任意整理のしくみとは?任意整理後どうなるかなどもわかりやすく解説

普段生活しているとテレビのCMなどで「任意整理」という言葉を耳にすることがありますが、実際に「任意整理」というのは多額の債務(借金)がなければ考える機会が少ないものです。

ざっくり言うと金銭を貸している業者に対して「必ず返済にもっていくので今の月々の支払い金額を少し下げてくれないか?利息も軽くしてくれないか?」と交渉することです。

この記事では、そんな任意整理について解説していきます。ご自身の負債でこの先将来どうしたらいいのか悩みを抱えている方などは参考にしてください。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

意整理とは?わかりやすく紹介!

「任意整理」とは、お金を借りている側と貸している側が話し合い借金の利息を軽減することです。

任意整理はどんな時に利用する?
・最初はすぐに返済できると思って借りていた金額が中々返済できない…
・元本部分が全く返済できない…
・収入はあるけど返済に追われて生活が回らない…

最近のローンの広告では「最初は必要なだけ借りてOK!返済も月々2000円からでOK」といったことをうたっていることがあります。

しかし、「月々2000円で良いのかと簡単に考えてカードローンやその他ローンを組んでしまうと全く借金返済が完了せず、任意整理を実行するといったケースも増えてきているようです。

任意整理ではどんな依頼を金銭貸出側にするの?

前述では、月々の返済をしやすいように利息や返済金額を調整するとご説明しましたが、具体的にはどのような調整依頼をするのか下記にまとめておりますので参考にしてください。

CASE1

法外な利息を請求することを停止するように依頼する

一般的な「銀行カードローン」「消費者金融カードローン」などであれば借入時の利息の上限は20.0%と決まっています。

法外な利息は支払う必要がありません。手続きすることで、すぐにでも違法な利息の請求を停止できます。

 

CASE2

不必要な取り立て業務を停止するように依頼する

どのローン会社・貸金業者でも同じですが、借りた資金を問題なく支払っている契約者には無理な連絡はしませんが、一定期間支払いが滞った方へは催促の電話がかかってきます。

CHECK
任意整理をすると、金融機関からの借金催促がストップします。

「家族の前でされたらどうしよう…。」「会社まで来られたらどうしよう…。」など精神的な負担になる取り立てを止められるのは、任意整理のメリットです。

 

CASE3

毎月の返済金を軽減するよう求める

契約時に毎月5万円なら返済できるな、と考え契約したはいいが景気に左右されて支払い金額を減額しないと生活が苦しい…といったことは日常茶飯事に起きています。

このとき、任意整理をすることで毎月の返済金を軽減するよう求められます。そのため、第三者が介入して依頼をするわけです。

 

CASE4

過去の過払い請求分を逆に返してほしいと請求する

これまで返済してしまっていた法外な利息は金融機関から返してもらえます。ただし、上限20.0%に収まっている契約をしている「ショッピングや車のクレジット、住宅ローン」といったものには請求できません。

 

CASE5

借金をゼロにしてくれるよう依頼する

現在借金を返済している方が法外な利息を何年間も支払い続けている場合、過去に支払った違法な利息分で完済できている可能性があります。

計算したのち、完済していると判断された場合はこれ以上請求するのは違法であると請求することができます。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

任意整理ができる条件について

ここまで任意整理についいてご説明しましたが、誰もが必ずしも任意整理を受けることができるわけではありません。利用するには主に3つの条件と1つの注意点があります。

条件1

安定した収入があること

原則として今後借金を返す意志だけではなく証拠として、給料収入やそのほかの収入が必ずあることを証明する必要があります。

 

条件2

今後3~5年前後の間で完済を目指せること

任意整理では、今ある借金を3〜5年かけて返済します。現実的に短期~中期間で返済する計画が立てられなければ利用できません。

 

条件3

今後も必ず返済する意志があること

任意整理は「両者(お金を借りる側と貸した側)で和解が完了したら終わり」ではありません。

CHECK
和解交渉後から現実的な借金返済業務開始となります。

しっかりと返済する意志があるのかどうか真摯な態度で示す必要があります。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

任意整理する際の注意点

任意整理する際の注意点は過去の返済履歴を確認することです。

WARNING
一度も返済していないと、和解交渉をしても利息の割合など負債者側(資金を借りている側)に不利な条件で和解着地になる可能性もあります。

まずは、本当に自分自身にとって任意整理が最適な手段かどうか考えましょう。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

任意整理をするとそのどうなるの?

では、実際に任意整理を依頼した場合、その後どういった流れになるのか解説していきます。気になるのが、任意整理をした後の生活ですね。

CHECK
結論からお伝えすると、生活するのには周囲の人とほぼ変わりはありません。

しかし、いくつか任意整理後に出来なくなることがあります。具体例は以下に注意する点をまとめておりますので参考にしてください。

任意整理したら起きる良い変化

メリット1

任意整理しても会社にはバレずこれまで通りの収入を得られる

任意整理したら家族や会社にバレてしまうのではないかと心配になりますが、任意整理=借金する側と貸出側の和解交渉です。

CHECK
任意整理に家族や会社も巻き込まれることはありませんので、自ら言わない限りバレる可能性は低いといえます。

しかし、例外的にバレるケースがいくつかあります。任意整理がバレる可能性があるケースは以下の通りです。

    • 弁護士とのやり取りがうまく行かず自宅に電話が来て家族がとった
    • 弁護士との書類が自宅に届き、誰かが開封してしまった
    • 任意整理後に返済を再度停止してしまった
    • 弁護士報酬を滞納した

上記のようなケースに該当する場合は要注意です。任意整理後の約束は厳守。周囲にバレないためにもしっかり返済しましょう。

 

メリット2

月々の返済金額が減額される

任意整理では利息が軽減されます。必然的に月々の返済負担も軽減されるのがメリットです。

例えば
毎月20万円の給料収入がありそのうち借金に10万円の返済をしていた場合、任意整理することでプライベートへもある程度資金を回す余裕が出てきます。

羽目を外さない範囲で、以前より余裕のある生活を送ることができるのは大きなポイントです

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

任意整理したら起きる悪い変化

デメリット1

任意整理後は数年間ローンを組めなくなる

任意整理後は、ブラックリストという過去に金銭面で何らかの問題があったリスト一覧に事故情報として掲載されてしまいます。

WARNING
ブラックリストに載ると、一定の期間は車、住宅といった生活の中で必要なローンを組んだり、携帯の本体代の分割支払いをすることはできなくなります。

 

デメリット2

賃貸契約時に審査に通らない場合がある

ブラックリストに登録されてしまうと、過去に金銭事故を起こしてしまっていると賃貸契約会社に判断されてしまうケースがあり住みたいマンションに住めないというリスクが出てきます。

CHECK
対処法としては「家賃保証会社」を利用しいない物件を利用することです。

金融情報の審査を行うのは、家賃保証会社です。家賃保証会社を建てなければ、問題なく賃貸契約できます。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

任意整理後は闇金業者に要注意

ブラックリストに載ると前述でローンが組めなくなるとご説明しました。ローンが組めなくなる=急な資金が必要になったときに困るということです。

そこで、闇金(=法外な利息で貸付を行う業者)に手を出してしまうと、新たな借金の返済で生活が回らなくなる危険性があります。

WARNING
任意整理後、お金に困ってしまっても闇金の利用は避けましょう。自分一人でどうしようもできない時は、弁護士など専門家に相談することが大切です。

任意整理の方法・れ・必要書類について

ここまで任意整理全般のことに触れてきました。ここでは任意整理がどのようにスタートし、完了していくのか説明していきます。

STEP1:弁護士事務所に相談して任意整理の契約をする

どの弁護士事務所でもいい、というわけではないのでご注意ください。離婚に強い弁護士事務所、交通事故に強い事務所、金銭トラブルに強い事務所とそれぞれ特色があります。

数社余裕があれば相談に行き、一番親身に力になってくれそうでかつ金銭トラブルに強い弁護士事務所と契約しましょう。

CHECK
気になる着手金の相場は1件15000円~20000円といったところです。

STEP2:弁護士から金銭貸出側へ受任通知・過去の取引の開示請求が送られる。

弁護士側がお金を貸している側へ通知を送ることで、現在の借金の返済をいったん停止してもらいます。過去の取引がどうだったのか、違法性がなかったのか詳細を開示してくださいと通達が行くことです。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

STEP3:引き直し計算と過払い金があればの返金請求

過去の取引を開示されたデータからこれまでの借金返済額に問題がなかったのか、過払い金はあるのかの計算がされます。

開示請求したのにも関わらず開示しないという困った業者もいるため、その際はどうするか担当の弁護士と相談の上取り決めます。

STEP4:和解条件の作成・和解交渉

借金の分割払いや利息の引き下げなど口頭ではなくきちんとデータとして残すため条件の取り決め後、書類を作成し、債権者(金銭貸し出し業者)と交渉します。交渉は弁護士が担当するのが一般的です。

STEP5:全く和解交渉に応じない場合は裁判所を絡めた特定調停を行う

和解請求をしているにも関わらず、業者が全く応じないケースもあります。その場合、弁護士という第3者だけではなく裁判所が選択してきた調停委員を通じて和解交渉していくことになります。

STEP6:和解締結・新たな条件のもと借金返済開始

債権者側と和解締結できれば、譲歩された条件のもと残りの借金返済を開始します。和解後の返済方法は主に以下2通りです。

    1. 直接債権者側へ依頼者が振込する方法
    2. 手数料1000円程度支払ったうえで弁護士経由で債権者へ支払う方法

弁護士経由で支払う場合、分割回数が多いほど手数料が高くなるので要注意です。返済方法をどうするのか弁護士と話し合いましょう。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

こんな人は任意整理を検討すべき!共通する徴とは?

誰もが普段生活していて借金なんてしたくない、と思いつつも金銭的に困窮してどうしようもなくなったら、やむおえずお金を借りてしまうことはあります。

任意整理はこの借金の負の連鎖を断ち切ることができますが、デメリットもあるため借金に困るすべての人がするべきとは言い切れません。任意整理を検討すべき人の特徴は下記のような人になります。

まじめで責任感が強く借金があることを他人に相談できない

男性側に多いのですが、例えば離婚したら妻への慰謝料を支払ったり、子供の養育費を支払うため月々多額の資金が必要となります。

WARNING
現状の資金面ではやりくりは到底難しい内容であっても、周囲に相談できないと借金は膨らむ一方です。

借金で借金を返済する負のループに陥ってしまう前に任意整理を検討しましょう。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

安定した収入はあるがすべての借金を返せる見込みがない

一定の収入があるけど、収入の大半が借金返済に回っている人にも任意整理がおすすめです。任意整理で借金そのものがなくなることはありません。しかし、利息は軽減できます。

CHECK
利息が軽減されれば、現在と収入が変わらずとも借金返済の目処が立つ可能性があります。

専門機関に相談をすることでまず、何から軌道修正していけばいいのか解決のきっかけになります。

長期間借金返済をし続けている

借金の返済が長期化している方は元金が減っていない可能性があります。任意整理で利息をカットできれば、毎月の返済額を元金に充当可能です。

例えば
・借金返済を5年以上続けている
・毎月最低返済額しか返せていない
・残高を確認したけど元金が全く減っていない

上記のようなケースに該当する方は、任意整理を検討する価値があります。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

任意整理は自分でできる?門家に相談するのがベスト!

ここまで任意整理にかかるあれこれご説明してきました。任意整理は1人でもできないことはありません。しかし、しっかりとした知識や経験がなければ和解交渉は難航します。

WARNING
個人での任意整理は時間と労力の無駄に終わってしまうケースも少なくありません。

そこで、安心して確実に任意整理を成功させるには弁護士事務所へ相談するのがベストです。弁護士へ相談すれば、任意整理以外の問題解決策が見つかるかもしれません。

弁護士事務所の中には無料で相談できる事務所も多くあります。任意整理するか少しでも迷ったら、一度弁護士へ相談してみてください。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

まとめ

ここまで、任意整理について解説してきました。任意整理は借金問題解決につながる1つの選択肢です。もし返済の目処が立っていない方であれば、検討の余地があります。

任意整理するなら、まず弁護士に相談するのがおすすめです。話を聞いてもらうだけで、今後の見通しが立つかもしれません。ぜひこの記事の内容を借金完済に活用してみてください。

たった1分でいくら減らせるか分かる!! 借金減額シミュレーター
(無料)

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
おすすめの記事