
アコムという会社についてなんとなく知っている方も多いのではないでしょうか。
国内大手の消費者金融会社で、CMのフレーズが有名です。
消費者金融とは、お金を借りることのできる会社です。アコムの場合はカードローンを利用することができます。
しかし、アコムのカードローンについて、審査に通るか不安に思っている方も多いと思います。

目 次
アコムの基本情報
まずは、アコムの基本情報について確認していきましょう。
ご融資額 | 1万円〜800万円 |
貸付利率(年率) | 3.0〜18.0% |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
貸付対象者 | 20歳以上69歳以下の安定継続した収入と返済能力があり、アコムの審査基準を満たす方 |
遅延損害金 | 20.0% |
担保・連帯保証人 | 不要 |
発行日数 |
最短即日発行 |
アコムのカードローンは、条件によっては最短即日発行にも対応しているので急にお金が必要になった場合に対応しやすいのが特徴です。
アコムの審査にかかる時間は?
アコムの申込条件には「最短即日発行」と書かれていますが、審査時間はどのくらいなのでしょうか?
実は、即日発行に対応しているからといって、必ずしもその日に発行できるというわけではありません。

アコムの申込受付時間
アコムの申込は次のような方法があります。
- インターネット
- 店頭窓口
- 郵送
- 自動契約機
- 電話
このうち、郵送については最短即日発行に対応していません。
アコムでカードローンを最短即日発行するためには、申込受付時間内に申し込みをする必要があります。
それぞれの手続き方法の受付時間は次のとおりです。
申し込み方法 | 受付時間 |
インターネット | 24時間365日申し込み可能 |
電話 | 24時間365日申し込み可能 |
店頭窓口 | 9:30〜18:00(土日祝日は休業) |
自動契約機 | 9:00〜21:00(年末年始を除く) |
アコムの審査回答時間
アコムの申し込み時間に間に合っても、審査の受付時間によっては、即日対応できない場合があります。
アコムの審査受付時間は、9:00〜21:00の間です。そのため、インターネットや電話での申し込みの際には、翌日の審査となる可能性があります。
審査の回答はメールか電話で連絡がきます。公式ホームページには「最短30分」で審査が行われると記載されています。
アコムの審査が長引く可能性があるのはどんな場合?
アコムの審査は「最短30分」ですが、長引いてしまう場合もあります。
審査結果が来ないと不安になると思いますが、必ずしも審査に落ちるというわけではありません。

原因①在籍確認が取れていない
審査がスムーズに進んでいても、在籍確認が取れないと審査を終えることができません。
そのため、勤務先の営業時間外に申し込みをすると審査結果が長引く可能性があります。
例えば、金曜日の夜に申し込みをした場合、勤務先が土日休みだと月曜日まで審査結果が出ないことになります。
原因②審査が混み合っている
単純に審査が混み合っているため遅れている可能性もあります。
例えば次に挙げるタイミングでは、お金が必要になる人が多くなると考えられることから、アコムを申し込む人が多くなります。
- 給料日前
- 月末付近
- 平日の夕方以降の時間
- 土日祝日
- 連休や年末年始
急いで審査を行いたい場合はなるべく平日の午前中などの混雑しない時間帯に申し込むようにしましょう。
原因③申し込み内容に不備がある
申し込み内容の間違いや記入漏れなどの不備がある場合に審査に時間がかかってしまうことがあります。
申し込み内容の不備がある場合、確認が取れるまで審査が進みません。もし不備が発覚した場合にはアコムから確認があるかもしれないのですぐに対応できるようにしましょう。
また、申し込み内容の不備に自分で気づいた場合には、直接アコムに連絡するようにすると、審査がスムーズに進みます。
審査が遅い場合の確認方法
もし、審査結果がなかなか来ない場合には、アコムにお問い合わせしてみましょう。
審査状況は電話で確認することができます。アコムのホームページの「初めてのお客様のお問い合わせ先(TEL:0120-07-1000)」に問い合わせしてみると、混雑状況がわかります。

アコムの審査基準とは?
アコムを利用するには、審査に通る必要があります。
アコムの審査基準についてですが、明確な基準を公表していません。そのため、どのくらいの年収があれば審査に通るとはいえないです。
しかし、アコムの公式ホームページの貸付対象者には次のように記載されています。
20歳以上69歳以下の安定した収入と返済能力があり、アコムの審査基準を満たす方
したがってアコムの審査に申し込むためには、最低でも次のような条件を満たさなければいけないということがわかります。
- 20歳以上69歳以下であること
- 安定した収入があること
- 返済能力があること

アコムの3秒診断を利用することで、目安がわかる
「アコムの審査に通るか不安」という方は、申し込み前に「3秒診断」を利用すると良いでしょう。
3秒診断では、次のような項目をもとに、簡易的に診断を行います。
- 年齢
- 年収
- 他社のお借り入れの状況
上記の項目を入力することで、審査に通る可能性があるかがわかります。しかし、アコムの審査では、上に挙げた3項目以外にも審査項目があると考えられます。

アコムの審査に落ちてしまう原因
アコムの審査に落ちてしまう人の特徴として、次のような原因が考えられます。
- 安定継続した収入がない
- 信用情報に問題がある
- 在籍確認が取れない
- 他に借り入れがある
上に挙げたような問題点があると、カードローンでお金を借りた際に返す能力がないと思われてしまいます。

安定継続した収入がない
アコムの貸付対象者にも記載されていますが、「安定した収入があること」が貸付条件となっています。
「安定した収入」に明確な基準は公表されていませんが、月一回以上の収入がなければ審査に落ちてしまう可能性が高いと予想できます。
逆に、パートやアルバイトでも毎月安定した収入があれば、審査に通る可能性もあると考えられます。
無職や専業主婦の場合は収入がないので審査に通るのは厳しいと考えられます。
信用情報に問題がある
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの借り入れに関する記録のことです。
自分がお金を借りて返済するまでの記録が信用情報に載っています。
信用情報は以下の3つの機関によって登録されています。
信用情報機関 | 登録されている項目 |
CIC | クレジットカードの利用履歴など |
JICC | 消費者金融の取引履歴など |
KSC |
銀行ローンの取引履歴など |
この信用情報に、悪い情報(破産、延滞など)が記録されていると、審査に落ちてしまうことが予測できます。
もし、過去に延滞や破産をしていた場合には、その記録が消えるのを待つしかないです。
信用情報の記録は情報の内容にもよりますが、5年〜10年は残り続けるので傷がつかないように注意しましょう。
[frame-memo text=”信用情報は有料になりますが各社ごとに確認することが可能です。もし自分の信用情報が気になるという方は申し込み前に信用情報の確認をしてみましょう。”]
在籍確認が取れない
カードローンの審査では、在籍確認が行われることがあります。
在籍確認とは、勤務先に電話連絡して本人が在籍しているかどうかの確認をすることで本人が申告した勤務先の情報が正しいかを確かめるために行われます。
[frame-memo text=”在籍確認が取れないと、申告した勤務先の情報が正しいのか分からないため審査に落ちる可能性が高いと考えられます。”]アコムでは、在籍確認についてホームページに記載されているため、間違いなく行われると思ってよいでしょう。
他に借り入れがある
他社のカードローンや消費者金融からの借り入れがある場合に、アコムの審査に落ちる可能性が考えられます。
他社の借り入れがあり、審査に落ちるパターンというのは2種類考えられます。
- 他社からの借り入れ金額が多い
- 他社からの借り入れ件数が多い
上記のどちらかに当てはまる場合には返済が滞る可能性があるため審査に落とされてしまう可能性があると予想できます。
アコムの審査時に気をつけるポイント
ここからは、アコムの審査時に気をつけるべきと考えられるポイントについて確認していきます。
アコムの申し込みを考えている方は次のポイントを意識しましょう。
- 同時に他社の借り入れの申し込みをしない
- 借り入れの延滞をしない
- 利用限度額は最小限にする
- 虚偽の申し込みをしない
上記の点に注意しながら申し込みをすることで審査に通りやすくなる可能性は上がると予測できます。
同時に他社の借り入れの申し込みをしない
借り入れの申し込みは、一件ごとに信用情報に記録されます。
そのため同時に他社の借り入れを申し込んでいると、信用情報を見た際に発覚してしまいます。
同時に複数社の借り入れを申し込んでいると、お金に困っているという印象を与え、返済能力がないと思われてしまうので審査に落ちてしまうおそれがあると予想できます。

借り入れの延滞をしない
カードローンの審査では信用情報機関を通じて、過去の借り入れの返済履歴を確認します。
過去の借り入れについて、延滞の記録が残っていると審査に通らない可能性が考えられます。
そもそもお金を借りるというのは「信用」の上で成り立っています。返済日にちゃんと返してくれない人にお金を貸そうとは思えないはずです。
そのため借り入れの延滞はなるべく作らないようにしましょう。
利用限度額は最小限にする
アコムのカードローンは最大800万円を限度額としたお申込みができます。
しかし、利用限度額はなるべく最小限にしましょう。
カードローンの審査では「利用限度額まで借りた場合に返済できるだけの能力があるか?」という観点で審査すると考えられます。
そのため申し込んだ利用限度額が自分の収入に見合っていないと審査に落ちてしまう可能性があると予測できます。

虚偽の申し込みをしない
審査に通るか不安であっても、虚偽の申し込みをしないようにしましょう。
在籍確認や信用情報の確認により申し込み内容が間違っていないかの確認をするので、虚偽の情報は発覚することになります。
もし、申し込みの段階で虚偽の申告をしていたとわかったらかえって印象が悪くなってしまいます。
そのため審査に不安な要素があっても包み隠さずありのままを書くようにしましょう。
また、申し込み内容の誤記入や曖昧な状態で申し込むのも気をつけましょう。
カードローンの申し込みをするということはお金を借りるということです。誠実に対応するようにしましょう。
アコムの審査に落ちてしまったら
「アコムの審査に落ちてしまったけどどうしてもお金は借りたい」
このような悩みをお持ちの方は次の方法を試してみましょう。
- 他社のカードローンに申し込んでみる
- カードローン以外の方法でお金を借りる
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
他社のカードローンに申し込んでみる
カードローンの審査は各会社ごとに独自の審査基準を設けています。
そのため、アコムのカードローンの審査に落ちたからといって、他のカードローンの審査に通らないというわけではありません。
「アコムの審査には落ちてしまったけれど、どうしてもカードローンを作りたい」と考えている方は、他のカードローンの申し込みをしてみると良いでしょう。
カードローン以外の方法でお金を借りる
カードローンの審査に通るのが難しい場合には、他にお金を借りる方法を探してみましょう。
カードローン以外でお金を借りる方法としては次のような方法があります。
- 質屋でお金を借りる
- 給与ファクタリングを利用する

質屋でお金を借りる
質屋を利用することで、本人の信用力に関係なくお金を借りることができます。
質屋を利用する場合は、モノを担保にする必要があります。
質屋にモノを預け、預けたモノの価値に応じてお金を借りることができます。
担保にできるモノがあれば即日でもお金を借りることができるのがメリットです。
また、審査不要で本人の借り入れの状況や信用力が必要ないので、カードローンの審査に落ちても利用することができます。
質屋でお金を借りた場合、返済するまで預けたモノは返ってきません。返済完了と同時に預けたモノが返却されます。
[frame-memo text=”もし返済期限に間に合わなかった場合には、預けたモノと借入金が相殺されます。この場合には、預けたモノの所有権は質屋に移り、借りたお金の返済義務が無くなります。”]給与ファクタリングを利用する
給与ファクタリングとは、給料を買い取ってくれるシステムです。
給料日前に所定の手数料を差引きして給料を買い取り、給料日に資金の回収が行われます。
給料ファクタリングの場合は、給料を担保にして行う借入のため、カードローンと審査基準が異なるといえます。
そのため、カードローンの審査に通らない人でも、給与ファクタリングを利用できる場合があるでしょう。
ただし、給与ファクタリングには悪徳業者も多いので注意が必要です。
そもそも給与ファクタリングは給料を担保にしてお金を借りる行為です。そのため、給与ファクタリングを取り扱う業者は貸金業に該当します。
[frame-memo text=”貸金業の登録を受けていない業者がファクタリングを行うことは違法行為であり、ヤミ金業者に認定されます。”]給与ファクタリングを検討する際は、その業者が違法な業者ではないか確認しましょう。
まとめ
今回は、アコムの審査について解説しました。
アコムの審査基準は明確に公表されていないため、審査が甘いとはいえません。
しかし、カードローンの審査は、お金を借りるという行為ですので返済に問題のないことが大前提といえます。
アコムは最短即日融資にも対応しているので急にお金が必要になった場合にも対応しやすいカードローンです。カードローンを検討している方は、是非申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。