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リアルワールド、クラウドソーシングによる人工知能やロボットの精度向上支援を商品化へ

2016.02.23

2016年 2 月 23 日

<各位>

株式会社リアルワールド(コード番号:3691)

代表取締役社長 菊池誠晃

 

リアルワールド、クラウドソーシングによる人工知能やロボットの精度向上支援を商品化へ

 

 国内最大級のマイクロタスク型クラウドソーシングサービスを運営する株式会社リアルワールド(代表取締役社長:菊池誠晃、本社:東京都港区、東証マザーズ:証券コード 3691 以下、リアルワールド)は約 930 万人のクラウド会員を活用したクラウドソーシングによる人工知能やロボットのプログラム精度向上支援を商品化いたしましたので、お知らせいたします。

 

人工知能の精度向上には「ひと」による評価が必要不可欠

 昨今人工知能に関する関心が高くなってきており、スマートフォンでは音声認識による操作が可能となり、人型ロボットが店頭で案内を行うなど、その存在もより身近なものになってまいりました。この技術が日本でも成熟し活用範囲が広がるためには、言語の中でも最難関と言われている「日本語」の処理能力を向上させる必要があると言われております。

 日本語は英語と異なり、ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字を用いるだけではなく、構文も英語とは大きく違ってきます。また、ロボットとひとの会話の成立のためには、一般的な構文の処理だけでなく「方言」によるゆらぎの処理も必要となってきます。

 人工知能やロボットの精度向上には、年齢・性別・居住地など様々な組み合わせでのデータ解析とその処理がより自然なものであるのかを実際のひとによって評価し、改善を続けていくことが求められている現状です。

 

930 万人によるクラウドソーシングの活用

 リアルワールドは総会員数約 930 万人を誇るクラウド事業を運営しており、クラウドソーシングサービス「CROWD」における総作業件数実績は 5,400 万件を超えました。昨年より言語処理能力向上のための音声データ収集や、会話文の作成作業などの依頼を受けることが多くなっており、既に大手企業からの受注も進んでいることから、大規模クラウドソーシングを活用した人工知能やロボットの精度向上支援を商品化することといたしました。

 会員は全国に分布しており、短期間で大量のデータを処理・収集することが可能となっております。

 

事例紹介

クライアント名:株式会社アイアール・アルト様

依頼内容:人工知能で作成した会話文の評価

作業実績:会話文約 15 万件を 2 週間で処理完了。納期は従来の 1/3、コストは 1/2 に削減。

 

2016.2.23

 

以上

 

【当リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社リアルワールド IR/PR 担当:近藤

TEL:03-5114-3580 Email:pr@realworld.jp

 

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