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保険相談窓口について現役FPへ独自インタビュー

保険相談窓口について現役FPへ独自インタビュー-アイキャッチ
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今回はオンダFP事務所の代表であり、現役FPの恩田雅之様へモアマニ独自のインタビューを実施しました。

保険相談窓口の利用を検討している方や、保険に関する悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

監修者の紹介
恩田雅之

恩田雅之

1959年東京生まれ。専修大学経営学部を卒業後、16年間にわたりパソコンやIT関連企業で営業職として勤務。その間、資産運用に興味を持ち、日本FP協会のAFP資格を取得。そして、2004年3月に同協会のCFP®資格を取得し、同年6月には札幌で「オンダFP事務所」を開業。

恩田雅之のプロフィール情報

恩田雅之さん独自インタビュー

恩田様には保険相談窓口の選び方や利用する際の準備、あらゆる保険の概要・おすすめの選び方など、保険に関する11の質問に答えていただきました。

保険相談窓口のおすすめの選び方を教えてください

保険相談窓口のおすすめの選び方として、まず最初にインターネット上にある保険相談窓口比較サイトで気になるところを複数選びます。次にその保険相談窓口のサイトで取扱保険会社や在籍FP(ファイナンシャルプランナー)や提携FPの人数などを参考に候補を絞り込んでいきます。

サイトには、面談形式(店舗、自宅ややカフェ、勤務先などへの訪問、Webなど)情報も載ってますので、ご自身に合った面談形式を提供している中から保険相談窓口を選びましょう。

保険相談窓口を利用する際に準備しておくことはありますか?

保険相談窓口を利用する際の準備は、新規に保険契約をする場合と既に入っている保険の見直しによって異なります。新規の場合は、加入したい保険(死亡保険、医療保険、年金保険など)の種類を明確化することと、保障を考える時に必要な家族構成や大まかなライフプランを考えておきましょう

保険の見直しでは、加入中の保険証券を準備しましょう。また、見直しの目的(保険料を安くしたい、保障を充実させたいなど)をよく考えておくようにしましょう。
ポイント
保険相談窓口を利用する際は現状を踏まえて何を相談すべきかを事前に考えておきましょう。

保険の知識が一切なくても相談できますか?

保険の知識が一切なくても相談は可能ですが、加入目的(死亡した場合の遺族への保障、病気やケガで入院した場合の費用の保障、老後の資金確保など)は、しっかり考えて保険相談に臨みましょう。

しかし、保険相談窓口の相談員の説明がまったくわからないと、相談に時間がかかりタイムパフォーマンスが悪いので、定期保険と終身保険の違いなど基本的な用語は相談する前にネットなどで学んでおいたほうがいいでしょう。

FP(ファイナンシャルプランナー)には何を相談できますか?

FP(ファイナンシャルプランナー)は、相談者の要望(将来実現したいライフイベント)や年収、家族構成などヒアリングし、ライフプランとそれに必要な収入と費用をシミュレーションしたキャッシュフロー表を作成します。

それを使い、家計管理や保険の見直し、住宅購入(ローン)、資産形成の方法などの相談に対応してくれます。ただし、保険相談窓口によって相談できる範囲が異なります。事前にネットなどで調べておくようにしましょう。

保険相談窓口のキャンペーンを利用する際の注意点を教えてください

相談するだけで、高級牛肉やお米などがもらえる保険相談窓口のキャンペーンは集客が目的です。多くの集客ができ、相談者の何割かが保険契約をしてくれれば契約手数料によりキャンペーンの費用は回収できるようになっています。

契約せず相談だけで食品や日用品をプレゼントされると、得した気分になりますが、相談時に話した内容などのデータを保険相談窓口に収集されます。その点を理解しておくことが必要です。以上がキャンペーンを利用する際の注意点になります。
注意点
キャンペーン目的で相談するのではなく、あくまでも保険相談をメインとして窓口を利用しましょう。

保険相談窓口はなぜ無料で利用できるのですか?

保険相談窓口は、取扱保険会社から支払われる契約手数料や提携しているFP(ファイナンシャルプランナー)から支払われる広告掲載料などの収入により運営しています。

契約手数料は、相談者の方が保険相談窓口のFPから提案(家計管理や保険の見直しなど)された内容に納得して保険契約すると、保険会社から支払われる手数料です。この収入により、保険相談窓口は無料で相談のサービスを提供することできます。

個人年金保険の概要とおすすめの選び方を教えてください

個人年金保険は、契約時に決めた年齢から年金が受け取れ、保険料払込期間に死亡した場合は死亡給付金が支払われる保険です。年金の受け取り方は、確定年金(生死に関係なく一定期間受取れる)、保証期間付有期年金(保障期間中は生死に関係なく、その後の期間は生存が条件)、保証期間付終身年金(保障期間中は生死に関係なく、その後一生涯)などがあります。

公的年金の足りない部分を補うことが、個人年金保険加入の主な目的になります。どのような受け取り方がご自身に適しているか考えて、その後で各保険商品の返戻率(支払った保険料に対して受取れる保険料の率)を比較して選ぶといいでしょう。

自動車保険の概要とおすすめの選び方を教えてください

自動車保険は、自賠責保険(対人事故の賠償損害の補償のみ、上限金額あり)でカバーできない部分を補償する保険です。主な補償範囲は、対人事故(自賠責保険の補償金額を超える部分)、対物事故(相手の車や物に対する補償)、自分のケガの補償、自分の車の補償の4つになります。

自動車保険は、利用の仕方(休日のみ、通勤など)や年齢を限定するなどによって保険料が違ってきます。その点を確認してから、各保険会社の保険料や事故対応などを比較して選ぶようにしましょう。

火災保険の概要とおすすめの選び方を教えてください

火災保険は、建物や家財など損害を補償する保険になります。保険の対象は、火災や落雷、破裂・爆発、風災・雹災・雪災と水災、水漏れ、盗難など多岐にわたります。ただし、地震や噴火による火災や洪水被害は補償対象外なので注意しましょう。

おすすめの選び方は、不要な保険対象(例えば、マンションの高層階に住んでいるので水災の補償はいらないなど)を省くこともできる商品を選ぶことです。それにより保険料を安くすることが可能です。
注意点
火災の全てが補償対象になるわけではないので、どこまでが補償対象なのかを契約前に理解しておくことが大切です。

ドル建て保険の概要とおすすめの選び方を教えてください

ドル建て保険は、保険料の支払いや保険金、解約返戻金の受け取りをドルで行う保険です。円建てに比べ、高い予定利率が期待できますが、為替の変動により、円換算した保険料や保険金、解約返戻金が変わるリスクがあります。

選び方のポイントは、予定利率が固定(契約時の利率が保険期間中変わらず)か変動(一定期間ごと見直し)のどちらを選択するか、です。今後、金利が下がると考えるなら固定、今後金利が上昇すると考えるなら変動がおすすめになります。

学資保険の概要とおすすめの選び方を教えてください

学資保険は、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険です。保険料は毎月決まった金額を払込ますが、契約者(親)が万一の場合は、保険料の払込が免除されます。

選び方のポイントは、各保険の学資金を受け取るタイミング(大学入学・在学時や小・中・高・大学の入学時など)を商品ごとに確認して、ご自身の希望に合ったものを選びます。候補が複数ある場合は、返戻率(支払った保険料に対して受取れる保険料の率)の高い商品を選択しましょう。
ポイント
保険にはさまざまな種類が存在するので、自分に必要な保険は何なのかを考えたうえで保険相談窓口を利用しましょう。

各保険相談窓口の良いところは?

保険に関する基本的な質問だけでなく、各保険相談窓口の良いところについてもインタビューしたので、保険相談窓口選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

ほけんのぜんぶの良いところを教えてください

ほけんのぜんぶの良いところは、対応エリアが47都道府県と広く、相談者に合わせて自宅やカフェ、勤務先での面談とWeb面談に対応できる点です、相談員のFP資格取得率が100%なので、家計相談や資産運用、住宅ローンなど保険以外のことも相談できます。

マネードクターの良いところを教えてください

マネードクターの良いところは、保険相談以外にも資産運用や、老後資金などライフプランに関係する相談をワンストップで対応できる点です。マネードクターの店舗での相談、自宅、勤務先、カフェなどに訪問しての相談、Webと相談形式も多様に用意されています。

保険クリニックの良いところを教えてください

保険クリニックの良いところは、独自の比較・分析システムで取扱保険会社(約50社)の保険商品を並べて比較検討ができる点です。また、全国に270店舗を展開しているので、店舗でゆったり相談することができます。

保険マンモスの良いところを教えてください

保険マンモスの良いところは、約4,500名の提携FP(ファイナンシャルプランナー)の中から「相談内容」「家族構成」「居住エリア」に応じて最適のFPを紹介するマッチング手法が用意されている点です。

ゼクシィ保険ショップの良いところを教えてください

ゼクシィ保険ショップの良いところは、結婚するカップルに特化したサービスを提供している点です。主なサービスは、ライフプランのシミュレーションに沿った家計管理や貯蓄のアドバイス、保険の見直しなどになります。

みんなの保険アドバイザーの良いところを教えてください

みんなの保険アドバイザーの良いところは、相談内容に応じて2,000名以上の登録FP(ファイナンシャルプランナー)から最適なFPを紹介するWebサービスになります。みんなの保険アドバイザーのホームページで登録FPの経歴や口コミを確認できるのが良いところです。

ニアエルの良いところを教えてください

ニアエルは、保険相談窓口を検索できるサービスを提供しています。良いところは、全国2,017店舗からエリアや特定の保険相談窓口などの検索をして、星印による評価や口コミを確認できる点です。また、Web上で相談予約もできます。

保険市場の良いところを教えてください

保険市場は国内最大級の保険選びサイトになります。良いところは、97社の取扱保険会社から商品の検索や保険料の見積もりができる点です。また、保険相談ができる店舗が全国に749店あり、じっくりと相談することができます。
ポイント
各保険相談窓口のサービス内容や口コミを調べたうえで利用する窓口を決めるのがおすすめです。

監修者一覧

監修者の紹介
佐藤一清様

佐藤一清

2018年に武蔵行政書士事務所を設立。警察への各種届出・内容証明郵便の作成・相続・開業後のコンサルティング・顧問を中心とした業務と、法律に関するWEBマーケティングコンサルティングを行っている。2018年より「弁護士相談広場(https://www.bengohiroba.jp)」、2022年より「相続税理士マップ(https://askpro.co.jp/tax/souzoku/ )」の立ち上げ・企画をスタート。

佐藤一清のプロフィール情報

監修者の紹介

安井 孟様

安井孟

1993年生まれ。セントラルサポート法律事務所代表。

人には言えない悩みを解決したいという思いから、弁護士を目指す。 弁護士登録直後から特に苦しく人には相談しにくい借金問題(債務整理)に注力し、日々問題解決へ導いている。 明るい未来を共に歩めるよう、不安を優しく受け止め相談しやすいと定評がある。

安井孟のプロフィール情報

監修者の紹介
涌井好文様

涌井好文

就職氷河期の中、自身が非正規雇用を経験。それが労働者の雇用環境に興味をもつきっかけとなり、社会保険労務士の資格を取得。社会保険労務士として開業登録を行ってからは、企業の人事労務や給与計算のアドバイザーとして活躍する。近年では活動の幅をウェブまで広げ、クラウドソーシングサイトやSNSを主軸に、記事の執筆や監修を行う。

涌井好文のプロフィール情報

監修者の紹介
佐藤元宣様

佐藤元宣

1980年(昭和55年)生まれ
2012年(平成24年)に独立系FP事務所(佐藤FP保険事務所)を開業。
相談されるお客様に対して自身が提供したいFP相談サービスを実現するために、2015年(平成27年)に屋号を佐藤元宣FP事務所へ変更し、金融商品をはじめとした商品販売を一切行わない有料相談のみの独立系FP事務所として現在に至る。
短大卒業から開業までの12年間で機械整備・トラック運転手・団体職員・個人事務所(税理士)(社会保険労務士)等、多業種の仕事を経験した経歴がある。

佐藤元宣のプロフィール情報

監修者の紹介
恩田雅之

恩田雅之

1959年東京生まれ。専修大学経営学部を卒業後、16年間にわたりパソコンやIT関連企業で営業職として勤務。その間、資産運用に興味を持ち、日本FP協会のAFP資格を取得。そして、2004年3月に同協会のCFP®資格を取得し、同年6月には札幌で「オンダFP事務所」を開業。

恩田雅之のプロフィール情報

監修者の紹介
大間武

大間武

1970年2月26日に生まれ。飲食業を含むさまざまな業種の財務経理や株式公開予定企業の経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合の運営管理を経験。そして、2002年にファイナンシャル・プランナーとして独立。2005年には株式会社くらしと家計のサポートセンターとNPO法人マネー・スプラウトを設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えをベースに、家計相談、会計コンサルティング、監査関連業務、講師・講演、執筆など、家計や会計、監査の3つの領域を活用した幅広い活動を行っている。


大間武のプロフィール情報

監修者の紹介
鳥谷威

鳥谷威

福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。

鳥谷威のプロフィール情報

監修者の紹介
辻本 剛士

辻本 剛士

1984年8月3日生まれ。大学卒業後、医薬品・医療機器会社に就職し、在職中にFP1級、CFP、宅地建物取引士に独学で合格。会社を退職後、未経験から神戸で数少ない独立型FPとして起業。現在は相談業務、執筆業務を中心に活動している。

 

辻本 剛士のプロフィール情報

執筆者

記事の執筆者

ライター・編集者Rさん
お金に関するトラブルを抱えると、精神的にやられて苦しくなってしまうことも多いです。そんなお金周りで悩んでいる方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。

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