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近年話題の仮想通貨(暗号資産)、初めてみたい!と思う方も多いのではないでしょうか。仮想通貨(暗号資産)は自分で取引することもできますが、多くの人は取引所を介して取引をしています。

取引所を選ぶ際の判断基準は人それぞれですが、比較する際に見るべきポイントは次が主なものになります。
- 取り扱っている仮想通貨(暗号資産)の数
- 手数料の安さ
- 取引ページやアプリの使いやすさ
※本記事は、暗号資産取引で必ず利益を生む方法を紹介するものではありません。暗号資産取引は自己の責任において行っていただきますようお願いいたします。
目 次
初心者にもおすすめ!仮想通貨取引所6選徹底比較
(単位: BTC)
テイカー:0.12%
テイカー:0.05%
(一部銘柄を除く)
(500円相当額以上)
(約1,000円相当)
(1円から取引可能)
1Coinckeck(コインチェック)
fa-check-circle Coincheckのおすすめポイント
- 取引手数料が無料
- 取扱通貨の種類は17種類と豊富
- 最大年率5%の貸暗号資産サービスを取り扱っている
コインチェックは取引にかかる手数料が無料なので、少額の資金で仮想通貨取引を始めたい初心者の方にもおすすめできます。
顧客情報は徹底管理されており、顧客から預かった資産はオフラインの「コールドウォレット」で管理されています。

取扱通貨の種類は17種類と豊富
数ある取引所の中でも、取り扱う銘柄数がたくさんあることが特徴です。代表的なビットコイン(BTC)の他に、以下の17種類の仮想通貨を選択することができます。
ETC(イーサリアムクラシック)
LSK(リスク)
XRP(リップル)
XEM(ネム)
LTC(ライトコイン)
BCH(ビットコインキャッシュ)
MONA(モナコイン)
XLM(ステラルーメン)
QTUM(クアンタム)
BAT(ベーシックアテンショントークン)
IOST(アイオーエスティー)
ENJ(エンジンコイン)
OMG(オーエムジー)
SAND(サンド)
リスク(LSK)やENJ(エンジンコイン)など、マイナーなアルトコインも取り扱っていますので、取引量が少ない仮想通貨にも興味があるという方におすすめです。
貸暗号資産サービスがお得
Coincheckには、「貸暗号資産サービス」が用意されています。
貸暗号資産サービスとは、保有する暗号資産を貸し出して利益を得る独自のサービスです。
一定期間預けるだけで利用料を得ることができるので、初心者の方も気軽に始めやすいでしょう。
貸出期間には14日間、30日間、90日間、360日間の4種類から選ぶことができます。暗号資産を長期的に保有することを考えている方は、活用できるでしょう。
出典:公式サイト
2DMM Bitcoin
DMM Bitcoinのおすすめポイントは次のとおりです。
fa-check-circleDMM Bitcoinのおすすめポイント
- DMMグループである安心感
- カスタマイズ性に優れた取引ツール
- 少額から取引を始められる
DMM Bitcoinは、DMMドットコムで有名な「DMMグループ」を親会社に持つ取引所です。
DMMグループである安心感
DMM英会話など、CMなどでも話題の数多くのサービスを運営するDMMグループが提供している取引所です。

電子取引など、金融サービスに対するセキュリティ対策のノウハウがあるため、安心して資産を預けることが可能です。
実際に、預かり資産の95%以上をコールドウォレットに保管する、不正アクセスを24時間体制で監視などの対策が取られています。
カスタマイズ性に優れた取引ツール
PC版の取引ツールはカスタマイズ性に優れており、10種類以上の機能から自由にテンプレートが作成可能です。
チャート機能も充実しており、さまざまな視点でテクニカル分析によって正確な予測が立てられるでしょう。
DMM Bitcoinが取引できるのはPCだけではありません。スマホ版のアプリでも高機能で使い勝手の良い取引ツールが用意されています。
外出先でもすぐに取引することができるので、利便性は抜群です。チャートを見ながら「ワンタッチ発注」もできるので、直感的な操作が実現できます。
少額から取引を始められる
DMM Bitcoinは100円からと少額取引に対応している点が魅力です。例えばビットコインの最小単位は「0.0001BTC」です。
約100円からビットコインが購入できるので、初心者の方でも少ないリスクで投資を始めることができるでしょう。
アルトコインでは、19種類のレバレッジ取引に対応しています。
国内ではアルトコインのレバレッジ取引に対応している取引所は数少ないので、独自のメリットであると言えるでしょう。

出典 公式サイト
3BITPoint
fa-check-circleBITPointのおすすめポイント
- 各種手数料が無料なので低コストで取引できる
- 国内で唯一トロン(TRX)やエイダコイン(ADA)の取引が可能※4
- レンディングサービスで利益が得られる
BITPointは、低コストで取引ができるなど、初心者が使いやすいサービスが豊富な取引所です。申し込みから最短当日に取引が始められます。
※4 2021年9月時点
各種手数料が無料なので低コストで取引できる
BITPointは以下の各種手数料が無料です。
- 取引手数料
- 入金手数料
- 送受金手数料
- 口座開設・維持費
手数料がかかる取引所が多い中で、最低限にコストを抑えて取引ができる点が大きなメリットです。手数料を考えずに取引に集中できるので、初心者の方にもおすすめできます。
国内で唯一トロン(TRX)やエイダコイン(ADA)の取引が可能
BITPointには、国内で唯一トロン(TRX)やエイダコイン(ADA)の取引が可能な取引所です。

このような珍しい通貨を取り扱っていれば、将来コインの価値が高騰した際に優先的に購入ができるメリットがあります。トロン(TRX)やエイダコイン(ADA)に興味のある方は、BITPointを利用するのが良いでしょう。
その他、厳選された信頼度の高い7種類のアルトコインを取り扱っていますので、初心者の方だけではなく、プロの投資家にもおすすめの取引所です。
レンディングサービスで利益が得られる
BITPointの独自のサービスとして、レンディングサービスが用意されています。
レンタル日数は日割りで計算され、貸し出す通貨の数量によっても報酬は変動します。

ただし、レンディング期間中は預けている通貨は取引に使えないので注意が必要です。
※出典 公式サイト
4bitFlyer(ビットフライヤー)
fa-check-circlebitFlyerのおすすめポイント
- 大手金融機関と提携している安心感がある
- 仮想通貨取引所対象セキュリティ調査で世界No.1※2
- ビットコインの取引量国内No.1※3
bitFlyerは15種類の仮想通貨を取り扱う人気の仮想通貨取引所です。特にビットコインの取り引きに向いています。
大手金融機関と提携している安心感がある
ビットフライヤーの株主は国内企業だけではありません。世界で活躍するさまざまな企業が提携しています。国内で提携している大手金融機関の一部を以下で紹介します。
大企業から多くの出資を受けるだけの実績と信頼を兼ね備えているので、安心して資産を預けられるでしょう。

仮想通貨取引所対象セキュリティ調査で世界No.1
仮想通貨取引所と聞くと、ハッキングなどで仮想通貨が流出してしまうリスクに不安を覚える方もいるかもしれません。bitFlyerでは安心して取引ができるよう、頑丈なセキュリティシステムで顧客の大切な資産を守っています。
新たな脅威に対応できるよう日々準備と改善を行っているので、今後も安心して使い続けられるでしょう。
このようなセキュリティへの努力が認められ、「仮想通貨取引所対象セキュリティ調査」では世界No.1を獲得しました。
ビットコインの取引量国内No.1
bitFlyerは国内の取引所の中でも、特にビットコインの取引に強みを持っています。

ビットコインを使った取引を考えている方にとってはぴったりです。専用のアプリは洗練された見やすい画面設計が魅力です。取引板やチャート・注文画面が、初心者の方でも見やすいように設計されています。
※出典 公式サイト
※2 Sqreen社調べ。2018年1月発表、世界140の仮想通貨取引所を対象に調査
※3 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021年の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)
5bitbank(ビットバンク)
fa-check-circlebitbankのおすすめポイント
- 取引手数料が安い
- アルトコインも取引所で購入できる
- 見やすく使いやすいアプリで外出先でも便利に取引できる
bitbankは、国内取引量No.1※を誇る仮想通貨取引所です。スプレッドはほとんどかからず取引手数料も安いので、初心者の方も安心して利用することができます。
※1 2021年実績CoinMarketCap調査
取引手数料が安い
bitbankの取引手数料は入金手数料が無料など、取引手数料が安く設定されている点が特徴です。
他社にも「取引手数料が無料」と宣伝しているものがありますが、実際にはスプレッドが大きいので損をしてしまうことも珍しくありません。
その点bitbankは板取引なのでスプレッドが実質なく、取引手数料のみで取引できます。

アルトコインも取引所で購入できる
ビットバンクで取り扱う11種類の仮想通貨は、全てを取引所形式で取引することが可能です。
通常、国内取引所でアルトコインを購入する際には、販売所のみがアルトコインに対応しているケースがほとんどです。
その場合、スプレッドがかかってしまい、アルトコインを安く購入できないデメリットがあります。その点bitbankはアルトコインも取引所で購入できるので、他社よりも安く取引ができるのです。
見やすく使いやすいアプリで外出先でも便利に取引できる
bitbankは、専用のアプリをダウンロードすれば、外出先でも便利に取引を行うことが可能です。

初心者にとっては難しく感じる板取引や指値注文も直感的に操作できるので、使い勝手は抜群でしょう。
使いやすいのは初心者だけではありません。60種類以上の高度なテクニカル分析も用意されているので、プロの投資家の方も便利に活用できます。
ロック画面から価格変動がチェックできるので、大切な取引のチャンスを見逃すこともないでしょう。
※出典 公式サイト
6GMOコイン
fa-check-circleGMOコインのおすすめポイント
- 東証一部上場企業グループ会社の安心感
- 入出金・送金手数料が無料
- 最大年率3%のレンディングサービス
東証一部上場企業グループ会社の安心感
GMOコインの運営会社はネット事業に強みを持つGMOインターネットグループです。親会社が東証一部上場企業であるため、初めて仮想通貨で取引を行う方も安心できるでしょう。

外部からのサイバー攻撃対策も厳重に施されているため、大切な資産をしっかりと守ってくれるでしょう。
入出金・送金手数料が無料
GMOコインでは、以下のように各種手数料が無料で利用できます。
入金手数料 | 出金手数料 | 送金手数料 |
---|---|---|
|
無料 |
|
仮想通貨取引で利益を得るには、手数料はできるだけ低いことが大切です。その点GMOコインは他社と比較してもコストを抑えて取引ができるので、初心者向きの取引所だと言えるでしょう。
最大年率3%のレンディングサービス
GMOコインでは仮想通貨のレンディングサービスが用意されています。
ノーリスクで通貨を貸し出すだけで、最大年率3%で資産を増やすことができます。ビットコインだけでなく、さまざまなアルトコインにも対応している点も魅力です。

※出典 公式サイト
仮想通貨時価総額ランキング!おすすめ銘柄3選
ここからは、実際に仮想通貨の取引を始めるにあたって初心者にもおすすめできる仮想通貨の銘柄を3選厳選してご紹介します。

ご自身が思う仮想通貨取引ができるよう、参考にしてくださいね。
1位 | 2位 | 3位 | |
名称 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | リップル(XRP) |
---|---|---|---|
時価総額 ※2022/05/27現在 |
¥70,375,446,626,323 | ¥27,362,621,225,988 | ¥2,436,925,854,049 |
発行上限枚数 |
2,100万枚 | 無し | 約1,000億枚 |
1ビットコイン(BTC)
ビットコインは、仮想通貨の中でも代表的なコインです。時価総額は2022年5月時点で仮想通貨の中で1位の実績を持っており、投資家からの信頼性が高い安心感があるでしょう。

中には、他の銘柄と交換する際に一旦ビットコイン(BTC)と交換することが必要なものもあります。このことからも、ビットコイン(BTC)が数ある仮想通貨の中でも基軸となっている銘柄であることは間違いないでしょう。
仮想通貨の取引所が増加しつつある今、今後も需要が拡大することが予想されるコインです。
これから仮想通貨取引を始めたい方は、まずはビットコインで利益を狙うことがおすすめです。
一部の実店舗では、日本円のように通貨として買い物に使用することも可能で、ビットコインが入出金できるATMも登場しています。
現在、ビットコイン(BTC)は上場申請を行っており、上場が承認されれば、価格が上昇すると期待されています。
2イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、時価総額はビットコインにつぐ第2位を誇る仮想通貨です。投資家からも注目されている通貨であるため、ビットコインと同様に今後が期待できるでしょう。
他の通貨と違う独自な特徴として、Dapps(ダップス)の開発ができる点がメリットです。
ビットコインの場合、通貨として取引ができるように開発された仮想通貨ですが、一方のイーサリアム(ETH)は仮想通貨でありつつ、分散型アプリケーションでもあるのです。
仮想通貨としての保守性に関してはブロックチェーン技術が採用されており、さまざまなアプリを記録して実行しています。

その他、仮想通貨の送金を行う「マイニング」の速度が速いメリットもあります。
ビットコインのマイニングが10分に1回であるのに対し、イーサリアム(ETH)は15秒に1回です。短時間で瞬時に送金ができるので、利便性は抜群でしょう。
3リップル(XRP)
リップルは、海外にお金を送る国際送金に特化している仮想通貨です。従来、国際送金を行う際には高額な手数料と長い送金時間が必要でした。
送金手数料は数千円程度かかり、送金時間は5日程度かかるため、多くの人が不便を感じていたのです。
その点リップルはこれまでの国際送金の難点を覆す、約4秒の高速送金と数十円と安い送金手数料が魅力です。
さらにリップルにはブロックチェーンが使われていません。その代わりに「XRP Ledger」という独自システムが採用されています。
このシステムの最大のメリットとしては、仮想通貨の取引を記録する仕組みであるマイニングが不要であることが挙げられます。
マイニングとは、仮想通貨の取引を承認して報酬を受け取れる仕組みです。設備を持っている方なら誰でも参加できます。
一方リップルは、自社が認めた「バリデータ(Validator)」という企業のみが記録を付けています。
1社のみが取引記録の作業を行うことで承認作業もスムーズになり、格安かつ高速での送金が可能となるのです。
仮想通貨名 | リップル(XRP) |
---|---|
時価総額ランキング | 8位 |
時価総額 | ¥270,111,160,469,271 |
発行上限枚数 | 1,000億枚 |
仮想通貨の取引所おすすめの選び方7つのポイント
どの仮想通貨を取り扱っているか
現在、仮想通貨には数千種類があり、取り扱っている仮想通貨の銘柄は仮想通貨取引所によって異なります。口座を開設する際は、取り扱っている仮想通貨の種類をよく確認しておきましょう。
ちなみに、時価総額と知名度がともに最も高いビットコインは、基本的にどの仮想通貨取引所でも取り扱いされています。
一方、ビットコイン以外の仮想通貨であるアルトコインは、仮想通貨取引所によっては取り扱いがない場合があるので注意が必要です。
これから仮想通貨に投資を始めるなら、それぞれの仮想通貨取引所の特徴を知ることが大切です。

管理体制は整っているか
2018年にハッカーの攻撃によって、大量の仮想通貨が流出するという事件が発生しました。この事件の内容を知って、「仮想通貨は危険である」というイメージを持った方は多いです。
しかし、この事件で流出があった原因は、仮想通貨取引所の管理体制自体です。
仮想通貨の仕組みそのものは今だかつて一度も破られてはいないと言われています。
安全に仮想通貨投資を行うためには、仮想通貨取引所の管理体制やセキュリティがしっかりしているかチェックしておくことが必要です。
取引所によっては、顧客資産の保管方法などを公式サイトなどで公開していることもあります。

取引高は高いか
仮想通貨取引所によって、取引高には違いがあります。取引高がたくさんあるということは、それだけ多くの投資家が口座を開設して実際に取引していることの証明ですので、一定の安心感につながるでしょう。
ちなみに2021年7月現在で、日本国内で最も取引高が高い仮想通貨取引所はビットフライヤーです。

信頼できる会社か
利用者を危険から保護するため、金融庁は仮想通貨取引所の登録審査を行っています。仮想通貨取引所で口座を開設する際には、金融庁の登録を受けているかについてチェックするようしましょう。
登録を受けている取引所なら、ある程度信頼がおける証明になります。さらに大手金融会社の傘下にある仮想通貨取引所であると安心感が増します。

ツールやアプリは使いやすいか
ストレスなく取引を行うためには、ツールやアプリが使いやすいかどうかも重要なポイントです。使いやすいかどうかの基準は、投資経験や好みによっても変わってきます。

家の中にいる時には、基本的にパソコンで取引する方がほとんどです。しかし、外出中でも取引を行いたい場合にはスマホアプリが必須となります。
最低でもひとつは使いやすいアプリをダウンロードしておきましょう。アプリをウィジェットに追加すれば、アプリを開くことなく各コインの価格を知ることができます。
初心者の方は、以下の点を重視して選ぶようにしましょう。
- 画面が見やすいか
- 注文が簡単にできるか
\アプリダウンロード数No.1/
手数料・スプレッドは安いか
取引の際に必要な手数料についても注目しましょう。仮想通貨の取引では、各仮想通貨取引所が公開している所定の手数料がかかります。
スプレッドとは、売値と買値の差額のことを言い、金額については仮想通貨取引所によって異なっています。手数料として差し引かれる金額は、スプレッドが広いほど大きくなり、スプレッドが狭いほど小さくなる特徴です。
仮想通貨取引所を比較する時には、売値と買値の差を比べてスプレッドの狭い取引所を選びましょう。

ここからは、一般的に必要となる手数料の種類について解説します。
取引手数料
取り引き手数料とは、取引するたびにかかる手数料のこと言います。
仮想通貨の送金手数料
自分が所有している仮想通貨を、他の取引所や個人ウォレットなどに送金する際にかかる手数料を言います。
アービトラージや、大切な資産を個人ウォレットに保管する際に利用するのが一般的です。
日本円入出金
銀行と取引所間で入出金を行った際にかかる手数料を言います。日本円入出金には、各銀行の所定金額や取引所側の手数料があります。
クイック入金
クイック入金とはネットバンキングで、24時間365日いつでも入金できるのが特徴です。振込手数料はかかりません。
通常入金を選択すると時間外手数料や振込手数料がかかってしまうのでクイック入金がおすすめです。
流動性の高さ
取引所は取引量が多く板が厚いものを選ぶのがおすすめです。流動性が高いか低いかの判別は、板を見れば判断することができます。
例えば、ビットコインの市場価格が100万円だったとします。売り板に105万円・110万円が並んでおり、買い板には95万円と90万円しか無かったとします。
この場合、市場価格の100万円で購入したくても105万円でしか買えない状況です。仮に購入しても売却価格は95万円になってしまうので、10万円分損をしてしまう計算です。
つまり、流動性が低ければ時間もかかるし損もしてしまうことになります。このような取引所を選んでも、まともに取引ができないでしょう。

仮想通貨とは?基礎知識をおさらい
- 電子マネー
- ポイント
- マイル
仮想通貨(暗号資産)もこれらと一緒で、形を持ちませんが、お金と同じ価値があるとして使うことができます。仮想通貨(暗号資産)は暗号理論によって、安全性が保証されています。
仮想通貨(暗号資産)はどうやって生まれているのか
私たちが普段使っている現金は、日本銀行で発行されていますね。それでは仮想通貨(暗号資産)はどのように発行され、世の中に出回っているのでしょうか。
仮想通貨はマイニングによって発行され、世の中に出回ります。
仮想通貨(暗号資産)が安全性を保ち続けるためには、世界中で行われている仮想通貨(暗号資産)の取引を記録し、その整合性が取れているのかを確認する作業が必要です。この作業をしてくれた人に報酬として仮想通貨(暗号資産)が譲渡されます。このような取引データの承認作業がマイニングと呼ばれます。
仮想通貨(暗号資産)は鉱石の金に例えられることが多いです。自ら鉱石の金を掘れば、財源を生み出すことができますよね。
仮想通貨(暗号資産)の安全性を保つ、ブロックチェーンとは?
仮想通貨(暗号資産)が価値を持ち続けている理由には、安全性が保証されているからというものが挙げられます。ほとんどの仮想通貨(暗号資産)の安全性確保のためにはブロックチェーンという仕組みが使われています。


仮想通貨の取引所と販売所の違いとは
仮想通貨(暗号資産)の売買の場には、取引所と販売所があります。Coincheckなどの大手取引所には、販売所としての機能が備わっていることも多いです。
これらがどう違うのかがわからない初心者の方も多いと思いますので、基本情報と主なメリットデメリットを解説していきます。
販売所とは
販売所は、仮想通貨(暗号資産)の売買を業者と投資家の間で行うものです。買う場合は書いてある料金を払い仮想通貨(暗号資産)をゲット、売る場合は仮想通貨(暗号資産)を渡してお金をもらいます。

販売所のメリット
販売所のデメリット
販売所は、投資家が仮想通貨(暗号資産)を買う値段よりも、投資家が仮想通貨(暗号資産)を売る値段の方が安くなっています。
つまり、自分が一度売った仮想通貨(暗号資産)をまた買う場合にはマイナスが出てしまうのです。

取引所とは
取引所とは、仮想通貨(暗号資産)を売りたいと思っている投資家と、仮想通貨(暗号資産)を買いたいと思っている投資家が取引をする場所です。売り手と買い手の条件が一致すれば、取引が成立します。

取引の際に発生する手数料が、取引所の利益になります。
取引所のメリット
販売所は指定された価格でしか購入ができませんし、販売もできません。しかし、取引所であればマッチする相手さえいれば、自分の好きな金額を設定し売買することができます。
販売所のように売った金額よりも買う金額の方が高くなるということもありませんので、販売所での売買よりもコストの削減ができます。
取引所のデメリット
自分の好きな金額を設定するため、自分の取引の裁量が重要になってきます。初心者だと、この裁量がわからず、難しいと感じることが多いと思います。
また自分が売りたい額に応じてくれる、買い手(逆も然り)がいないと売買は成立しません。

仮想通貨の取引所利用時の注意点
仮想通貨(暗号資産)の取引所は、初心者でも簡単に取引をすることができます。しかし、注意点もありますのでご紹介します。取引所の主な注意点は次のとおりです。
- ハッキングのリスクがある
- 取引所が責任を負ってくれるわけではない
- 売買の予定がない仮想通貨(暗号資産)を取引所に置いておくのは危険になり得る
それぞれ詳しく説明していきます。
ハッキングのリスクがある
2018年にCoincheckでハッキング事件がありました。このハッキングで利用者たちの仮想通貨(暗号資産)が流出してしまい、多くの人の資産が一気にゼロになりました。
このように取引所はハッキングの危険と隣合せです。多くの取引所ではセキュリティの強化に力を入れているため、頻繁にハッキングが起こるなんてことはありませんが、リスクがゼロではない、ということは理解しておくべきです。
取引所が責任を負ってくれるわけではない
取引所はあくまでも投資家と投資家を仲介する役割を担っています。そこで行われる取引を保証してくれるわけではないので、もし取引に失敗して損をしてしまったとしても、全て自己責任です。

売買の予定がない仮想通貨を取引所に置いておくのは危険になり得る
取引所はハッキングのリスクと隣合せです。そのため、売買の予定がない仮想通貨(暗号資産)は取引所からウォレットと呼ばれる仮想通貨(暗号資産)のお財布のようなものに入れておくことをおすすめします。
このウォレットもオンラインのものだと、サイバー攻撃に遭ってしまい暗号資産が流出する危険性が考えられます。

おすすめの仮想通貨取引所に関するよくある質問
まとめ
今回はおすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所についてご紹介しました。取引所を選ぶときには、自分が重視したいのはセキュリティなのか、取扱数なのか、手数料なのか、など重視したいポイントを絞って選んでみてください。
また、販売所と取引所の違いについても解説しました。初心者の方はまず販売所で経験を積んでみるのもいいかもしれません。
仮想通貨(暗号資産)はリスクも大きいですが、莫大なリターンを得ることもできます。

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