破局

もし自分の旦那が数百万円の借金を隠していたら、あなたはどうしますか?おそらく「離婚」の二文字がよぎる方も多いでしょう。

旦那さんの借金が発覚し、離婚に至る夫婦は少なくないですよね。

この記事では旦那さんの借金を調べる方法から、離婚以外の解決策・金額別の対処法などを詳しく解説していきます。借金経験者のリアルな生活を知ることができるブログも紹介しますので、後悔しないためにもぜひご一読ください。

旦那が借金をしたら婚はできる?

シルエット

旦那さんの借金を理由に離婚できるかどうかは、離婚方法により異なります

まずは、離婚成立までの難易度が低いと考えられるものから順に方法をご紹介しましょう。

 

離婚方法1

協議離婚

夫婦で話し合い、双方が離婚に同意して婚姻関係を解消する離婚方法です。日本ではほとんどの夫婦が、協議離婚によって離婚しています。

第三者の介入がなく本人同士の話し合いで離婚することができるため、難易度も低く比較的簡単な方法だと言えるでしょう。お互いが納得すれば離婚が成立するため、特別な離婚理由も不要です。

WARNING
協議による離婚方法のため、旦那さんの借金が原因で離婚をしたくても、相手が応じなければ離婚は成立は難しいでしょう。

 

離婚方法2

調停離婚

旦那さんが離婚に合意せず、協議離婚では離婚が成立しない場合、基本的には次の段階である調停離婚へと進みます。調停離婚では、調停委員を交えて離婚が妥当か話し合いを経て離婚が協議されます。

調停委員とは?
弁護士、医師、公認会計士、建築士などの専門家や、地域に密着して幅広い活動を行ってきた人の中から選ばれた人物で、中立的な立場から離婚すべきかどうかの判断、離婚以外の解決策がないか妥協点の提案などを行います。

調停委員との話し合いでも双方の合意が得られなければ、離婚は成立できないようです。

 

離婚方法3

裁判離婚

協議離婚・調停離婚でも離婚成立に至らなければ、裁判離婚へ進みます。裁判離婚では、離婚が妥当であることを裁判官に証明しなければなりません。

単に借金があるというだけでは離婚が認められないケースが多く、難易度の高い離婚方法だと言えるでしょう。

借金に加え以下のような婚姻関係の継続が難しいような事情があれば、借金の事実も考慮され離婚が認められる可能性もあります。

例えば
    • 借金したお金を不倫相手に貢いでいる
    • 生活費をギャンブルにつぎ込んでいるため、家族が困窮している
    • 何度話し合いをしても借金を止めようとせず、日常生活を送るのが難しい

ただし、上記のような事情があったとしても必ず離婚が認められるとは限りません。

離婚裁判では、夫婦関係の破綻を証明できなければ離婚成立は難しいため、弁護士に相談しながら準備を進めることをおすすめします。

旦那の金を調べる方法とは

男女

自分の旦那が借金をしているかどうかは旦那さんの個人情報に該当するため、たとえ探偵に依頼しても調査することは難しいでしょう。どうしても借金の有無を調べたい場合は、以下のような方法があります。

しかしどの方法も旦那さんの協力がなければ難しいため、借金の疑いがある場合は話し合いの場を設けた方が良いでしょう。

 

方法1

旦那の信用情報を確認する

借金をすると信用情報機関に履歴が残るため、旦那さんの信用情報を確認すれば借入件数や金額・延滞情報などを知ることができます。日本の信用情報機関には以下の3つがあります。

信用情報機関 主な登録内容
CIC(株式会社シー・アイ・シー) クレジットカードの利用歴など
JICC(日本信用情報機関) 消費者金融との取引履歴など
KSC(全国銀行個人信用情報センター) 銀行や信用金庫との取引履歴など

各機関への情報開示請求はホームページや窓口から行うことができますが、本人の同意が必要となるため、旦那さんに隠したままチェックすることはかなり難しいと言えます。

 

方法2

ATMの利用明細票をチェックする

旦那さんが消費者金融から借金をしていた場合は、借入や借金返済時にATMを利用することが考えられますよね。

ATMの利用明細票には、利用している消費者金融や借入残高・借入日・完済日などが記載されているため、旦那さんの借金状況を把握することができるかもしれません。

ATMの利用明細票は財布やズボンのポケットに仕舞い込んだままにする人も多く、旦那さんの財布やズボンなどをチェックしてみるのも一つの手と言えるでしょう。

WARNING
旦那さんに黙って財布やズボンのポケットなどを調べたことがきっかけで、喧嘩に発展してしまうかもしれません。借金の疑いがあるなら、面と向かって正直に話してほしいと伝えた方が良い場合もあります。

 

方法3

消費者金融の会員登録がないかチェックする

消費者金融から借金をすると、ホームページの会員専用ページからログインして借金状況を確認できるようになるようです。

ただし、ログインには会員番号やパスワードなどの情報が必要なため、旦那さんに無断で調べることは困難だと言えるでしょう。

旦那に借金があっても婦でやり直すためには

夫婦

旦那さんの借金が発覚しても「できれば夫婦で乗り越えたい」「解決して1からやり直したい」と離婚しない道を選ぶ人も多いのではないでしょうか。

ここからは、旦那さんに借金があっても夫婦でもう一度やり直すための3つの方法をご紹介します。

 

方法1

高額な利息が発生していることを理解してもらう

カードローンなど手軽に借り入れができる環境に慣れていると、高額な利息を払っている認識が薄れてしまう可能性があります。利息制限法では、以下のように上限金利が定められています。

    • 10万円未満…年20%
    • 10万円~100万円…年18%
    • 100万円以上…年15%

まずはこれだけの高額な利息が発生していることを見せ、無駄なお金を払っていることを理解してもらいましょう。

例えば
200万円の借り入れをしていたとすると、年利は15%となるため利息だけで30万円もの金額になります。

 

方法2

借金返済のための計画表を作成する

夫婦で借金返済のための計画表を作成するのも、効果的かもしれません。借金の総額や借入先を整理し、いつまでにいくら返済するのかを明確にすることで、返済に対するモチベーションも保ちやすくなると考えられます。

また、ひと月あたりの収入から返済額を確保するために、どのようなやり繰りが必要かを話し合うことも大切ではないでしょうか。

CHECK
旦那さんのクレジットカードやキャッシングカードは妻が管理し、自由に使える金額を現金で渡すなど対策を打つのも良いでしょう。
方法3

債務整理を検討する

どうしても返済が難しい場合は、債務整理を検討する方法もあります。

債務整理とは?
借金の減額や支払期間の延長などによって、借金返済の負担を軽減する手続きのことです。

債務整理には、主に以下の3つの方法があります。

任意整理 債権者との交渉によって返済総額や月々の返済額を減らしたり、分割回数を増やしたりして、返済の負担を軽減すること
自己破産 破産法に基づき資産と負債を整理することで、残りの負債をゼロにする法的手続き
個人再生 債権者との交渉によって負債を大幅に減額し、3~5年かけて分割返済を行う法的手続き

なお、債務整理をする過程では、利息を払い過ぎていたことが発覚することがあります。この払い過ぎた利息を「過払い金」といい、貸金業者に返還請求をすれば戻ってくる可能性もあります。

借金の総額や収入によっては返済が困難な場合もあるため、債務整理をすることもぜひ検討してみると良いでしょう。

100万?200万?1,000万?額別・旦那の借金の対処法

紙幣

借金返済の見通しが立たずに債務整理を検討する場合は、旦那さんの借金総額や収入などに応じて適した方法が異なります。

ここでは借入金額別で考え、それぞれに適した債務整理の方法をご紹介しましょう。

99万円以下の場合

まだ借金がそれほど大きく膨らんでいない場合は、任意整理がおすすめです。

任意整理では、月々の返済額を減らしたり分割回数を増やしたりすることで、返済負担を軽減できるケースが多くなっています。

100万円~299万円の場合

一般的に100万円~299万円の借金でも、多くの人が任意整理を選択するようです。

CHECK
自己破産や個人再生を選択することも可能ですが、自己破産の場合は収入が少なく毎月の返済が困難な場合に検討する方法のため、299万円以下の借金ではほとんど利用されないようです。

また、大幅な減額を求める場合には個人再生が有効ですが、個人再生は債務整理の中でも費用が高い手続きのため、費用を考慮すると299万円以下の借金では効果的とは言えないでしょう。

300万円~499万円の場合

300万円~499万円の借金となると、任意整理以外の債務整理を検討しても良いでしょう。

書類

安定した収入がある人や夫婦で共働きの人は、任意整理によって月々の返済額を減らすだけで完済できるケースも多いはずです。

収入や家賃などの支出によって数万円単位での返済が厳しい場合は、自己破産を視野に入れても良いかもしれません。また「任意整理は厳しいけど自己破産は抵抗がある」と悩んでいる人は、手続きの費用はかかりますが、個人再生という選択肢もあります。

それぞれの事情に合った最適な方法を選ぶことが大切だと言えるでしょう。

500万円~699万円の場合

500万円~699万円程度の借金にまで借金が膨らんでくると、返済が厳しくなる人も増えてくるのではないでしょうか。

WARNING
この段階では、任意整理をしても月々の返済額が10万円を超えるケースが多いため、安定した収入がなければ任意整理も厳しいかもしれません。

家賃の支払いや生活費によっては自己破産を検討するケースもありますが、自己破産によって財産を失うのを避けたいという理由から、個人再生を選択する人も増えているようです。

700万円以上の場合

借金が700万円以上になると、任意整理ではひと月あたりの返済額が15万円程度になるため、よほど収入が安定していなければ返済が難しいでしょう。

CHECK
借金を作った時よりも収入が減っていて支払いができなくなった場合は、自己破産によって借金をゼロにした方が良いケースもあります。

ただし、現在の収入によっては個人再生で解決できる可能性も高いため、借金が高額になったからと言ってすぐに自己破産を決意するのではなく、経験の豊富な専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

 

後悔しないために経験者から学ぶ!那の借金ブログ3選

パソコン

次に、実際に旦那さんの借金返済を支えていた人たちの生活を知ることができる"ブログ"をご紹介します。

ブログ1

夫からの告白~借金1000万円~

夫からの告白~借金1000万円~

1つ目のブログは「夫からの告白~借金1,000万円~」です。

ブログを運営しているのは、結婚6年目の2児の母・ゆうさん。夫から1,100万円の借金を告白されたゆうさんは、債務整理を決意し、弁護士の力を借りながら借金完済に向けて生活をしているようです。

ブログでは、債務整理の手続きや夫婦関係についてのリアルな生活が綴られています。弁護士とのやり取りについても書かれているため、1,000万円近い多額の借金のある人は参考になる部分も多いでしょう。

出典:https://ameblo.jp/lifeisbeautiful20/

ブログ2

借金嫁バレからの資産形成術~借金返済哀歌より~

借金嫁バレからの資産形成術~借金返済哀歌より~

2つ目のブログは「借金嫁バレからの資産形成術~借金返済哀歌より~」です。書き手であるたけしさんは、妻と2人暮らしのサラリーマン。

たけしさんには妻には言えない200万円の借金があり、FXで得た利益を充てて完済を目指していたそう。しかし、失敗して500万円にまで膨れ上がったため、妻に打ち明けて貯金と家計から立て替えてもらったようです。

ブログでは、借金のカミングアウトや完済後の心境など、当事者にしか分からないさまざまな胸の内が綴られています。

出典:https://blogmura.com/profiles/10940376

ブログ3

妻に内緒の700万返済日記

妻に内緒の700万返済日記

3つ目にご紹介するブログは「妻に内緒の700万返済日記」です。

ギャンブルで700万円もの借金を作ってしまったスライムさんは、自力での返済が難しいと判断し、弁護士に依頼をして任意整理の手続きを行いました。ブログには、ギャンブルとも縁を切りアルバイトで収入を得る様子や、任意整理をした経緯などが綴られています。

ギャンブルによる借金は、心当たりのある人も多いのではないでしょうか。多額の借金を作ったその後が生々しく描かれているため、借金を作る怖さが伝わってくるはずです。

出典:https://damedamepapa51.blog.fc2.com/

旦那の借金でンチになったら弁護士への相談がおすすめ

可能

旦那さんの借金が発覚して夫婦だけでは解決できなくなった場合には、弁護士への相談がおすすめです。

弁護士に相談するメリットには、次のようなものがあります。

 

メリット1

的確な債務整理のアドバイス

自分たちだけでは、どの債務整理を選択すれば良いか分からない人も多いはずです。選択を誤れば、債務整理をしても返済負担の軽減につながらない可能性もあるでしょう。

弁護士に依頼すれば、借金額や収入・生活費などを考慮して、どの債務整理で手続きを進めるべきか的確なアドバイスをもらうことができるでしょう。

 

メリット2

支払いの催促が止まる

弁護士に依頼をすると、弁護士から債権者に受任通知が送付されます。

受任通知とは?
弁護士が正式に代理人になったことを知らせる通知です。

受任通知には法的効力があるため、通知を受け取った債権者はそれ以降催促の連絡をすることはできません。よって支払いの連絡が止み、精神的なストレスも大幅に軽減するはずです。

 

メリット3

書類準備や作成の代行

債務整理の手続きには、書類の準備や作成などの作業も必要となります。弁護士に依頼すると必要書類の準備や作成を代行してもらえるため、基本的に作業の手間がかかりません

WARNING
法律の専門知識や債務整理の経験が不十分な場合、自力でこれらの作業を進めるのは容易ではないでしょう。

 

メリット4

裁判所とのやりとりを代行してもらえる

個人再生・自己破産の手続きは、裁判所を介して進められます。そのため、裁判所に出向いたり裁判官と面談をしたりと、任意整理に比べて裁判所とのやり取りも多くなることが予想されます。

しかし弁護士に依頼すれば裁判官との面談にも同席してもらえるため、安心して手続きを進められるでしょう。

CHECK
法律の知識がなければ、自分たちだけですべてこなすのは難しいかもしれません。基本的に弁護士に依頼すればほとんどのやり取りを代行してもらうことが可能です。

まとめ

今回は旦那さんに借金がある場合について、調べ方や夫婦でやり直すための方法、金額別の債務整理について解説しました。

借金が発覚したからと言って、すぐに離婚できるとは限りません。双方の合意が得られず離婚に至らないケースや、夫婦で乗り越える決心をしたケースなど、借金問題との向き合い方は夫婦によって異なると言えます。

今回ご紹介したように、夫婦だけでは解決できない場合は弁護士に相談するのも良いでしょう。通常は相談料が必要ですが、無料相談を行っている弁護士事務所もあります。

借金が膨らんで手遅れにならないよう、早めに相談するのがおすすめです。
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