任意整理費用の相場はいくら?安く抑える方法を解説
任意整理は、債務整理のなかでも比較的安い費用で借金を減額できます。借金を減らしたいけれど費用はなるべくかけたくない…という方におすすめです。
そこで今回は、任意整理を検討されている方のために弁護士や司法書士、法テラスなどの任意整理の費用相場をご紹介します。
任意整理についての情報や、任意整理費用が払えなかった場合どうなるかなどもまとめてご紹介しますので、任意整理を検討される方は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
- 任意整理の依頼・手続き費用は借入先1社につきおおよそ5〜15万円
- 任意整理の費用を分割払いできる弁護士・司法書士事務所もある
- はたの法務事務所なら任意整理の着手金0円!
任意整理費用が安い事務所は下記をご覧ください!
以下の表はスクロールできます>>
任意整理 |
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任意整理の 着手金 | 0円 | 22,000円(税込) | 22,000円(税込) |
特徴 |
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詳細 |
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目次
任意整理の費用相場はどれくらい?
任意整理費用はどのくらいかかるのか、いくつかの法律事務所で公表されている実際の料金を以下の表にまとめました。
任意整理費用がなるべく安いところを探している…という方はぜひ参考にしてみてください。
以下の表はスクロールできます>>
着手金 | 減額報酬 | 過払い金 | その他費用 | |
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はたの法務事務所 | 0円 | 11% | 返還額の22% | 【報酬金】 22,000円〜/1件 |
弁護士法人・響 | 55,000円 | 11% | 返還額の22% | 【報酬金】 11,000円〜/1件 |
サンク総合法律事務所 | 55,000円 | 11% | 返還額の22% | 【報酬金】 11,000円〜/1件 |
東京ロータス 法律事務所 | 22,000円 | 11% | 返還額の22% | 【報酬金】 22,000円〜/1件 【その他】 5,500円 |
アース法律事務所 | 22,000円 | 11%相当額 | – | 【報酬金】 22,000円〜/1件 |
ひばり法律事務所 | 22,000円 | 11% | 返還額の22% | 【報酬金】 22,000円〜/1件 【その他】 5,500円 |
弁護士法人ユア・エース | 55,000円 | 11% | 返還額の22% | 【報酬金】 11,000円〜/1件 |
上記の表をもとにすると、任意整理費用の相場は以下のようになります。
弁護士に依頼 | ・着手金:約2〜5万円 ・減額報酬:11% →おおよそ5〜15万円 |
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司法書士に依頼 | ・着手金:0円〜約2万円 ・減額報酬:11% →おおよそ3〜15万円 |
借入している金融機関が多い場合、及び回収金額が多い場合ほど金額は増えます。予算のことで後で揉めないように、相談の段階でしっかりと見積もりを出してもらいましょう。
※表作成日:2023年7月
※情報は作成日現在のものです。実際の料金とは異なる場合があります。詳しくは各社公式HPを参照してください。
※記載している費用は全て1社あたりの料金です。全て税込み表示となっています。
任意整理費用をできるだけかけない方法
任意整理はほかの債務整理と比較して低コストで借金を減らせます。ただ、お金に困っている以上は任意整理にかかる費用はなるべく安く済ませたいですよね。
そこで、任意整理費用をより安くする方法をいくつか紹介します。
- 司法書士に依頼する
- 法テラスを利用する
司法書士に依頼する
任意整理費用を安く抑えるのに最も効果的な方法は、司法書士に依頼することです。基本的に司法書士は弁護士と比較して、全体的にかかる費用が安い傾向にあります。
認定司法書士であれば、代理人として任意整理をお願いすることができます。
当サイトおすすめの司法書士事務所「はたの法務事務所」は、着手金・相談・出張費用がすべて無料となっています。とにかく費用を抑えたい方はぜひ利用してみてください!
法テラスを利用する
任意整理費用をできるだけかけないようにするには、法テラスの利用もおすすめです。法テラスでは提携している弁護士・司法書士への依頼費用が決まっています。
法テラスで依頼した場合、任意整理の費用は分割払いとなります。また、生活保護受給者は費用の返済を先延ばしにしてくれたり、免除してくれたりと配慮してもらえる可能性もあります。
印紙代などの諸費用がかかることもあるので、相談時に確認するのがおすすめです。
任意整理費用を払えない・高い場合の対処法
任意整理の手続きの途中で任意整理費用が払えなくなると、任意整理の交渉・和解の手続きが白紙に戻ってしまいます。
任意整理の費用が払えないと思っても様々な対処法があるので、まずは弁護士事務所に相談してみましょう。
- 分割払い・後払いにする
- 弁護士費用と返済のタイミングをずらす
- 債権者への返済を一度ストップしてもらう
分割払い・後払いにする
任意整理の費用は、分割払い・後払いが可能な弁護士・司法書士事務所もあります。お金に余裕がないから任意整理を行う、ということを理解している弁護士は少なくないでしょう。
分割払い・後払いを検討している場合は、相談の段階であらかじめ聞いておきましょう。少しでも疑問や不安があれば、無料相談可能な弁護士事務所を頼るのがおすすめです。
弁護士費用と返済のタイミングをずらす
任意整理を弁護士に依頼すると、任意整理にかかる弁護士費用と借金返済の両方を毎月支払うことになります。しかし、両方支払うのが難しいならタイミングをずらすのも手です。
任意整理後の費用や返済ペースなど、返済計画も話し合っておくとスムーズです。
債権者への返済を一度ストップしてもらう
任意整理の依頼をすると、弁護士や司法書士はそれぞれの債権者に受任通知を送付します。
受任通知には法的な効力があるため、受任通知を受け取った債権者は借金を返済するよう催促できなくなります。ゆえに、受任通知を送ったときから任意整理の手続きが終わるまでの間は返済がストップします。
任意整理の手続きにかかる期間は約3ヶ月ほどと言われています。
この間に任意整理の費用を払ってしまえば手続きが終わったあとの負担も少し軽減されるでしょう。
任意整理におすすめ弁護士・司法書士事務所7選徹底比較
ここからは、任意整理を依頼するのにおすすめな弁護士・司法書士事務所7選をご紹介します。当サイトが特におすすめする弁護士・司法書士事務所は、次の3社です。
それぞれの事務所の特徴や費用、おすすめする理由についてはここから詳しく紹介していきます。
はたの法務事務所
- 任意整理の着手金が0円!手持ちがなくても督促停止できる
- 満足度95.2%◎全国どこでも無料で出張
- 相談実績20万件以上
- ベテラン司法書士在籍だから安心
どんな司法書士事務所?
はたの法務事務所は、相談実績20万件以上を誇る司法書士事務所です。司法書士歴27年以上のベテラン司法書士が在籍しています。依頼者の満足度は95.2%です。
また、手持ち資金が0円でも今月の支払いからストップさせ、督促を停止することができます。
相談者の「自宅や車は残して借金だけ減らしたい」「誰にも知られずに債務整理したい」といった希望にも沿い、解決への最善策を提案してくれるでしょう。
任意整理する場合にかかる費用
着手金 | 0円 |
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報酬金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 11% |
過払い報酬 | 返還額の22%※ |
※10万円以下の場合:14%+計算費用11,000円
はたの法務事務所について
所在地 | 〒167-0051 |
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対応業務 | 債務整理、過払い金請求、相続・贈与関連、不動産・商業登記業務など |
弁護士法人・響
- 問い合わせ・相談実績6万3,000人超!
- 信頼できる実績と専門性が強み
- 依頼前に費用を明確化!追加費用の可能性も最初に説明アリ
- 原則356日24時間受付
どんな弁護士事務所?
弁護士法人・響は、東京に2か所と大阪・福岡に事務所を構える弁護士事務所です。
多数の弁護士が在籍し、女性弁護士も複数名いるので、男性弁護士に話しにくい相談でも安心して依頼できます。電話やメールから法律相談の予約ができ、休日も24時間受付しています。
基本的に依頼者には1人の弁護士が担当しますが、依頼内容によっては事務所全体と連携・専門家と協議して、解決にあたってくれます。
弁護士法人・響は、必要な費用や追加費用がかかる可能性についても依頼前に説明してくれるため、費用の不安を持ったまま依頼をする必要はありません。
丁寧な対応と、費用の明確化を重視したい人におすすめの事務所です。
任意整理する場合にかかる費用
弁護士法人・響なら、初期費用は必要ありません。
着手金 | 55,000円(税込)/1件〜 |
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報酬金 | 11,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 11% |
過払い報酬 | 返還額の22%※ |
※訴訟の場合は27.5%
弁護士法人・響について
所在地 | 〒169-0074 |
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対応業務 | 債務整理、交通事故、労働問題、離婚相談、相続問題、刑事事件など |
出典:弁護士法人・響公式サイト
サンク総合法律事務所
- 取り立て・催促を最短即日でストップ
- 初期費用0円
- 費用の分割払いOK!手持ち資金がなくても依頼できる
- オンラインでの相談可能
- 24時間365日受付/全国対応の借金専門相談窓口あり
- 月600件以上の相談実績
どんな弁護士事務所?
サンク総合法律事務所(旧樋口総合法律事務所)は、借金問題の解決実績が豊富で、問い合わせが月600件以上ある弁護士事務所です。
自分が納得いくまで何度でも無料相談ができ、借金に関する質問にわかりやすく答えてくれます。
初期費用は0円(契約前まで一切料金がかかりません)かつ費用の分割払いが可能なので、現在手元に十分な資金が欠くても依頼が可能です。
また、家族や職場に知られにくいように配慮してくれたり、女性弁護士が在籍していたりと、誰でも気軽に相談できる環境が整っています。
最短即日で借金の取り立てや催促を止めてくれるので、今すぐ催促から解放されたい方にもおすすめです。
任意整理する場合にかかる費用
完済後の過払い金請求の着手金は、無料です。
着手金 | 55,000円(税込)/1件〜 |
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報酬金 | 11,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 11% |
過払い報酬 | 回収額の22%※ |
※訴訟による場合は回収額の27.5%
サンク総合法律事務所について
所在地 | 〒104-0032 |
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対応業務 | 債務整理、貸金問題、離婚・相続・遺言、民事事件一般、不動産取引、刑事事件など |
東京ロータス法律事務所
- 無料相談に対応!電話料も無料
- 何回でも・土日祝日でも・メール/電話でも・全国各地からでも相談OK!
- 受任件数7,000件以上のノウハウを活かして法律問題を解決
- 和解後の返済も代行!
- 分割払いもOK
どんな弁護士事務所?
東京ロータス法律事務所は、借金問題や債務整理を得意とする弁護士法人事務所です。受注件数は7,000件以上と多く、専門ノウハウを活かして借金問題を解決してくれるでしょう。
相談は何回でも無料で土日祝日も対応しているため、相談しやすいことがメリットです。
また電話での問い合わせも無料なので、問い合わせや相談にお金をかけたくない人におすすめできます。
任意整理する場合にかかる費用
相談費用は何度でも無料です。
着手金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
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報酬金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 11% |
過払い報酬 | 返還額の22%※ |
その他諸費用 | 5,500円 |
※訴訟の場合は27.5%
東京ロータス法律事務所について
所在地 | 〒110-0005 |
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対応業務 | 債務整理、借金問題、離婚相談、相続問題、不動産トラブル、刑事事件など |
アース法律事務所
- 全国からの相談受付中!初回相談は無料
- 元裁判官の弁護士が相談に乗ってくれる
- 事前予約で夜間や時間外も対応可能
- 3,500件以上の実績あり
どんな弁護士事務所?
アース法律事務所は、全国から債務整理や借金問題の相談を受け付けている弁護士事務所です。元裁判官の弁護士が在籍しており、プロの目線からサポートしてくれます。
法律事務所の営業時間は平日の10〜19時ですが、電話やメールで事前に連絡すれば、時間調整のうえ土日祝日や夜間など時間外でも対応してくれます。
借金問題であれば初回の相談は無料。30分や1時間単位で費用が発生しないので、じっくりと相談ができます。
アース法律事務所は紹介者がいなくても相談できるので、気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
任意整理する場合にかかる費用
必要な弁護士費用をオープンにしてくれているので安心です。
着手金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
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報酬金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 11%相当額 |
過払い報酬 | - |
アース法律事務所について
所在地 | 〒105-0004 |
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対応業務 | 債務整理、相続、詐欺被害、不動産問題など |
ひばり(名村)法律事務所
- 相談するだけなら無料!
- 依頼したときだけ費用が発生
- かかる費用が明確で不安なく依頼できる
- 東大法学部卒業・弁護士歴25年以上のベテラン弁護士が所属
どんな弁護士事務所?
ひばり法律事務所は、事業拡大のために2020年7月に個人事務所(名村法律事務所)から、弁護士法人に組織変更した法律事務所です。
また、女性弁護士も在籍しているので、女性に相談したいという人も安心して利用できます。
依頼にかかる費用が明確化されているため「弁護士に依頼すると高い」「いくら支払うかわからなくて怖い」という場合にも、不安なく依頼できるでしょう。
過払い請求の着手金は0円で、成功した場合のみ報酬を支払う仕組みです。
任意整理する場合にかかる費用
ひばり法律事務所なら、着手金の分割払いが可能です。
着手金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
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報酬金 | 22,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 11% |
過払い報酬 | 返還額の22% |
経費 | 5,500円(税込) |
ひばり(名村)法律事務所について
所在地 | 〒130-0022 |
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対応業務 | 債務整理、ネットトラブル、離婚相談、相続問題など |
弁護士法人ユア・エース
- 相談は何回でも無料!
- 24時間受付でいつでも相談できる
- 明確な料金プランと相談の流れで不安解消
- 依頼には専門チームで対応するので安心して任せられる
どんな弁護士事務所?
弁護士法人ユア・エースは、債務整理や交通事故を中心に、さまざまな法律問題に対応している法律事務所です。
依頼者の悩みに寄り添い、満足度を最優先にして成果を上げることを目標としているところが弁護士法人ユア・エースの魅力です。
初めて弁護士に相談する人の不安を理解し、解決までに依頼者にかかる精神的負担を減らせるように、コミュニケーションを密におこなっています。
任意整理する場合にかかる費用
弁護士法人ユア・エースも、費用が明瞭なので安心して依頼できます。
着手金 | 55,000円(税込)/1件〜 |
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報酬金 | 11,000円(税込)/1件〜 |
減額報酬 | 11% |
過払い報酬 | 返還額の22%※ |
※訴訟の場合は27.5%
弁護士法人ユア・エースについて
所在地 | 〒103-0012 |
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対応業務 | 債務整理、交通事故、消費者トラブル、離婚問題、医療事故、労働問題、相続問題など |
任意整理はどの弁護士・司法書士事務所に依頼すべき?選び方
- 依頼費用が明確な事務所を選ぶ
- 依頼費用の安い事務所を選ぶ
- 140万円を超える場合は弁護士を選ぶ
- 実績の豊富な事務所を選ぶ
- 依頼前に弁護士や司法書士に直接相談できる事務所を選ぶ
- 口コミや評判もある程度参考にする
依頼費用が明確な事務所を選ぶ
任意整理を依頼する際には、費用が発生します。それぞれの弁護士事務所や司法書士事務所のホームページには料金が記載されていることが多いため、事前に確認しておくと安心です。
このような場合は、任意整理の内容によって異なる可能性が高いため、契約前の相談の時点でどの程度の費用が発生するか必ず聞いておきましょう。
「契約してみないと分からない」など、ごまかされてしまう事務所は、あまりおすすめできません。
費用相場の安い事務所を選ぶ
任意整理を依頼する場合は、費用を明確に提示してくれるだけでなく、なるべくリーズナブルな価格設定の事務所を選ぶとよいでしょう。
任意整理に掛かる費用において、相談料は無料に設定されているケースが多いのですが、着手金や減額報酬は事務所によって異なります。
また、このほかに事務手数料などを請求される可能性もあります。契約前に費用を細かく確認し、場合によっては複数の事務所で比較してみるとよいでしょう。
費用を比較する際には、相場を知っておくことが大切です。
任意整理の費用相場は、弁護士に相談する場合でおおよそ5〜15万円、司法書士に相談する場合でおおよそ3〜15万円とされています。
140万円を超える場合は弁護士を選ぶ
上記で紹介したように、任意整理の費用は司法書士のほうが安い傾向にありますが、その分依頼できる業務は限られてしまいます。
また140万円以下であっても、「認定司法書士」でなければ手続きを進められないので、注意が必要です。
弁護士は金額の上限がない上、裁判などに発展した際にも、すべてサポートしてくれるため、複雑な借金を抱えている場合には弁護士を選んでおくと安心でしょう。
実績の豊富な事務所を選ぶ
任意整理を依頼する事務所を選ぶ際には、費用面だけでなく実績も必ず確認しておきましょう。
借金に関する問題は時間がたつほど複雑化してしまうこともあり、手続きをスピーディに進めていく必要があります。
実績の少ない弁護士や司法書士に依頼してしまうと、手続きがスムーズに進まず、良い条件で解決しない恐れも考えられます。
相談する前にホームページなどで、事務所の特徴や弁護士・司法書士の経歴を細かく確認しておくと安心です。
依頼前に弁護士や司法書士に直接相談できる事務所を選ぶ
任意整理を依頼するとき、契約前に直接弁護士や司法書士に相談できる事務所を選んだほうが安心です。
特に規模の大きな事務所のような場合、相談まで別の受付スタッフが対応して、契約が決まってから初めて弁護士や司法書士と面談できるといったケースもあります。
このような事務所の場合、手続きが始まってからも、希望がうまく伝わっておらず、思う通りの結果とならない恐れも考えられます。
お金に関するトラブルや悩みは一生に関わる重要なことなので、直接話をして「信頼できる」と感じられたときに契約するようにしましょう。
口コミや評判もある程度参考にする
任意整理を依頼したい事務所の候補がある程度絞れたら、口コミや評判を調べてみるのもおすすめです。
実際の体験談を参考にすることで、イマイチな部分や注意したほうがよい点などを事前に頭にいれておくことが可能です。
ただしネット上の口コミは、過剰な悪口や、実際には起こっていないトラブルなどが掲載されている可能性もあるので、すべてを鵜呑みにしないよう気を付けましょう。
そもそも任意整理とは
任意整理とは、債務額を減らすために債権者の金融機関と交渉・和解することです。
任意整理を利用することで債務額を減らし、現実的に返済できる額にすることで、日々の生活に精神的・金銭的なゆとりが出ます。
任意整理のメリット
- 利息をカットできる
- 過払金を請求できる可能性
- 催促や取り立てがなくなる
利息をカットできる
任意整理の一番大きなメリットは、返済額の利息部分を全てカットでき、元金の返済だけで良い状況になることです。
借金の利息部分の返済がなくなるだけでも、返済がかなり楽になりますので、任意整理を利用することで返済を現実的な金額まで減らせます。
過払金を請求できる可能性がある
過払金が発生している場合には、元金についても減額できます。
過払金が発生しているかどうかは任意整理してみないとわからないかもしれませんので、この点も大きなメリットです。
貸金業者に対して払いすぎた利息のことです。利息制限法で定められた上限金利(〜20%)以上に利息を払っている場合、払いすぎた利息分が返金されます。
ちなみに過払い金が発生しているかどうかは、弁護士事務所に無料で調べてもらえます。少しでも心当たりがある方は、まず弁護士事務所に相談しましょう。
催促や取り立てがなくなる
さらに、今まで借金を返せず督促や取り立てに恐怖を感じられていた方にとって大きなメリットは、任意整理をすれば督促や取り立てがなくなります。
任意整理すると弁護士は、貸金業者に受任通知を送ります。
督促や取り立てから解放されることで、安心して日常生活を過ごせることも任意整理のメリットでしょう。
任意整理のデメリット
任意整理の主なデメリットは、以下の2つです。
ブラックリストに5年間載る
任意整理のデメリットは任意整理をすると「ブラックリスト(=信用情報に傷がつく)」に5年間載ることです。
債務が減るというメリットだけを考えて安易に任意整理すると、向こう5年間ローンを利用した買い物ができず、車や家の購入ができず困ってしまう可能性もあります。
また、ブラックリストに載っている5年間には、クレジットカードも利用できません。
普段からクレジットカードを利用して支払いを行っている方にとっては、かなりの不便を感じるでしょう。
100%利息がカットできるわけではない
任意整理が成功すれば、借金の利息をカットできます。しかし、必ずしも元金の支払いだけに減らせるわけではありません。
とくに個人で任意整理すると、交渉が難航するケースが多々あります。交渉をスムーズに進め、少しでも有利な条件で和解できるよう、任意整理は弁護士に相談しましょう。
任意整理の手続きを自分でやるときの費用・流れ
任意整理の手続きを自分でやることも、可能といえば可能です。しかし金融機関から門前払いされることも少なくないので、本当に自分でやり切ることができるかというと、可能性はきわめて低いです。
それでも可能性を考えている方に向けて、任意整理の手続きを個人で行う場合の流れについて、以下で解説します。
任意整理を自力でやるときの費用
弁護士や司法書士などに頼らず、自力で任意整理するときは2万円ほどかかります。
自力では任意整理を行うまでの時間や労力もかかるうえ、専門的な知識がないと難しい領域なのでスムーズには出来ないでしょう。
任意整理を自分でやるときの流れ
任意整理を自分でやる場合には、以下の手続きが必要になります。
- 開示請求
- 利息引き直し計算
- 交渉
- 和解
以下、それぞれの手続きについて詳しく解説します。
①開示請求
まずはじめに、取引履歴の開示請求を行います。今までの取引履歴を確認することで、利息の計算を行う必要があるためです。業者によっては取引履歴の開示請求に応じない場合もあります。
この開示請求のプロセスも個人で行う場合、かなりの手間がかかります。電話で債権者である金融業者に開示請求するのも、相当な心理的負担がかかるでしょう。
②利息引き直し計算
過払い金があった場合には、利息を引き直す計算をしなければなりません。
利息の引き直し計算ソフトなどを利用して利息の引き直しもできますが、計算方法についての詳細なマニュアルなどは、出回っていません。
もし見落としがあった場合でも、債務者に有利になる情報を債権者側は教えてくれません。そのため、間違った計算をしてしまい不利益を被る可能性があります。
余程自信がある方や、業界や業務についての知見がある方については自分で計算できるかもしれませんが、ほとんど不可能と言っていいでしょう。
きちんとした計算ができなければ、和解交渉は難航します。
③交渉
計算に基づいて債権者である金融機関との交渉に臨むわけですが、そもそも交渉に応じてくれる可能性は低いです。
基本的に債権者の方が有利な立場であるため、債務者に有利な条件で和解できるという可能性は、きわめて低いでしょう。
開示請求・計算の段階まではある程度、インターネットや本で調べればなんとかなりますが、実際の交渉の場面でどのように落とすかという交渉・ノウハウについては、一朝一夕で身につくものではありません。
④和解
交渉で落ちどころが決まれば、和解書を作成して和解に至ります。和解書の書き方についてはフォーマットなどがあるので、ある程度まで自分でやることができるでしょう。
ただし、ここまでたどり着くのが至難のわざであり、ほとんど不可能です。和解書の作成も、プロである弁護士の先生にお任せするのをおすすめします。
任意整理費用に関するよくある質問
任意整理の費用相場は、弁護士に相談する場合でおおよそ5〜15万円、司法書士に相談する場合でおおよそ3〜15万円とされています。
司法書士のほうが弁護士に比べて費用が安くなる可能性があります。また法テラスの場合提携している弁護士・司法書士への依頼費用が決まっていて、費用を抑えらえる上、分割払いも可能です。
分割払いや後払いに対応している弁護士・法律事務所を探してみるとよいでしょう。また弁護士費用と返済のタイミングをずらしてもらう、債権者への返済を一度ストップしてもらうなどの方法もあります。
はたの法務事務所がおすすめです。相談実績20万件以上を誇り、司法書士歴27年以上のベテラン司法書士が在籍しています。
相談料・着手金・過払い金調査・全国への出張費は全て無料です。
はたの法務事務所がおすすめです。任意整理の着手金は0円で、全国への出張相談も無料で行っています。依頼者の満足度は95.2%です。
任意整理のメリットとして、返済額の利息部分を全てカットできる点が挙げられます。また催促や取り立てをストップできたり、過払い金を請求できたりする可能性もあります。
依頼費用が明確でリーズナブルな事務所がよいでしょう。また債務整理を専門に扱っている事務所で、経歴の長い弁護士や司法書士が在籍していると安心です。
実際の依頼者の声を知るために、口コミを参考にしてみるのもよいでしょう。
任意整理費用のまとめ
ここまで、任意整理の費用相場や費用を払えない場合の対処法などをご紹介しました。
任意整理費用が高いから諦めようと思っている方は、まず弁護士や司法書士事務所に相談しましょう。費用相場の比較表も掲載しているので、安いところを比較してみてください!
できるだけ費用をかけずに相談できる、おすすめの法律事務所は以下の3つです。
(※表は横スクロールします。)
着手金 | その他の費用 | おすすめポイント | 詳細 | |
はたの法務事務所 | 0円 | 【報酬金】 22,000円〜/1件 | 着手金・相談料・過払い金調査・出張費全て無料 | |
弁護士法人・響 | 55,000円〜 | 【報酬金】 11,000円〜/1件 | 女性弁護士も複数名在籍 休日も24時間受付 | |
サンク総合 法律事務所 | 55,000円 | 【報酬金】 11,000円〜/1件 | 分割払い・都払い可能 |
任意整理は毎年多くの方が利用されている制度ですし、借金は放置すればするほど状況は悪くなってしまいます。
早い段階で弁護士の先生に相談するのがおすすめです。
返済に追われている方におすすめ!
\最短即日、督促ストップ!/
涌井好文
就職氷河期の中、自身が非正規雇用を経験。それが労働者の雇用環境に興味をもつきっかけとなり、社会保険労務士の資格を取得。社会保険労務士として開業登録を行ってからは、企業の人事労務や給与計算のアドバイザーとして活躍する。近年では活動の幅をウェブまで広げ、クラウドソーシングサイトやSNSを主軸に、記事の執筆や監修を行う。
債務整理担当ライター・編集者Rさん
借金が膨れ上がってしまうことで心の余裕がなくなってしまうのは、珍しいことではありません。そんな借金で困っている方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。
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・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。