
借金を繰り返す人は、借金に対する抵抗が薄れ、借金依存症に陥ってしまう恐れがあります。
借金依存症はれっきとした病気で、自分だけで解決することは決して簡単ではありません。
しかし「自分は借金依存症なのだろうか」「借金依存症になったらどんな治療が受けられるのだろう」と、不安に思う人も多いでしょう。
そこでこの記事では、借金を繰り返す人の特徴や自助グループなどの相談先、病院で受けられる治療などを解説します。
借金依存症の方だけでなく、パチンコ・ジャグラー依存症などの特徴も、あわせてご紹介していきます。
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借金依存症になりやすいかも?借金を繰り返す人の特徴
借金を繰り返す人の中には、意外と自分では、その兆候に気が付いていない人もいるかもしれません。
しかし、自分が借金を繰り返しやすいことに気が付けば、借金依存症に陥る前に対処することができるはずです。
そこで、まずは借金を繰り返す人の6つの特徴について、ご紹介します。
① 日常的にストレスを抱えている
借金を繰り返す人は、日頃から仕事や家庭、人間関係などにストレスを抱えている傾向にあります。
ストレス発散のために買い物やギャンブルにお金を使い、いつの間にか借金を重ねてしまうのです。
「今回だけ」と軽い気持ちで作った借金でも、手元にお金がある安心感から次第に借金をしないと、気持ちが落ち着かなくなり、借金を繰り返してしまう可能性が高まります。
② 収入が大きく減った
失業などにより、急に収入が大きく減った人も、注意が必要です。
収入が減ると、節約をしてこれまでの生活レベルを下げる必要があります。ところが、食費や娯楽費など自由に使えていたお金を節約し、生活レベルを下げることは容易ではありません。
よって、安定した収入があった頃の生活を忘れられずに、借金を繰り返してしまうリスクがあります。
③ 浪費癖がある
貯金や収入に見合わない高額な買い物をしてしまうなど、浪費癖がある人も借金を繰り返す可能性があります。
「欲しい」と思ったらどうしても入手したくなる人は、計画的な買い物ができず、借金にも手を出してしまいやすいと言えるでしょう。
自分自身の収入や必要な生活費を管理できずに、つい買い物で浪費してしまう人は、要注意です。
④ 衝動買いをしてしまう
つい衝動買いをしてしまう人は、自分の欲求を満たすために借金をしてしまう可能性があります。
初めは躊躇していた借金も、何度も繰り返すうちに慣れてしまい、欲しいものを手に入れるためなら平気で借金をしてしまう危険性があります。
⑤ 見栄を張ってしまう
見栄を張る性格の持ち主も、一歩間違えると借金依存症に陥ってしまうかもしれません。
ブランド物のバッグや洋服を身に着けたり、高級な店で食事をしたりすると、周囲からも一目置かれるようになるでしょう。
その優越感に浸るためにお金遣いがエスカレートし、借金依存症につながる可能性があります。
⑥ お金がないことに対して危機感がない
生活費が足りなくなっても危機感を抱かない人は「お金がなくても借りれば良い」と金銭感覚が麻痺し、借金を重ねてしまう恐れがあります。
借金に陥りやすい、パチンコ・ジャグラー依存症の特徴
パチンコやジャグラーなどのギャンブルも、以下のように日常生活に支障をきたす状態にまでなると、ギャンブル依存症に陥っている可能性があります。
-
- パチンコやジャグラーのために借金をしている。
- ギャンブルに関して嘘をついてしまう。
- ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り戻そうとする。
- ギャンブルをしないと落ち着かない。
ギャンブル依存症になると、ギャンブルのために借金を繰り返してしまい、結果的に借金依存症にも陥ってしまうかもしれません。
また、ギャンブル依存症は病気であるため、ギャンブル依存症を患った場合は、病院の精神科で治療を受ける必要があります。
※参考:https://www.ncasa-japan.jp/understand/gambling/about
チェック方法1:DSM5
まずご紹介するのは「DSM5」と呼ばれる、依存症チェック方法です。
全9項目のうち5項目以上に該当すると、ギャンブル依存症の可能性が高いと考えられています。
-
- 興奮を得るためにギャンブルの掛け金を増やす。
- ギャンブルを止めると落ち着かなくなったりイライラしたりする。
- ギャンブルを止めようとしたが、止められなかった。
- ギャンブルのことばかり考えてしまう。
- 不安な気持ちや無気力状態の時にギャンブルをすることが多い。
- ギャンブルで負けると、後日ギャンブルで取り戻そうとする。
- ギャンブルにハマっていることを隠すために嘘をついている。
- ギャンブルが原因で人間関係、仕事、教育などに支障をきたしたことがある。
- ギャンブルが原因で経済的に困窮し、周囲に借金を頼んでいる。
※参考:https://gracelord.jp/publics/index/18/
チェック方法2:Lost
次にご紹介するのは、Lostと呼ばれる依存症チェック方法です。
全4つの項目のうち2項目以上に該当すると、ギャンブル依存症の可能性が高いと考えられています。
-
- Limitless…ギャンブルをする際に、予算や時間に制限を設けていないこと。
- Once Again…ギャンブルで得た利益を次回のギャンブルに使ってしまうこと。
- Secret…ギャンブルをしたことを周囲の人に隠していること。
- Take Money Back…ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り返そうとすること。
※参考:https://scga.jp/?news=press-181122
借金をする人に嘘つきが多いのは本当?
借金をする人には嘘つきが多い、と言われることがあります。
必ずしも、嘘をついている人が借金をしているとは言えないものの、嘘をつきやすい傾向にあるようです。
家族に対して嘘をつく場合
特に多いのが、最も身近な存在である家族に対して嘘をつくケースでしょう。
借金をしていることが家族に知られて怒られるのも避けるために、嘘をついてしまう傾向があります。
嘘を繰り返すうちに、本当のことを言い出せなくなってしまう恐れもあります。
友人に対して嘘をつく場合
借金依存症の方の中には、友人に嘘をついて、お金を借りるケースもあります。
嘘をつくことが癖になっている人は「どうしても生活費が少し足りない」「必ず来月には返す」などと言って、友人の善意を利用することもあります。
仲の良い間柄であるほど相手も断りづらく、お金を貸してもらえるケースもあるかもしれません。
しかし、嘘をつき続けて借金をしているといずれ友情関係にもヒビが入り、友人を失ってしまうリスクがあります。
自分に対して嘘をつく場合
自分自身に嘘をつくケースも、考えられます。
本来は必要のない借金にも関わらず「これは自分のために必要だから借金をすることに意味がある」と自分に言い聞かせ、借金を正当化してしまうのです。
自分に対して嘘をつく場合は、自分に甘く都合の良い解釈をしてしまいやすいのも大きな特徴です。
家族が借金依存症だと思ったら?あなたにできる3つのこと
ここまで、借金依存症になりやすい人の特徴や、借金依存症につながるかもしれないギャンブル依存症のチェックリストなどをご紹介しました。
では、客観的に見て「家族が借金依存症の可能性があるかもしれない」と感じた時、あなたにできることは何でしょうか?
ここでは、借金依存症の家族に対してできる3つのことをご紹介します。
① お金を貸すのを止める
借金依存症の疑いのある家族から、お金を貸してほしいと頼まれたり、既に何度も貸していたりする場合は、これ以上お金を貸すことを止めることが大切です。
家族からの頼みとなると断りづらく、つい何度もお金を貸してしまう人もいるでしょう。
また、家族間での貸し借りでは借用書を作成していないケースも多く、トラブルの原因にもなりかねません。
② 日本自粛制度の貸付自粛制度を利用する
日本貸金業協会の貸付自粛制度を利用するのも、一つの手です。
貸金業者に借り入れを申し込むと、貸金業者は信用情報機関の情報を照会します。
信用情報機関に貸付を自粛する旨を登録しておくことで、安易に借り入れができない環境を作ることができるのです。
貸付自粛制度を利用したからと言って、必ずしも貸付の自粛が保証される訳ではないため、ご注意ください。
※参考:https://www.j-fsa.or.jp/personal/trouble/way/
③ 医療機関やカウンセリングを提案する
借金依存症を治すためには、依存症が病気であることを自覚し、きちんと専門的な治療を受けることが大切です。
借金を繰り返す本人は、依存症に陥っていることに気付いていない可能性もあります。
家族の忠告に対して、素直に耳を傾けるのが難しいケースもあるかもしれません。
自助グループだけじゃない!借金依存症の相談先3選
ここからは、借金依存症の相談先を3つご紹介しましょう。
fa-hospital-o医療機関の精神科
上記でも解説したように、借金依存症は病気のひとつであるため適切な治療を受ける必要があります。
そこで、その第一歩として、精神科のカウンセリングがおすすめです。
医師に相談することで、個々に合った治療方針や日常生活におけるアドバイスをもらうことができるでしょう。
fa-group自助グループ
全国各地にある自助グループに参加し、同じ悩みを持つ仲間に相談することも可能です。
自助グループには、借金依存症のほかにも、ギャンブル依存症や買い物依存症など、さまざまな依存症に苦しむ人たちを対象にしたものがあります。
fa-building-o各自治体の精神保健福祉センターなど
各都道府県にある精神保健福祉センターや保健所などでも、借金依存症に関する相談をすることができます。
本人の参加が必要な医療機関・自助グループと異なり、精神保健福祉センターや保健所は、家族が主体となって相談することも可能です。
医師や看護師、臨床心理士などと連携を取りながら、本人の借金依存症に向き合うことができるでしょう。
借金依存症の診断が出たあとに病院で受けられる治療とは
借金依存症だと分かったら、具体的にどのような治療が行われるのか気になる人も多いはずです。
ここからは、医療機関でよく行われている治療法についてご紹介します。
認知行動療法
依存症の治療としてよく用いられるのが、認知行動療法です。
認知行動療法では、何度も借金を繰り返してしまう理由は、借金をすることが自分自身に良い結果をもたらすと学ぶからだと考えます。
認知行動療法では、借金をすることに対する考え方や行動の捉え方を学びます。しかし、長年にわたって無意識のうちに習慣化した考え方を変えることは、容易ではないでしょう。
したがって、一定のプログラムが終了した後も、認知行動療法で学んだスキルを継続して使い続けることが大切です。
マインドフルネスなど
認知行動療法のほかにも、借金依存症の治療ではマインドフルネスやソーシャルスキルトレーニングなど、さまざまな心理療法が用いられています。
医師と相談しながら、自分に合った治療法を見つけていきましょう。
※参考:https://www.ncasa-japan.jp/you-do/treatment-method/psychotherapy
借金依存症になる前に弁護士への相談がおすすめ
何度も借金を重ねていくと、借金総額が大きく膨れる上に借金依存症に陥るリスクもあります。
そこで、借金問題を抱えた時には弁護士への相談がおすすめです。
弁護士に相談すると、以下のようなメリットがあります。
・債権者からの返済催促の連絡を止めることができる。
・必要な書類を漏れなく教えてもらえる。
・複雑な手続きや作業を代行してもらえる。
・書類の準備や作成を代行してもらえる。
弁護士への相談と聞くと、費用について不安を感じる人もいるかもしれませんが、無料相談を行っている弁護士事務所もあります。
借金を繰り返して借金依存症になってしまう前に、まずは借金問題の現状を相談してみましょう。
借金問題におすすめの弁護士・司法書士事務所
借金問題を解決してもらうのに、当サイトが特におすすめする弁護士・司法書士事務所は、次の3社です。
それぞれの事務所の特徴や費用、おすすめする理由についてはここから詳しく紹介していきます。
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借金依存症と借金問題に関するよくある質問
具体的には、隠れて借金を繰り返したり、お金を工面するために手段を択ばなくなるなど…症状は様々です。
もし借金の返済に苦しんでいるのであれば、一度弁護士に相談して借入の状況などを整理するのをおすすめします。
出典:厚生労働省「依存症についてもっと知りたい方へ」
これ以上借金が膨らまないような環境作りは大切でしょう。ただし、適切な治療を受けるためにも医療機関に指示を仰ぐのが一番です。
まとめ
今回は、借金依存症について解説しました。
借金依存症は病気のため、家族の説得だけでの解決が難しいケースもあります。借金を繰り返してしまう場合は、借金依存症に陥っている可能性があります。
よって、医療機関で治療を受けたり、自助グループに参加して心理療法のプログラムを受けたりと、適切な対策を取ることが大切です。
また、借金を抱えている場合は、借金依存症に陥る前に弁護士に相談し、早期解決を目指すのも良いでしょう。