が当たりやすくなります。

②外国株式の取り扱い数が少ない

楽天証券は、外国株式が米国、中国、ASEAN(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)しか取り扱いがないため、他の証券会社に比べると充実度は低いです。

証券会社 SBI証券 楽天証券
外国株の取り扱い数 9ヶ国 6ヶ国

外国株式を中心に取引するのであれば、SBI証券の方が優れているといえるでしょう。

SBI証券と楽天証券についてよくある質問

SBI証券と楽天証券の特徴は?
SBI証券は、ネット証券会社の中でも口座開設がNo.1、楽天証券はNo.2の実績を誇り、どちらも人気の証券会社です。
取り扱う商品の種類や投資金額などにほとんど差はありません。サービスの違いで自分に合った方を選択することがおすすめです。
SBI証券と楽天証券の手数料は?
SBI証券と楽天証券では、それぞれ2つずつ手数料プランが用意されています。
1日の取引代金に応じて手数料が決まるプランと、取引ごとに手数料が発生するプランです。
1日定額制のプランだけで見れば、SBI証券の方が手数料を抑えることができます。
SBI証券のメリットは?
25歳以下の現物株式手数料が実質無料であるため、25歳以下にはメリットが大きいです。
ネット証券会社の中でも取り扱う国の数が多く、9カ国の外国株式を購入することができます。
楽天証券のメリットは?
取引のためのツールが非常に充実しており、スマホ・PCのどちらからでも、安心して取引を行うことができます。
楽天証券を利用することで、楽天市場のポイント倍率が高くなります。
普段楽天市場でお買い物をしているという方は楽天証券がおすすめです。
SBI証券のデメリットは?
米国株アプリと国内株式アプリが別々になっている点がデメリットです。
取引を切り替える際には、他のアプリを起動しなければいけないため、スピーディーな取引を行うことができません。
楽天証券のデメリットは?
外国株式が米国、中国、ASEAN(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)しか取り扱いがありません。
他の証券会社に比べると充実度は低いと言えます。
SBI証券と楽天証券はどちらがおすすめ?
1日定額制のプランで取引するならSBI証券のアクティブプランが良いでしょう。
楽天証券はツールの使いやすさ、楽天サービスとの連携が魅力的です。
また、複数の証券会社を持つことで、それぞれのメリットとデメリットを活かしながら取引を行うこともできます。

まとめ

SBI証券と楽天証券のデメリットを徹底比較

今回は、SBI証券と楽天証券を徹底比較しました。

 今回の記事のまとめ
  • 1日定額制のプランで取引するならSBI証券のアクティブプランがオススメ!
  • 取引ごとに手数料が発生するプランはどちらも同じ手数料
  • SBI証券は、外国株式、IPO銘柄が充実!
  • 楽天証券はツールの使いやすさ、楽天サービスとの連携が魅力的!

SBI証券も楽天証券も、それぞれ特徴が異なるため、自分に合った証券会社を選ぶと良いでしょう。また、複数の証券会社を持つことで、それぞれのメリットとデメリットを活かしながら取引を行うこともできます。

今回の記事を参考に、ぜひ口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
おすすめの記事